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詩的私的ジャック: Jack the Poetical Private (講談社文庫 も 28-4)

感想・レビュー
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おゆちゃ
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今回は犀川先生と萌絵の関係性が少し変化してきたのが楽しかった。萌絵苦手やったけど、ちょっと好きになったよ。解説に『日本語の誤用が一切ない』とあって、だから森博嗣の文章は美しいのか、と納得。ずっと読んでたいくらい温度が低めで心地よい。
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vinlandmbit
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図書館本。なかなか借りられず、順番前後しましたが本シリーズの第4巻も読了。フーダニット、ハウダニット、ホワイダニットが、バランス良く構成されていた作品だと感じました。詩的私的という言葉が、言い得て妙に本作を物語っているのも流石。。!S&Mシリーズも、先行して読んだ分も合わせると残すところあと3冊。じっくり楽しまながら読破したいと思います。
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森オサム
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S&Mシリーズ四作目。今回は連続密室殺人でどんどん死体が増えて行く派手な展開。前半は犀川が海外出張で不在の為萌絵が孤軍奮闘な訳ですが、これがとにかくウザい。どうやったらこんなにも、自分だけは特別、だと思える人間が出来上がるのか?。ストレスでしたが解説に正に書いて有りました、以下引用。正義の名の下に自らの〈好奇心〉を正当化しようとする素人探偵の傲慢ほど不愉快なものはない。なんだやっぱりみんな思う事は同じじゃん!。と言う訳で前半はイラつきましたが、犀川の謎解きは見事で面白かった。恋愛に対しても傲慢だよ(笑)。
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推理
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朗読版150%速。
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サラダ好き
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最後まで読んでタイトルの意味がなんとなくわかった。なんとなくというのは登場人物の心が普通と違う感じがするので、理解が完全にできないから。このシリーズは犀川のクールさもあるが、透明感があり、文章が洗練されている。トリックはとても凝っていて、思いもつかなかった。犀川と萌のその後も気になるし、またこの先も読んでみたい。
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イナ
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★★★☆☆
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アマニョッキ
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ネタバレシリーズ4作目。ここまでのS&Mのなかで1番好きかも。個人的に密室の謎や殺人事件の犯人にはほぼ興味なくて、犀川先生と愉快な天才たちから発せられる知的詩的ワードに触れたくて読んでいる。なので今回すこぶる良かった!「人間だけが非生産的なものに価値を見い出す」「夢と希望の違いはなに?」「英語で言える?」靴セメントinの解決編だけはどうしても理解不能なんだけど、犀川先生天才だからって言われたらそれもそうか…となる。そして相変わらず西之園嬢は好きになれないまま。この後自分が西之園嬢に好感を抱くことはあるのだろうか?
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Greatzebra
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ネタバレまたもや密室殺人事件だが、そのことはあまり重要でなく、密室の解明はあっさりと解かれてしまう。今回も読み応えがあった。ただ、相変わらず煙草吸いまくるのは煙草嫌いの私には読んでて苦痛だ。犀川はついに萌絵にも吸わせるし。ストーリーとは関係ないが、犀川にニューヨーク貿易センタービルで働いている後輩からメールが届くというのが出てくるが、そうか2001.9.11より前の話なんだ。あと携帯電話が全く出てこないので、まだこの頃はなかったのかと思ってたら、杉東さんは持ってるんじゃないか。なんで大金持ちの萌絵が持ってないの?
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みっちゃむ
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ネタバレS&Mシリーズ4作目。皆さん言ってるが相変わらずの理系ミステリーで面白い。ただ動機が理解できない、というか理解はできるが納得できないという感じ。天才の考えは凡人には理解できないという事か。その人まで殺す必要があったのか、考えても全く分からなかった。今回はかなり萌絵と犀川の関係にスポットを当てられていた。今後の二人の関係にも期待です。
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いちのせ
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再読。犀川先生もその気がないなら突き放して萌絵を楽にしてやればいいものを、別にその気がないわけでも萌絵に離れていってほしいわけでもないのがわかるので「この男……!」ってなりますね☺️
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悠木
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ネタバレS&Mシリーズ4作目。見立て(?)連続密室殺人。HowではなくWhyがポイント。第3・第4の殺人の順番と密室の成立を偽装することでアリバイを作る、第1・2の殺人での工作はそのための伏線。「伝えたいものは、言葉で言いなさい。それが、どんなに難しくても、それ以外に方法はない」など名言の嵐。第1作品目のときは萌絵の天才性にスポットが当たっていた記憶があるが、本作ではそれ以上に彼女の幼さ、犀川への思いが前面に出ててちょっと印象が変わった。まさかプロポーズまでするとは。
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sword.t61
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ネタバレS&Mシリーズ4作目。今回も密室で理系です。笑 どうしても西之園嬢の妙なバイタリティやチグハグさが苦手なんですが、気がついたら楽しく4作目まで読んでます。笑 作品全体を包み込むなんとも冷静(冷血?)な空気が私にはもう堪りません。密室のトリックは勿論、犯人の動機の性質もなんとも異様で、このシリーズらしいなと感じました。悪く言えば薄い動機が逆に異常性を際立たせるというか。。。そして、本筋と平行して犀川先生と西之園さんの関係性にも注目しつつ、やっぱり国枝助手の存在が一番気になる私でした。
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blacknend515
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作者にしては異様なほど高いテンションで始まりそのまま基底部を終始引き上げ続けるのだが、なにか冷水と熱湯を交互に浴びせられ、自律神経がおかしくなってしまうような感覚になった。小説的に駄作なわけじゃなく作者流にいえばシーケンシャルで最も分かりやすいドラマ性で展開する秀作だと思うが、尖り具合のわりに漠然とした像だけが残る。 そして本作品のあとがきのオーバーランは全く許容できない。複数の人物が登場する物語は誰がどのタイミングで登場して何を行うかでしかなく、それを明かす真似はミステリの犯人をバラすことと同罪である。
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ナンプーノ
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ネタバレ恋愛感情にグッとクローズアップされて怯んだ 最後の殺人の必要性ってあったのかな
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じん
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某大学の敷地内のログハウスで服を着ていない女性の他殺体が見つかるがログハウスは密室だった。しばらくして別の大学のポンプ室でも似たような状況で死体が見つかる。二人は共通してある男性歌手のファンだった... 容疑者は少なく犯人も仕掛けもほとんど自明だったが動機は最後まで理解できなかった。難解そうに見せるばかりでミステリとしての主題が無いような感じがした。
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R0201krr
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ネタバレシリーズ4作目。犀川先生が萌絵に目をつぶっての所でキスとかしなくて良かった…笑。2人の関係が進展した話だけどまだまだ先は長そう。この人が犯人だったらサイコパスやんと思ったら本当に異常なお方だった。。森崎さんの雰囲気が何となく好き。あと夢と希望の答も好き。ちょっとどんな曲調の曲なのかドラマでもいいから見てみたいと思った。
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kera1019
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再読。以前読んだ時は複雑で想像を超えるミステリーでしたが、シリーズを最初から読んで読み直すと西野園さんと犀川先生の関係性も読み応えがあって面白さが膨らみます。
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ふじま
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東野圭吾のガリレオシリーズに近いものを感じながら読んでるけど時代が違うから…ガリレオなら草薙刑事たちが防犯カメラをあらいまくるところ、防犯カメラという単語がまず出ない。頻回に出る煙草、呑んだら乗るなはまだない時代。動機を全く無視して解決するところも新鮮。つい動機を知りたがってしまうけどそんなことは事件を解決する上では不必要なんだなと新たな発見。でも自分は絶対手法より動機が知りたい。やっぱり一番国枝さんが好き。
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ベッシー
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S&Mシリーズ4冊目。密室連続殺人と大学中退ロックシンガー、そしてコンクリート。長編ミステリ。二人の仲は進展しているのかもしれない。犯罪の割に重さを感じすぎない。今回も面白かった。
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きう
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ネタバレS&Mシリーズ 4作目ということで、今回は特に今まで以上に登場人物の関係性が進展したり、前々から出ている登場人物の人物形成が深くなるような一作でした。 少しずつ少しずつ展開が進んでいって次も楽しみです。 「ー他人に説明できて、理解してもらえるくらいなら、人を殺したりしない。ー」抜粋しましたが、これは薄々感じていたことを突かれた気分です。 犯行の理由はまとめてしまうと異常なまでの完璧主義、気持ちとして一切共感できなくはないのが怖い。 自分がまっさらであるために他者を切り捨てる、という経験は過去にありました。
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紗英
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(購入)おもしろかった。萌絵と犀川先生の関係が進んだ回だった。
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CEJZ_
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1P17行。元の本は1997年刊。ふだんは森博嗣のいろんなシリーズをランダムに読んでいるが、根本のS&Mシリーズのほうを読んでみようと、未読の今作を読む。25年以上前の作品か…、古さを感じさせないな。10年ぶりくらいにこのシリーズを読んだが、犀川&萌絵はイイな。お嬢様の恋愛感情?の発露がストレートだな。大学での密室殺人。大学や大学院の工学部の風景はこんな感じなのだろうか、知らない世界だ。解説が良い。一作目の「すべF」から読み返したくなる。
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けいこ・W
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ネタバレS&Mシリーズ4作目。今までちょっととんがってた萌絵ちゃんが成長して随分可愛くなってて、ぐっと物語に引き込まれました。事件についてはもちろんのこと、他の要素、例えば恋愛に関しても描写が丁寧で読んでて楽しかったです。犯人については大体目途はついているのだけど、動機がどうもはっきりしないので、所々遠くに持っていかれるのだけど、やっぱりそうなのね、でもどうして?と、最後まで一気読みしてしまう面白さがありました。全体的にオシャレで読後はなんだか満足感ありです。
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タイキック
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だいぶ森博嗣さんの文章に慣れてきてたような気がする。 論理的なのに詩的なのが不思議な感覚
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世田谷ヤングLOSER
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ネタバレ特に理論や方法論に関する研究はその泥臭い努力に似合わず広く一般に理解されにくいが、やはり本質で美しいと感じる。だから本作のトリックや密室は犯人の性格に根ざしているし、面白いと思った。 殺人に至るかどうかは別として、犯人の主義や動機にも僕は割と共感できる。木を森で隠すような手法もPvPのゲームでよく使う。 遠くの非日常で起こる事件も楽しいけど、流れる研究生活に図らずも錬成される事件の方がスタイルとして僕は好き。
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あずま
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ネタバレ犀川先生ずっと中国にいたのにすらすら謎を解くのがすごい、でも萌絵に解いて欲しかったかも。
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ゼロ
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S&Mシリーズの第四弾。N大学構内で女子大生の連続殺人事件が起こる。容疑者として浮上したのは、N大学の学生であったロック歌手の結城稔であった。今作は、事件の容疑者や解決よりも、犀川や萌絵の深掘りにページを割いていた。もう少し篠崎の愛情について、読者に共感を得るようにしても良かったのではないか。それと、犀川先生が事件の解決を導くのは良いのだが、犯人の動機に興味がなかった。犯人から告白されても、理解はできなかったから、良いのか?終盤の夢と希望の話。理系ミステリな感じはあるが、禅問答のような会話好きですよね。
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對馬 正晃
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相変わらずいけ好かない二人が、軽薄な態度丸出しで殺人事件に首を突っ込んでいきます。理系ミステリといいながら今作は建築学科が舞台で、蘊蓄もそれほど披瀝されずアッサリな感じがしました。これは好き嫌いが分かれそうですね・・・。個人的には国枝助手のスピンオフが読みたいです☆
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hydestar
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ネタバレ今シリーズ4作目。萌絵に少し動きがありました。今後も楽しみ。でも(文庫の)解説が少し長いのと、さらっとネタバレ(四季)をするのは気に入らない。くそぅ。しかし、恥ずかしながら1999年以前にもジェンダー論があったのを今回知りました。最近の話かと思っていた・・・
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ぽきゅぴん
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再読。 犀川先生が萌絵の影響をうけたという自分の変化に気づく。萌絵は自分の進路を考えるようになり、2人の変化が描かれているのが面白い。 萌絵が大人になったと認めているのに自分に対する想いは認めない犀川先生。事件に対する考察はキレキレなのに、人間的で面白い。 ミステリなのに犯人の動機が謎のままという、お約束じゃないミステリも、森博嗣だから許されるのか?
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KAKAPO
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《さらに重要なのは、萌絵が本来ならば〈探偵〉の犀川が発揮すべき〈好奇心〉を代行しているということだ。{すべてはF(フイメール)の手に―森ミステリィの女性たち―菅聡子}より》宮部みゆきさんの作品なら、杉村三郎さんが一人で担っている役割を分担することによって、犀川先生の独特なカッコ良さが際立っているわけですね。さて『詩的私的ジャック』ですが、森博嗣先生が好きな?厄介な建築物が登場しないので、小粒な感じですけど、その分、人がアイデンティティーを守るための行為に問いと示唆を加えている。物語とは別の恩恵がある作品。
KAKAPO

萌絵にとって犀川先生との時間は、平野啓一郎さんの言葉を借りると、自分の一番好きな分人が発動する一時なのだろう。

11/04 16:33
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ぽてと
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結構この辺りでS&Mシリーズ離脱した人いるんじゃないか?私だけか?離脱しそう。 犀川と萌絵の関係が深まっていく様に全然興味を持てなくて、そこにばかり尺が使われて肝心の事件の関係者の掘り下げが弱い気がしてアンバランスな印象を受けた。 やっぱりWシリーズの方が好きだな。 封印再度までは購入済なので次のシリーズに行こうかな。
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あここ
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ネタバレ個人的にはスッキリしない… 靴出てくる辺りは好きだけど タイトルが…あまり好みではない…
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もじじ
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前回の数学と今回の詩、別世界のもののようで、でもなんとなく似てるなぁ、でも何が似てると感じたんだろ?(私の理解が足りないところ?)犀川先生の思考は理論的なの?私には禅問答みたいだよ。萌絵ちゃん若くて可愛いなぁ。洋服を交換する趣味?遊び?ってナニよソレ笑。結城夫妻の人物像についてもう少し深堀りして欲しかったなぁ。
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コリ
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ネタバレN 大建築を退学したバンドマンの曲の歌詞をなぞるような殺人、しかも連続殺人が起きる。4人の被害者が出揃ったところで漸くサインの意図はナンバリングなのではないか?とまでは気づけた!シリーズの繋がりとしてはそろそろ「黄色のドア」が意図的なものだろうと思い気になり始めた。4作目4人目の被害者が見つかる実験室の扉、3作目博士と面会するために開けた扉、2作目にも出てきていたはず…。また、章タイトル「有限と無限の謎」は後の作品のタイトル『有限と無限のパン』にも通じるか?
コリ

『相手の思考を楽観的に期待している状況……これを甘えている、というんだ。いいかい、気持ちなんて伝わらない。伝えたいものは言葉でいいなさい』←笑わない数学者の博士「言葉は一般的な意味通りに使え」と同じく厳格さが好き。少女漫画ならこんなこと言ってないで先生から態度を示してあげれば?となるけど、先生から好意を伝えるのは無理でしょうこの関係では。でも萌絵に「好き」とはっきり言わせてしまったからには宙ぶらりんなことをし続けると私の中で株が下がりますが…笑

10/20 21:58
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hope
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*感想は後日(たぶん)
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miau
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ネタバレシリーズ4作目。犯人の想像はついても、動機にはもやもやしたまま。犀川&萌絵の2人の微妙な仲の方が気になってしまう。少女漫画みたい(笑)
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君塚
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ネタバレいつも以上にポエティックかつ内面的・観念的で、どういうテンションで読み進めればいいのか考えてしまう。謎解きに関しては、全体像は理解できるし、なぜ密室を作るのか?に対する回答も面白かった。一方で、個別点では「それが成立するかどうか判断するの厳しくね?」って箇所が少しあった気がして、なかなか推理するのが難しかった。服装とカツラ万能すぎじゃね?とかクレーンでの処理が5分以内で終わるのをイメージするの難しくね?とか。
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としかず
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ネタバレ率直な感想は、萌絵と犀川との会話を楽しむための本です。 篠崎が寛を愛していると告白していたが、それを感じさせる行がなかったこともあり、萌絵も言ってたけど、篠崎の独白は後付の捏造感がして、酷い理由で理解が出来なかった。 最後の萌絵のお願いから、夢と希望の違いは何に対する、犀川の心の声の答えが一番納得できた答えでした。
0255文字
ルイス
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ネタバレ久しぶりのS&Mシリーズ。4作目 容疑者が少ないので犯人は予想できた。事件より2人のことが気になり次も読む予定。犀川先生の名言?がいい。相変わらずタバコ吸いすぎ!
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詩的私的ジャック: Jack the Poetical Private (講談社文庫 も 28-4)評価40感想・レビュー2063