kamata.t2006様 ディック・フランシスのデビュー作は Dead Cert (1962)『本命』早川ポケミス 1968.4 です! 日本での翻訳刊行が、For Kicks (1965)『興奮』1967.10 から開始された理由は、菊池光さんが、『ディック・フランシス読本』早川書房 1992.11 https://bookmeter.com/reviews/5190869 p.66 菊池光「ディック・フランシスとの出会い」 に書かれていますよ。 なので『興奮』は日本でのデビュー作ですね。
『池澤夏樹、文学全集を編む』河出書房新社 2017.9 p.151 https://bookmeter.com/books/12229180 「世界文学全集」の巻立て作成の際の初期参考資料」にはディック・フランシス『度胸』[第2作 1964]が記載されていて、『度胸』が大好きな私は嬉しかったです。
ディック・フランシスは、第二次大戦中、英国空軍爆撃機のパイロットでしたから、主人公が飛行機を操縦する作品がふたつありますね。第5作『飛越』Flying Finish 1966 と 第9作『混戦』Rat Race 1970。 何度も読みました。 https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/1011534908921148 https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/1015005815240724
コウみん様 ディック・フランシス(1920.10.31-2010.2.14)の第三作『興奮』For Kicks は1965年に発表されました。日本語訳は、『興奮(ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1007)』菊池光訳 早川書房 1967.10 が「競馬シリーズ」第一冊目として刊行されました。 https://bookmeter.com/reviews/5190869 「作家がこの小説を執筆中に亡くなり、息子が完結した小説」ではありませんよ。
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