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ブラック・コーヒー (クリスティー文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
5

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がんもどき
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ポアロものと、別のオリジナルとの戯曲二本立て。あんまり芝居には詳しくないが、二本とも細かく指示が書き込んであって初心者でもやりやすそうだと思う。
0255文字
NAO
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【2021年色に繋がる本読書会】毎度のことながら、怪しげな人物が一同に会した殺人事件。元々戯曲として書かれたというこの作品は、エイモリー邸の数室と庭という限られた場面設定。部屋が突然暗くなり、威し言葉のあと明るくなるとその人物が死んでいるという奇抜さと、限られた狭い範囲内で揺れ動く人々の心理描写が、この作品の見どころとなっている。
0255文字
豚肉
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確かに、戯曲にあってる設定、と感心しました。ただ、個人的に舞台を全く見ないので、あくまで変化球として、ですね。
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paxomnibus
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戯曲が二篇。ポワロものの「ブラック・コーヒー」のトリックはその後小説にも使われていて馴染みがあるもの。確かに舞台で見る方が分かりやすいし「おお!」となりそう。書かれたのが1930年なので小道具がさすがに古く、今となっては説明が必要だが。謎の方程式は原子爆弾製造に関わるもので当時はスパイ戦最先端だった。 一般受けしなかったという「評決」の方が読む分にはずっと面白い。理想主義で自他ともに高潔と認める男性が、その観念に周囲の女性をを巻き込んで不幸にする事を示唆している。現代に通じる鋭い視点はまさに彼女の真骨頂だ
0255文字
冬峰
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戯曲ってこんな感じなのかぁ、と初心者なので思う。いや『ねずみとり』も読んでたか。 表題作はポアロもの。ヘイスティングスはいつも通り。殺人事件が起き、ト書きから犯人は二択に絞られる。が、ト書きは小説の地の文ほど細かくはないし、動作しか基本書かれないので、読者・観客はあまり情報が得られない。そんな中で犯人当てをやるのは難しいだろうな。最後はちゃんとハッピーエンドでした。
冬峰

同時収録の『評決』。ミステリではないし、サスペンスもない。殺人は起きるが犯行がはっきり見えているので、謎解きなんて生じようもない。ひたすら、殺人が起きた前後の人々の動きを楽しむ作品。これはアリだと思う。最後のライザの言いようには「よく勇気を出した!」と思ったのに、なぜラスト数行で戻ってきてしまったのか…と残念に思うと同時に行末が心配になった。なのであれは、ライザに戻ってきて欲しいカールの見たまぼろしだということにしたい。

04/01 18:38
0255文字
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