形式:文庫
出版社:講談社
私には王としての力が足りない──人々の惨状を目のあたりにし景王・陽子は水禺刀(すいぐうとう)を手に立ちあがる。正義のため、慶国のために!!天命により慶の国、景王となった陽子は民の実情を知るために街へ出た。目前で両親を殺された芳国公主(ほうこくこうしゅ)の座を奪われた祥瓊(しょうけい)は、父王の非道を知り自らを恥じていた。蓬莱(ほうらい)から才国に流されてきた鈴(すず)は華軒(くるま)に轢(ひ)き殺された友・清秀の仇討ちを誓った。それぞれの苦難を抱いて三少女はやがて運命の邂逅(であい)の時を迎える──。
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