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日はまた昇る (集英社文庫)

感想・レビュー
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GORIRA800
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グレートギャッツビーのパーティシーンが永遠に続いていくような作品です 退廃的、でもロマン的、限定的な人付き合い、でもどこか距離感もあったりする なんていうか終わりを感じさせる人間関係ってなんやかんやで美しいと思う
0255文字
たつや
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ヘミングウェイの未読本だ。それだけで、図書館で借りたが、大戦後のパリやスペインの雰囲気や若者達の虚無感が綴られており、読後は変な余韻が残った。
0255文字
takeakisky
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短篇を読んでいるうち、やっぱり長いのが読みたくなり、久しぶりだしせっかくなら始めからと。短いし。昔も今も、そのことが他の人とのギャップになり、ある部分、壁を作る要因になるという想像ができないでもやもやする。いいじゃない、友だち。まあでも実際になってみないことには分からないのだろうな、とあやふやに自分を説得する。美しいコリーダ。思うようにいかない人間。そして何冊も読んでいないのに、やっぱり高見訳だったかな、と思う。昔は大久保康雄で殆ど読んだはず。あまり読みつけない集英社文庫のレイアウトの悪さもある。
0255文字
Памир
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100年前に書かれた本。 「人生が、どんどん過ぎ去って、自分がほんとうに生きえないと思うと、たまらないんだ。」 登場人物の様子は、人の本質をとらえてるのか、「時代の設定」にも関わらず、それほどの違和感がない。 狭い人付き合いのなかでのやり取り、そうもあるし、もうそでなくもあり。
0255文字
amanon
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読み始めは『グレート・ギャッツビー』を思わせる、独特の苦味を湛えた小説…という印象で、その印象は概ね間違ってはいなかった。ただし、どこかでテキストと読み手が噛み合わなくなってきた感が否めない。とりわけ語り手ジュークと友人ビルがバイヨウンヌに滞在し出した辺りから一抹の違和感が拭えなくなる。それに加えて、後で合流したマイクとブレッドそれにコーンとの不穏な雰囲気。果てはコーンのストーカー紛いの行動とその顛末には鼻白んだというのが正直ところ。ただ、フェイスタを終えた後の寂寥感とラストの描写にはかなり感じ入ったが。
amanon

また解説でジュークが戦争によって性的不能になったということを知り、そこまで読み込めなかったことを深く恥いった次第。それを前提にして読み返せば新たな味わいがあるか。また、時々、会話に変な関西弁みたいな言い回しがあるのが気になる。しかも訳者は関西に住んだ経歴はないようだし。なぜあのような言い回しを用いたのか、その意図が図りかねる。次は別の訳で読んでみよう。

01/23 22:40
0255文字
きょうすけ
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第一次世界大戦を経験した「ロストジェネレーション」の日常を描いた傑作。 禁酒法時代の米国から逃れてパリに来た若者は、酒やダンスや闘牛見物に明け暮れる。そんな自堕落な生活の中に潜む、圧倒的な喪失感の正体とは? ブログにて考察記事を書いています! https://ks-novel.com/the_sun_also_rises/-/33178/.html
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よしあ
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古典的名作。…なのに面白さがさっぱりわからない。フィエスタの非日常感が、パリの日常を吹き飛ばす。でもパリはパリで「移動祝祭日」なのだろう。享楽的で刹那的な日常。若いっていいねといっても、子もいるのに離婚したのね。闘牛のようすが貴重記録?
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僕という草
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訳者によって異なるだろうが、村上春樹に似たエッセンスを感じた。きっとヘミングウェイの影響も受けているのだろう。文体もそうだし、主人公がある人物に巻き込まれて物語が展開される点も。ノルウェイの森で言えば直子。日はまた昇るではブレットがその役割を果たしている。個人的には、この構図の物語が好きだ。映画で言うところの、マニックピクシードリームガール。 また、読了後には寂寥感を覚えさせる点も、2人の作家の共通点のように思う。 この青春小説は、ここ半年、もしくはこの1年を通して最も夢中になった小説だったように感じた。
0255文字
Masaya
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何度か挫折して、時間ができたのを機にまた開いてみたら、今回は一気に読めた。ちょうどスペインに行った後だったからか、タイミングが良かったのかもしれない。 街歩きやバーでの何気ない描写、それに人間関係などよく描かれていると思う一方、細かい描写がぎっちり詰まっているわけじゃなく、わりとさくさく進んでいくなと思った次第。どこか感じられるセンチメンタルな雰囲気は名作のそれ。でも翻訳が古く感じられたのは少し残念。とはいえ何十年も前に書かれた作品ということなら、それはそれで時代が感じられるて然るべきかもしれない。
0255文字
海蛍
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現実がこういう状況なので、作中皆で食事したり旅行いったりで楽しそうだなという個人的な羨望はともかく。コーン氏、仲間内のノリからちょっと浮いてる感あったりとかブレットに対してプチ粘着したりとか、さらに言うなら当時の人種的背景もあるのだろうけど、皆から鼻つまみ扱いされてる描写が読んでて地味にグサッときた。あと、本作を読むまで闘牛って場内で闘牛士が布をひらひらさせて躱して終わりみたいな印象だったが、もっとド派手なお祭りだとわかって興味深かった。
0255文字
wei xian tiang
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今まで世になかった 新しい文体に触れた読者の受けた衝撃というのは、既にその文体が当たり前のものになってから生まれた後世の我々にとって想像するのも難しい。様々な作品に触れ選択できる自由の代わりに、創造や変革の瞬間に立ち会う感動は予め失われている。この作品もそんな意味で、あまり心動かされることがなかった。 それにしてもよく飲むこと。
0255文字
白色うさぎ
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「女は友だちとしては、すてきなもんだ。第一に、友情の基礎としては、その女に恋してる必要がある。(略)ぼくは、いわばただで、うまいことしてきた。が、いつだって勘定は必ずくる。」――読み終わってから「日はまた昇る」というタイトルのやるせなさに、ため息が洩れました。ジェイクは魅力的な男だけれど、戦争の負傷によりインポテンツになってしまい、友人ブレット・アシュレーの愛情に応えることができない。肉体関係なしに、果たして男と女の純粋な友情は成立するのか? そんな普遍的なテーマが描かれているところもよかったです。
白色うさぎ

でもヘミングウェイは、やっぱり「老人と海」が最高。何度読んでも泣く( ノД`)

05/21 15:46
0255文字
カトー
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ヘミングウェイ先生の処女長編小説で、著者の経験や友人がモデルとなっている 楽しい旅行生活に人間関係の闇が影を落とす マジ、最高
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syuppon
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○◎
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青
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セピア色の映像が目に浮かぶ。 タイトルから、退廃的な中にも希望が沸き上がるイメージをもっていたが、そんなこともなかった。 享楽的でいて、無意味な日々を繰り返す、そんな話だと感じた。 フィエスタの熱気は、日が昇る一瞬の輝きのようなものかもしれない。 それにしても、訳者がわざとそうしているのか、セリフの口調が読みづらかった。
0255文字
ぱに
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久しぶりのヘミングウェイ。ロストジェネレーションがなんとなく分かった気がする。ブレット、モテるのは素直に羨ましいけど、良い年して何やってんの、と言いたくなるよね…34歳でしょ…。この人だけでなく、全体的に登場人物に共感出来なかったのは、戦争を体験していないからだろうか?それと闘牛を見たことないから、描写はイキイキとしてると思うけど、イメージとして鮮やかに思い描くところまで至らなかったのが残念。ところどころ和訳が読みづらく、時代を感じた。パンプローナも良いけど、ブルゲーテ村で釣りしてたシーンもとっても好き。
0255文字
すのさん
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ジェークもコーンもブレットもどこかやるせない感じが伝わってきた。どこに向かえばいいのかがわからなくて、もやもやしてて途方にくれている感じ。釣りのところやフィエスタのところではすごく活気があって、生き生きとしててそこはすごくキラキラしてて溌剌だった。でもその熱狂から一歩離れたところにジェークは立っているという印象だった。ロバート・コーンの嫌われ者っぷりがすごくて気の毒。ユダヤ人差別というのが所々大っぴらに表れてて、それがすごく驚き。この時代の雰囲気を感じられる。何回も読み直してみたい。
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テツ
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情熱の国スペインを舞台にアメリカの富裕層の若者の姿を描くヘミングウェイの初長編。第一次大戦後に青春を迎えロストジェネレーションと呼ばれた自堕落で無気力な若者たちの退廃的な日々。恋も人生も全てが虚しい彼らと生と死が一瞬のうちに交錯する闘牛との対比。激しい物語があるわけでもなく胸打つようなロマンスがあるわけでもない。ただ自堕落で無気力な若者(たち)に見切りをつけブレットは若き闘牛士と駆け落ちをする。ヘミングウェイがこの物語を通して何を描きたかったのかについて当時の世相も踏まえて考えてみるのも良いかもしれない。
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Jun  Shino
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ヘミングウェイ27歳の時の作品にしてベストセラー。パリで、スペインで、若さを謳歌する者たちの姿を描く。この作品は第一次大戦に従軍した若者たち、ロスト・ジェネレーションの自画像的作品。パリでは都会での虚無感が漂う生活、パンプローナでの後半は生命感がほとばしる中での享楽と新展開である。若者的で生臭い特徴があり、よく飲んで、よく騒ぐ。よくお金を遣う。若さに溢れているというのか、欧米的というのか、時代として大らかなのか。「老人と海」「キリマンジャロの雪」は読んだが、長編は未読だった。ちょっとまた興味が出たかな。
0255文字
安藤スミス
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そんな話だったのか。とくにこれといった内容もなくストーリーが進む。とりあえずブレットは糞やろうなんじゃないだろうか。コーン君かわいそう。
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YJ
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難しかった…
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メガネねこ
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★★★★☆ヘミングウェイが26歳の時に書き下ろした初の長編小説。アメリカのお気楽な富裕層が、情熱の国スペインで過ごす奔放な日々。登場人物各人の個性的性格が生き生きと描かれていて、皆がまるで実在した人物のようである。始終、様々な酒が登場し、ハードボイルドというよりはビートニクタッチの印象を受ける。
0255文字
IoIo
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ちょっとした日常にそのころの風潮がみえて興味深かった。 女はどうしてこう自分勝手で意味不明なのかなあとブレットの恋模様を視て思った
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きなこうめ
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最初からなんだか気怠い感じで読み進めるのに苦労した。フィエスタが始まってからは良かったけど、どこにいっても酒酒酒で酒飲みじゃない自分は少しウンザリ。ブレットも結局最後まで好きになれなかった
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最終バック九番手
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原著は1926年刊行…自堕落な酔っ払いが好き勝手しているだけという印象でこれだったらケルアックの路上の方が面白いように思える…原書を読める英語力があればもっと楽しめる本なのだろうか…せめて会話部分の翻訳だけでももう少し改良してくれればと思う…改訂新版第一刷:2009年6月30日…本体600円
0255文字
ライス
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こんな旅をしてみたい。主人公の心情がよくわからんかった。。
0255文字
けんいち
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会話の流れや言いまわしがやや分かり辛く苦労したが、全体に漂う若者たちの不完全燃焼感、やるせなさは伝わってきた
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あんぐる
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高見浩 氏の訳(新潮文庫)で読めばよかったと少し後悔。
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hera
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ネタバレ禁酒法時代のアメリカを去り、男たちはパリで“きょうだけ"を生きていた。戦傷で性行為不能となったジェイクは、新進作家たちや奔放な女友だちのブレットとともに灼熱のスペインへと繰り出す。祝祭に沸くパンプローナ。濃密な情熱と血のにおいに包まれて、男たちと女は虚無感に抗いながら、新たな享楽を求めつづける。――中学の頃に拝読。
0255文字
たけし なすび
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ブレットは確かに身勝手だけど、周りの男達はそれでも良しとしてるのは、そういうところも含めてブレットの魅力なんじゃないんだろうか。はいブレット推しです。
0255文字
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