形式:ライトノベル
出版社:エンターブレイン
そりゃ、逃げて自分のために魔法を使ってしまおうともするよねって感じ。それで魔法を失ってさらに動揺した彼女を掬い上げてちゃんと謝罪したところは評価するけど。魔法と魔力について、父親は彼女ともっと話をしてあげるべきだったと思う。終盤自分で気付くための布石だろうけど、それまで彼女が傷ついて悩んできた過去を思うとね……。あと敵役の第一王子と第二王子は完全に人の話を聞かない上に民を思いやることもしないし、欲望のために人を陥れるのを平気でする野郎共だったけど、この国の今後は大丈夫なの?
(続き)サディーンは今の立場や考え方から、王にはならないような気がしますが、あの残念な兄たちのうちどちらかが、とも考えられません。次からどんな話が展開するのか、気になるところです。
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