形式:Kindle版
出版社:早川書房
形式:文庫
同時収録の『評決』。ミステリではないし、サスペンスもない。殺人は起きるが犯行がはっきり見えているので、謎解きなんて生じようもない。ひたすら、殺人が起きた前後の人々の動きを楽しむ作品。これはアリだと思う。最後のライザの言いようには「よく勇気を出した!」と思ったのに、なぜラスト数行で戻ってきてしまったのか…と残念に思うと同時に行末が心配になった。なのであれは、ライザに戻ってきて欲しいカールの見たまぼろしだということにしたい。
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