形式:文庫
出版社:新書館
形式:Kindle版
二年前から突然人の心の声が聞こえ始め、以来人間不信気味の余村。一流企業を退職し一時引きこもっていたが、ある日再就職先の家電量販店で、自分に好意を持っているらしい同僚の長谷部の心の声を聞いてしまう。彼の体調不良を“声”で知った余村が薬をあげたことがあり、それがきっかけだったという。生真面目な長谷部の心を覗き見ることに罪悪感を覚えつつも、言葉で、“声”で、一途に注がれる愛情が心地よく、余村も長谷部を好ましく思うようになる。そしてついに長谷部の告白を受け入れるが、余村の能力を知った長谷部の反応は意外なものだった……。人の“心の声”が聞ける男の物語、伝説の第一弾。切なさ200%、胸に迫るスイート・ラブ。
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