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月は幽咽のデバイス (講談社文庫 も 28-16)

感想・レビュー
966

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いちのせ
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再読。今回も女の戦いが極まってて震えます。Vシリーズは全体的に大人たちが全く信用のおけない人間性なので、若者組よすくすく育て……と目頭を押さえたくなる。へっ君が紅子さんを“お母様”呼びしててひっくり返った。そんな小6男子反則的すぎる。
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かが
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「ドアを閉める。車の中は静かだ。煙草の匂いが充満しつつある。紅子はそれが嫌いではない。煙草は、もっと嫌な数々の匂いを忘れさせてくれるからだ」 Vシリーズ第3巻。
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タイキック
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「人を好きになった。とにかく、心残りは、それだけだ。それは、もう肌に刻まれたものと同じ。その蟠りだけが、余熱のように残る」 保呂草さんと紅子さんが二人きりになるシーンを読むたびに、色んな意味でハラハラする。 個人的には素直くんがかなりいい味を出していると思った。S&Mシリーズの金子くんポジションかな。ぜひこれからもそれなりに活躍して欲しい。
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ゆうじぃ
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本著者の作品はいつもいろいろ楽しませてくれる。推理小説でもあるが、登場人物のキャラクターが面白い。
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こよみ
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☆☆ キャラクター達の言葉のキャッチボールが軽妙でエネルギッシュで見応えがある。ミステリもちょっと梯子を外すされるみたいな、予想外の現実的な着地を見せられました。次作も楽しみ。
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幸猪
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おそらく保呂草の泥棒劇からはじまっている。作為的に作られた密室殺人事件。大仕掛けな建築物にコントロールされる当地者たち。これらを強引に解釈するためには、未知なる狼男の存在と小道具(パラボナアンテナ)などでひとまず納得することに至りたい。しかしすべてにおいて個人に都合の良い論理が潜んでいることに気づけるかどうかだ。賢い人ほど姿を見せない。やはり犯人捜しは大事な事を見失う。今後の保呂草の行動(意志)が楽しみだ。
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しぃーな
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時代なんでしょうが、喫煙と飲酒が酷すぎる。
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あくびさん
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紅子さんかなり好きですね
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K
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ネタバレ瀬在丸紅子の人格と言葉遣いの変化が不思議すぎるがそこも魅力的。トリックはS&Mシリーズの第3作を思い出させる。
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kurumu
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ネタバレ会話や思考の表現の世界観や雰囲気がこちらに伝わってきて魅力的で楽しい。特有の詩的表現も好きです⋆⋆ Vはやっぱり小鳥遊練無が好きかな、強くて優しくて可愛らしい。地球儀のスライスの時から好きです🩰 p61「ちょっと高級なお酒が飲みたくなっただけです。⋯貴方はね、私の飲んだお酒のお代を支払う。そのために地球にいるの。それを忘れないでほしい」この辺り、実は相手の肩書きや条件を無視したかなり素敵な言葉なのかもと感じた
kurumu

「どんな状態になろうと、誰も、私を哀れむことはできません」「私が私を哀れまないかぎり」 私の理想の在り方🕊️

01/23 17:21
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KAKAPO
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ネタバレ8年ぐらいぶりの再読になった『月は幽咽のデバイス』は、私にとって、Vシリーズの居心地の悪さが際立つ物語だった。その理由は、登場人物のアイデンティティーが不安定というところであろう。誰かの立場に立ってストーリーを俯瞰したいと思っても、はっきりしないキャラクターに感情移入することは難しい。比較的安定しているのが小鳥遊練無というところが辛いところである。さて、凄惨な殺人事件は、何故起こってしまったのか、そこに常識では考えにくい仕掛けが関わっていた……。また、一方でオオカミ男の噂の真相は何だったのか?奇想天外?
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みなみ
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Vシリーズの三作目。どうして家庭科があるのかという息子の問いに「社会には無駄なこともある、矛盾したこともあるって、気づかせるためだと思うわ」と返す紅子さんがクール。ミステリーとしても面白いものの、段々と紅子や紫子、保呂草、小鳥遊のキャラクターや会話を楽しみに読み進めていた。殺人事件は発生するものの、あくまで記号的で哀悼の気持ちにはならない乾いた雰囲気。
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とさ
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保呂草さんの立場が分かってきた〜 大学生のみなさんはワトソン的なポジションなのかしら? そして恋愛がちゃんと恋愛しててよい。桜鳴六画邸、桑名に聖地巡礼してみたいな〜
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ゆうママ
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ネタバレVシリーズ三作目にして今回ようやく、S&Mシリーズの余韻から、解き放たれ、面白かった!!登場人物たちの持つ側面が沢山あり、魅力的だ!S&Mの、心に少し闇を持った犀川先生とはまた違って、実生活にも闇を抱える保呂草潤平、まだまだ掘り起こされるところが、今後、出てくるんだろうな。今回は小鳥遊練無君のキャラが際だっていたのが、心に残る!!4作目も楽しみ!
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mm
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ネタバレVシリーズ第3弾。 やーやっとキャラクター達を掴めてきました。言葉遣いが独特なのに一致しにくかったのが第3弾にして誰の台詞…?と振り返ることなくすいすい読めました。やー面白かった! うっすら、もしかして…だってそうじゃないと…と思っていたことが明かされながらのハラハラ。シリーズ前の短編かられんちゃんのこの感じが好きだったことを思いだしました。そういえばまたあの人おらんな…と思ってからのひょっこり。どこ行ってたんですか大変なときに、これもお決まりなのかと。こんなのを見つけるのも楽しかったです。
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シヲ
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求めていた森博嗣
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kametomo3
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ネタバレヒントは沢山あるのに全然気が付かなかったです。難しい。 今回は初めて紅子さんとへっくんの会話があって少し和みました。 今までは紅子さんの女の部分ばかりが強烈な印象だったので。 今後の展開が楽しみです。
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ゆう
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自分は常に最善の選択をしたのだから、今よりも幸せにはなれなかったはず。過去のどこを探しても、間違いはなかった。どこへ戻っても、きっと同じ道を選ぶだろう。p.275
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sak
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Vシリーズ三作目。 真相があきらかになっても、多少もやっとするところはあるけど、いつメンが生き生きしていて楽しめました☺️ 保呂草さんは相変わらず怪しさ満点で、ラストの紅子さんとの密談シーンはソワソワする😆 今作から本格的にいつメン入りした(んだよね?)森川君も地味ながらもいいキャラしててすき。
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まるきち
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ネタバレシリーズ3作目。保呂草は相変わらず暗躍し、怪盗としての一面も探偵としての一面も垣間見せる。一方の紅子はほぼ現場を見ずにトリックを看破する天才ぶり。トリック自体は見破るのはほぼ無理というかもはや見破らせる気がない。森先生だから成立するようなもの。ミステリーでありながらミステリーをメインにしないという側面がVシリーズは顕著な気がする。哲学の部分とか紅子、林、保呂草、七夏の関係を深掘りしていくのがメイン?保呂草が色々怪しくてシリーズものとして今後どんどん面白くなっていきそう。
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aaboo
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ネタバレ結局この事件は事故だったのだろうか?
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ヒコ
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登場人物たちが、みんなちがって、みんないい。こんなに魅力的なキャラクター詰め込んじゃってもったいない。スピンオフが捗りそう。それにしても、例のあれは何だったんでしょう?まあ、何でもいいんじゃないですかね。★★★(三つ)
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ふたば
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紅子さんが眠ったところは深読みしてよいのかな、林さんと元鞘な気もするし、保呂草さんと仲が深まる気もするし。まぁそんなのは些末なことなんだろうけど
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エルデのおっ
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ネタバレやっとへっ君が少し喋った。あれそういや結局オスカーって熊なん?狼?どっかに書いてたっけ?まあ、ギミックのディテールの説明はしてくれない森博嗣だから書いてないような気がするけどw
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森章生
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自分が不幸だとは思わない。自分は常に最善の道を選択したのだから、今よりも幸せにはなれなかったはず。過去のどこを探しても、間違いはなかった。どこへ戻っても、きっと同じ道を選ぶだろう。
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柚子子
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ネタバレなんか急に阿漕荘のみんなのこと好きになってきた……阿漕荘のみんなというか若者組のことが……。あれかも、保呂草へのええ加減にせえ!と林へのなんで林がそんなモテんの!?おかしいやろ辞職しろ!と紅子さんへの母親としてどうなん?みたいな、こう、大人への信頼のなさが振り切りすぎていて、おーよしよし若人たちよ頑張ってて偉い!になってんのかも……。
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こうやん
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意外な結末だった。いつもながら伏線の回収は見事。それにしても、あれの正体は何だったのか…いゃ〜森先生、想像させますな笑。さて、次作行ってみよー
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きつね
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あぁもうめちゃくちゃ面白い!S&Mシリーズの余韻を引きずったままVシリーズに入り、なかなか登場人物達に愛着を持てないまま本作まで来てしまったけど、今回で完全に心を掴まれた。会話や掛け合いが最高過ぎました。物語の結末は奇をてらっているようで衒っていない、本当はそっちがリアル。普通の推理小説とはまた違って、少し外してあるところに森博嗣さんらしさを感じた。人間はいろんなことに意味を見出そうとするが、本当は意味なんてないことが多い、ということにすごく納得感。久しぶり最初から最後までワクワクしっぱなしの読書だった
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おしょたま
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くまNEKO
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読了 ⭐️3.5
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西岡剛
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ネタバレ再読。大がかりな建築しかけ。なんとなくわかってた。2回目だから当たり前なんだけど。犠牲者の婚約者の事件発生直前の目撃描写に違和感あったんだけど、何の関係もなかった。
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kamechabi
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ネタバレVシリーズ3作目!んなもん、分かるか!と突っ込みたくなるような仕掛けだったけれど、伏線がどんどん回収されていって、こういうオチでしたって、最後の方はノンストップで読み進んだ。それぞれの関係性も去ることながら、今作はキャラ面ではなくて、メインストーリィがシンプルに面白かった。S&Mからもう13冊目だけど、未だに同じパターンなんてなくて、あの作品とあの作品を組み合わせというか、この人の作品は無限なんだなと感じさせられる。
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トモヒト
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★★★⭐︎⭐︎
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Musa(ムサ)
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ネタバレ再読。事件現場にあるいかにも特異な部分、普通であれば何らかの作為だけれどこの作品では...そんなアイデアが面白いですね。
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nami-e
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物語の舞台となる館の描写などは幻想的というかファンタジーな感じすらするのに、現実はハイテク。 いろんな要素が絡み合って、とっ散らかってるような気がするのに、結末はシンプルにまとまっている。 なんとも不思議な印象の作品だけれど、このシリーズは人間模様や関係に重点を置いて読むほうが個人的には楽しいので、今作もたいへん面白かった。 あと、なんとなく『モルグ街の殺人』を思い出した。
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mizuki
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ネタバレ犯人と仕掛けと、これは仕掛けを考えるんだろうなと考え単純だけど思いつかないなと、また解決編があってからもう一歩あるのもまた、すかされた気もするが、またひとつのテーマだな、保呂草さん
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よね
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ネタバレ再読。V3作目。Vシリーズの中でかなり上位で好きです。清々しく人生に見切りをつけているともいえる紅子、保呂草の思考。どこかの少年探偵団よろしく賑やかかつ繊細な練無、紫子。人は月を見て優越、或いは幽咽する。
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pika
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面白かった。少しずつキャラクターに馴染みが出てきたし、今回の舞台描写は好みだった。電子書籍で読んでいるせいかページ数にピンとこないのだがS&Мシリーズより薄めなきがする。するっと終わる。保呂草の本職が面白い。
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梨
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ネタバレ殺人事件の謎解きがメインだが、死んでしまった人物に対してしんみりと思いを馳せたり感傷的になる描写がほとんどない。(あったとしても白々しい)そして、死んだ人の生い立ちから意図や意識の想像というよくよく考えれば無駄な描写もほとんどない。それがなんだか気持ちが良い。日頃、無意識に、人の気持ちがわかったつもりで代わりに怒ったり、泣いたりしているせいだろう。まるで強いられているかのように。
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謎解き@今週はフローラS
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(Vシリーズ第3作)今回はお金持ちの邸宅でのパーティー中に密室殺人が!その屋敷にはある噂が…。今回もレギュラーメンバーは、よく飲み、よく食べ、寝てしまう。今回の殺人は今までのものとは方向性が違うというか…誰も得をしないというか、そんな事件だったなー。少しホラー入ってた。他人の家で余計なとこ触っちゃだめだよ!
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