形式:文庫
出版社:集英社
形式:Kindle版
出版社:情報なし
いてしまう感情、活動休止中のバンドの真相、3人組のそれぞれが葛藤を抱きつつ別々の進路を進んでいく様子なども描いておりそこがあったからこんなにも心地いい作品になったのだと思う。
作中に出てくる楽曲も聴いてみようと思う。
<追記>本書に出てきた「明日に架ける橋」は間違いなく名曲。サイモン&ガーファンクルは70年に解散したものの、81年にNYのセントラルパークで無料コンサートを行った。何と53万人が集まった。私はこの中継を観ていたが、「すごいことが起きている!」ということだけは理解できた。彼らの曲は映画「卒業」でも用いられ、「サウンド・オブ・サイレンス」は日本でよく知られた曲でもある。よくわからない人は、上の年代の方に訊くといい。涙を流して解説する人さえいるはずだ。
<追記その2>本書は、前に「いちご同盟」のレビューを書いた際、コメントで紹介された作品。こうして読書の幅が広がる。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます