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綾辻 行人(17)小川 哲(8)森 博嗣(5)夕木 春央(3)斜線堂 有紀(3)佐藤 究(3)柴田 勝家(3)アンディ・ウィアー(3)米澤 穂信(3)荒木 あかね(2)34%綾辻 行人16%小川 哲10%森 博嗣6%夕木 春央6%斜線堂 有紀6%佐藤 究6%柴田 勝家6%アンディ・ウィアー6%米澤 穂信4%荒木 あかね著者グラフ上位10名
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君塚
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ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨、DNA鑑定にかけるとなぜか四年前に失踪した妹のものと一致した…というキャッチは最近だと「禁忌の子」を連想させる部分があって、生命を題材にしている部分でも共通している。ただ、スタンスはわりと対照的で、本作はサスペンス、ホラー、ロマンスといった要素を絡めながら割り切ったエンタメとして書かれていた。たぶん難しいことを考えずに読めるところが評価される作品なんだろう。
0255文字
君塚
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パワハラ上司の失踪、容疑者として名指しされる部下たち、激務と並行する限界の真相究明。いろいろひどい。パワハラ当事者の質感がやたらあって、無気力と視野狭窄によって日常生活にも支障をきたしていく描写が痛々しい。上司のデスクにリーダーシップ論に関する啓蒙書があるのもなんかリアルよね。展開も真相もどうしようもないのだけれど、わりと意外なところに行き着いた結末は個人的にそんなに嫌いじゃなかった。
0255文字
君塚
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現代的なトピックを広範に組み入れながら、各々のドラマが絡み合う群像劇。長かった…。悲惨な戦場における女スナイパーみたいな強烈なキャッチがあるわけではなく、群像劇としての仕掛けに物凄いアイデアがあるでもなく、わかりやすいエンタメ作品では全然ない。ただ、まさにその明快ではない部分を読ませる作品だと受け取った。視点が変わるごとに人物の見え方が変わる描写が印象的で、人間の多面性と複雑性が一つのテーマになっている。本筋と全く関係ないけど、玉突きを連想させる車種名ありえなさすぎない?
0255文字
君塚
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多くのディストピア作品で付随するような社会の歪みが排除されて、反逆者もいなくなって、公平で優しさに満ち溢れた世界が実現すれば、それはもはやただのユートピアではないかという視点。わかりやすく醜悪な要素が存在しない世界を描きつつも、それを死者の国のイメージと並立させる思索に前作との繋がりも感じる。行き着くところまで行き着いた世界を我々が想像することすら限界があるけれど、それを過渡期からの地続きとして描き、あくまで個人の経験を軸に物語を構築している点が優れている。ラストの対話と選択が記憶に残る。
0255文字
君塚
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かなり好み。個人的にこの方のホラーめっちゃ打率が高い。人を閉じ込めて殺すという単純な現象ながら、因習村怪異的なセットアップと閉塞した日常・鬱々とした人間関係を重ね合わせて、「窒息」という主題で描き切るセンスが良い。自分にもありうるかもしれないと読者に思わせる現象の選定がうまいし、ところどころパンチが効いた謎解きも楽しい。オチも好きだなぁ。
0255文字
君塚
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信仰と救済の話だったような気もしつつ、でもやっぱり恋愛小説だったのかもしれない。どちらにしても拠り所を求めるという点では共通していて、一方で神なり相手なりに見返りを求めるのかっていうのは宗派によるんですかね。不幸な人間が救われるストーリーは美しいのかもしれないけれど、救われた後も人生は続くっていうのはそりゃそうだ。
0255文字
君塚
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ちゃんと面白かった。翻訳物だし、登場人物の名前覚えるのも大変だし、視点も時間も場所もどんどん入れ替わっていくしで相応に読むのは大変だったけれど、内容で全部わからせられる。どういう種類の「異常」なのか、何を仕掛けられるのか、あれこれ考えながら読み進める前半が楽しい。彼らが「異常」とどのように向き合うのか、それぞれのドラマが展開する後半はもっと楽しい。ところどころユーモアや挑戦的な趣向も効いていて、退屈抜きに長編を一気に読ませる高質なエンタメだった。
0255文字
君塚
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知性(あるいは知性でないもの)とのコンタクトを巡る三つの中編。ちょっと動揺するぐらい面白かった。通底しているのは、関係の多様性と複雑性。各編で、生態と相互作用が全く異なる存在がそれぞれ魅力的に描かれている。突飛に見えるそれらが、進化論を交えながら論理的に根拠付けられる過程に驚く。表題作なんて設定だけで楽しすぎて延々と味がする。その上で、コンタクトのあり方もまた簡単ではないというメッセージを内包する作品の構造が素晴らしい。好奇心を満たす探求の危うさと共に、前向きな見方も感じさせるトーンが良かった。
0255文字

読んだ本
232

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/05/01(345日経過)
記録初日
2016/08/21(3155日経過)
読んだ本
232冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
84838ページ(1日平均26ページ)
感想・レビュー
116件(投稿率50.0%)
本棚
6棚
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