読書メーター KADOKAWA Group

人形式モナリザ Shape of Things Human: Shape of Things Human (講談社文庫 も 28-15)

感想・レビュー
1099

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
かが
新着
「言葉だけのことなの。全部そうなんです。言葉で理由をつけて、どんなふうにでも変えてしまえるの。言葉こそが、悪魔であり、神であり、私たちの罪でもある。でも、そこにしか、真理はないのよ」 Vシリーズ第2巻。
0255文字
ゆず塩
新着
ネタバレVシリーズ第2段ということで選択。まず黒猫のとき紫子はあの探偵をすきだったのに、今度はこの探偵を好きになってる。それ違う人だよね。誰でもいいの?話が入ってこなくなる。紅子にも魅力がなく浮気元旦那もよく分からない。今回の探偵も紅子を意識してる?前の探偵もそうだったね。違う人なのに思考が一緒?事件もそんな謎な感じしないし、警察の仕事だし、読まなければ話が分からないのはそうだけど脱落…
0255文字
タイキック
新着
「そうか、大人になってもやっぱり、誰かが誰かを泣かしているんだ、と彼は思った」 人形についての哲学的な思考が読んでいて、とても興味深かった。事件の真相自体はシンプルかな、と思いきや最後に爆弾をぶち込んできた。 だんだんキャラ同士の関係性が見えてきて面白い。 大人たちがだいぶ複雑な関係になってるなか、二人でわちゃわちゃしてる練無くんとしこちゃんの存在が癒やしだ。
0255文字
強く優しく美しいぼく
新着
ネタバレ瀬在丸紅子が主人公なって事件を追う様が描かれた。人形とは何を示すのか、を常に考えながら読まされた。前シリーズよりもかけ合いのコメディ感が強くて、紫子と練無は読んでいて楽しいキャラクターだと感じた。保呂草は主人公なのだと思っていたが、ほとんど描写がなく、未だ正体が掴めない。お宝集めが趣味か?
0255文字
ユヅル
新着
ネタバレ本物の保呂草が全然まともじゃなくてびっくりしてしまいました。保呂草と紅子と林と七夏の関係がややこしすぎるしちょっと理解できないですね…どうなってしまうんでしょうか。ラストの「お義母様」という台詞が怖かったです。
0255文字
えざき
新着
事件の方は家系図が複雑だけど楽しく読みました。S&Mシリーズもそうだったけど、いまいち登場人物が好きになれなくてちょっと読むのが辛い。特に林お前なんなの????????(思わず呼び捨て)の気持ちで読んでいた。間に入る哲学的な話を読むのが好きなだけに悲しい。 紫子ちゃんは男の趣味が良くないな……と1作目から感じている。
0255文字
Vulpes
新着
いくつものストーリーが並行して進んでいるようで面白い モナリザを探すのか犯人を見つけるのか、はたまたキャラクターの人物像を追うのか 森博嗣さんのシリーズものは今後にキャラクターの奥行きが期待できるので安心感があって相変わらず面白い
0255文字
沙織
新着
乙女文楽の舞台公演中、殺人と殺人未遂が発生。居合わせた紅子、保呂草、紫子、練無。犯人は何故舞台上で犯行に及んだのか?2年前に殺された青年との関係は?乙女文楽が新鮮。人間を人形に見立てて演じる文楽は実際にあるのかな?森先生オリジナル?興味津々。
0255文字
しぃーな
新着
女心が複雑過ぎる。
0255文字
もえぞう
新着
ネタバレ再読です。Vシリーズ第二弾です。この本も会話が良かった場面が何箇所かあり、読んで良かったです。最後の麻里亜の台詞に衝撃が…本当の黒幕はその人なんですね。
0255文字
貘谷雅
新着
ネタバレまさに人形によるモザイクのモナリザがこの話を表してる。一見無秩序に見える事件の諸要素がある視点から見るとひとつの法則に従ってることに気づく。このコペルニクス的転回が森博嗣の醍醐味だ。本作品では明らかに書いてない部分があるが、シリーズ通して見るとこの作品もモナリザになる人形なのだろうか。
0255文字
幸猪
新着
殺人犯の見当に執着すると本書は本筋を大きく見失ってしまう。一つの事に囚われないで俯瞰的な目線になると突然見え方が変わり今まで見えなかったものが見えるようになる。紅子が突拍子も無い行動をとるのがそれに当たると考えられ、その後必ず場面の急展開で一気にトリックが明らかになる。盗難された絵と人形の謎が意味すること。乙女文楽という一種の操り人形劇での人間の存在。悪魔崇拝に操られた精神。一見すると関係性が繋がらないが人形という概念でみると紅子流な解釈が出来そうな気もする。(無謀で難解な想像を働かせるのは必至)
0255文字
こよみ
新着
☆☆☆ ミステリというジャンルがある種読者と作者の勝負形式になっているのだとすれば、森博嗣との勝負は恐らく自分の全敗になっているだろうか。。いや、しかし、彼のミステリはバリュエーション豊富で面白い。前作までのゴール地点が本作ではデコイとして設計されていて、自分としては恐らくデコイということは分かりつつとりあえず謎を解き第二波の予想する、という過程で挑んだわけだけどこれまた見事に予想をひっくり返された。やっぱり予想の斜め上に着地するっていうんかなぁ。
0255文字
クリスティ
新着
Vシリーズは意外すぎる真実が多すぎてびっくりする 4人の関係性がどうなっていくのか非常に興味深い
0255文字
kurumu
新着
Vシリーズ2作目。難解、でも面白かった。好き!個人的には、森博嗣さんの小説を読むと人や社会について、そして自分について何か大きい枠の外から見つめられる機会を貰います。犯人の動機や犯行に至るまでの思考は正直難しく、分かりそうで分からない感じを彷徨いました。この小説について全てを理解出来ていないけれど、宗教とは、人形とは、というお話の部分を含めてとても面白かったです。 「私は、私の形をしたロケットに乗っている」
0255文字
あくびさん
新着
それぞれのキャラに慣れてきました。
0255文字
KAKAPO
新着
8年ぐらいぶりの再読になった『人形式モナリザ』は、森博嗣先生の他の作品と同じように、読むたびに印象が変わる物語だった。それは、登場人物たちがどのような性質なのか、この話の最大の仕掛けは何か、ということにとどまらない。今思うと、S&Mシリーズのキャラクターたちは、紹介も描写も丁寧だったこともあり分かりやすかったが、このVシリーズの役者たちは、様々な表情を見せ掴みにくい、だが、それぞれの役割は、自立していてダブリがないところが流石だ。そして主役の紅子さん;は、不安定さと底知れない洞察力を併せ持つ神秘そのもの。
0255文字
みなみ
新着
Vシリーズの二作目。ミステリー独特のドロドロさや陰鬱とした雰囲気は薄めなので、パズルを解いているように楽しく読了。紅子が場面ごとに性格の違いを見せ付けてくるので、振り回されつつも引き寄せられる他の登場人物たちの気持ちがよく分かる。犯人が誰かよりも、なぜ、どうやって犯行に及んだのが難しい。
0255文字
とさ
新着
ネタバレやっぱりSMに比べると恋愛が生々しいな! でも人の狂い方の表現とかは森先生の統一感を感じた 最後のお義母さんだけわからなかったけど…
0255文字
ゆうママ
新着
ネタバレ読メ登録700冊目!やったあ!\(^_^)/ そしてVシリーズ2作目。人名やキャラにようやく慣れた。今回、メンバーの絡み具合が、結構濃い!1&2作目の保呂草さん、頭の中でフワリと交ざってしまうが、1作目の厭な違和感、2作目の謎めいた魅力を感じる設定は、さすがだ! そして、森博嗣さんの作品はいつもの如く、事件の推理だけでは終わらないところが面白い。人を動かす意識とは何か。「人形」とは。人とは。そんな闇のような思考の中で、わかったような、わからないような、魅力。次作の紅子、七夏、林、保呂草らの絡みが楽しみだ!
宵待草

ゆうママさん こんばんは!🌃 読書メーター登録700冊の達成、おめでとうございます!💐 此れからも、良書との素敵な出逢いが在ります様に!💫 何時も、有り難うございます!🙋 宵待草

10/31 19:47
ゆうママ

宵待草さん、ありがとうございます!読メに2023から、読んだ本の記録をするために登録したのですが、様々な読み友さんとの感想等の会話が嬉しく、いつの間にか、日頃読まない作家さんの本も読むようになり、気づいたら700冊になっていました!コロナ禍当初から読メに登録していたら、さぞや励みなっていただろうなと思います。これからもよろしくお願いいたします!

10/31 20:00
0255文字
アリス
新着
2作目も無事面白く読了。 紅子と保呂草の関係が今後どうなっていくのか気になる👀 大人な2人は事件に慣れすぎてる……
0255文字
mm
新着
ネタバレVシリーズ第2弾。 前回が衝撃のラストだったので、また新しい気持ちで読みました。独特なキャラクター達にまだ慣れていないせいか、どれが誰の台詞かすらやや迷いながら読み進めていた私ですが、夜のお散歩あたりからもう、 え、え、え、とページが止まらず。 確認しに戻りたいけど進みたい…!そんな感覚でぐんぐん進み、読み終えてしまいました。 やー騙された騙された。 まだいろいろ掴めていないものの、こんな感じか、がわかってきたような気がします。
0255文字
kametomo3
新着
ネタバレ紅子さんのキャラについて行けなくて途中で暫く放置していましたが、後半からとても面白くて一気に読みました。 いろいろ騙されました。メインの事件だけじゃないんですね。 次作も読んでみます。
0255文字
アタル
新着
Vシリーズ2作目。 保呂草の正体は?なんで盗みまで働いてモナリザの謎を解こうとしていたのか?本筋とは少し離れた側道に疑問が残って少しモヤモヤしている…
0255文字
sak
新着
Vシリーズ二作目。 ここから初読。 紅子と林と七夏のピリピリした関係ソワソワ😖 普通に考えると林悪い男やな〜ってなるんだけど、なんか事情がありそうで、悪いとも言い切れない。 そしてラストらへんの、保呂草と紅子の関係もソワソワしたー😆 なんか保呂草のキャラがふわふわしてんな〜って思ってたら、爆弾放り込まれた気分。 ぐっと続きが気になってきた😆
0255文字
aaboo
新着
前作の保呂草と今回の保呂草はキャラが被っている様に感じた。
0255文字
ヒコ
新着
健全な人間などいない。みんなどこか壊れている。未熟なのではなく、壊れている。壊れたときには壊れているので壊れたことを落胆したり後悔したりはしない。おどけて見せても冷めていて、乾いていて、ヒリヒリしている。それが全体としてなんとも心地よい。森さんらしいなあ。★★★(三つ)
0255文字
ふたば
新着
ネタバレ解決を求めてないから解決を求めて読む読者からしたら紅子さんとか保呂草さんとか行動が不可解に感じるんですね。
0255文字
柚子子
新着
ネタバレれんちゃん可愛いねっ♡れんちゃんバイト頑張っててえらいねっ♡れんちゃん私ともデートしてっ♡微妙に保呂草も紅子さんもしこちゃんも好きになれず、れんちゃんだけが私の心のオアシスです。はやくみんなのこと好きになりたいよ……。ていうか保呂草(真)にもそういうアレがあるんだ!?こんなに信用できない語り手でシリーズをやっていくのすごいよ。
0255文字
エルデのおっ
新着
忙し過ぎて本を読む時間が作れず読了まで1ヶ月近くかかってしまった。森博嗣の中で、瀬在丸紅子は人間性を持った真賀田四季なのだろうか「(前略)つまり、値段を決めるみたいに、交換レートを定めただけなの。良いことか、悪いことか、それさえもまだ人間はわかっていない。ただ、ひとまず、殺人は懲役何年かと交換される、というルール、交換レートが決っているだけです」考え方は四季すぎるけど元夫の不倫相手にヤキモチ妬いて機嫌悪くなったりだいぶ人間味がある。最後の一文はまさに森博嗣だった。ディテールの説明を一切してくれない笑
0255文字
半崎クジラ
新着
紅子さんのキャラがどうしても苦手(僕の母親への幻像がかなりあるけど)なのだが、考えてみればこれ、全部保呂草さんが書いていると思うと面白い。紅子さん好きすぎでしょ。悪魔の存在はやっぱり精神幻想の範疇か〜、と思ったら、最後の最後で姿にも本質にも絡む説明があって幽霊の正体見たい派には非常に嬉しい。前作で見たような仕掛けをまたやってきて、まだまだやる気かよ?!と流石に森先生が恐ろしくなった次第。
0255文字
森章生
新着
失われることは、悪いことではない。削り取られて、そこに形が現れることだってある。最も複雑そうに見える問題を最初に解決すること。言葉で説明すれば、嘘みたいに簡単。宇宙だって膨張している。予想というよりも、認識していた。人から簡単にイメージされるほど、シンプルに出来てない。
0255文字
おしょたま
新着
0255文字
西岡剛
新着
再読。小鳥遊くんと森川くんがバイトしてる民宿に保呂草たち面々が遊びに行く話。1回目同様モナリザはわかったんだけど。
0255文字
megumi♪
新着
ネタバレVシリーズ2作目。古典芸能、都心から離れたところに住む一家。曰くありげな過去の事件。ワクワクする題材ですね。ただ、この小説も時間そのものを楽しむと言うより、紅子を筆頭に個性豊かなキャラのやり取りが中心。林とはなぜ別れたんだ!と思うものの、白黒ハッキリだけが男女の仲ではないとも思う。 トラックにはなるほど思ったものの、相変わらず動機の部分はよく分からず、森先生らしいといといえばらしいです。 紅子の首を絞めた犯人、そして最後の一行は驚きました。
0255文字
こうやん
新着
なんか定番の一族もののドロドロ系を連想させる内容だったけど、面白かった。種明かしでなるほどと思わせるトリックは、見事。手に届きそうだけど、届かないそんなら塩梅なところが良いですね。さて、自作はどんな話だろうか、次行ってみよう!
0255文字
kamechabi
新着
ネタバレVシリーズ2作目。いいテンポだったけど、珍しく犯人は予想がついた。(とはいえ、絵を盗んだ人までは予想できなかったけど) s&mシリーズとどうしても対比してしまうが、人間関係がややこしい。別にカップリングがどうこうとかこだわりないけど、犀川と西之園の関係ってやっぱり凄く良い距離感なんだなって、思いつつ。まだ2作目なので、各々の関係性がこれからどうなっていくのか、非常に楽しみ。
0255文字
はかり
新着
理系作家の森博嗣の作品は『F』も読んだが、いずれも難解だ。今作は登場人物の名前が馴染みのないものばかりが気になり、ストーリーが追い付かない。犯人はすぐに分かるけど、何か見落としている気がする。私はまるで分っていないと思う。
0255文字
さくりや
新着
1番天国に近い読書体験。Vシリーズには夜更かしが似合う。執念を美に昇華したような事件とその動機、モナリザの人形の正体。第6章の保呂草と紅子がゴンドラに乗っているシーンで、私はこのシリーズへの恋に落ちたのだった……。ミステリというより文芸として大好き。脳内宇宙に響くような文章表現だなと思う。くたびれた夜はポエティックになるから、本の感想なんて書くものじゃないな。「誰でも穴が開いている。僕もいい加減、パンクしているんですよ」
0255文字
Musa(ムサ)
新着
再読。今回は人形、特に操り人形がテーマ。事件の犯人は一番あり得そうな人物がそのまま犯人で、しかしその動機は曖昧。保呂草と紅子のやりとりが面白い回でもあります。
0255文字
全1099件中 1-40 件を表示
人形式モナリザ Shape of Things Human: Shape of Things Human (講談社文庫 も 28-15)評価70感想・レビュー1099