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誤訳も芸のうち―文芸翻訳は一生の仕事足りうるか (柏艪舎文芸シリーズ)

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くたくた
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「誤訳」に対する姿勢が私と完全一致していて失笑。言い分は正しい。ほぼ曇りなく正しい。課題は、どれだけ翻訳に対する厳しい姿勢を述べようと、この方のクレジットで出版されている誤訳本の存在は消えてなくならない、ということか。若干自意識が鼻につくところもあり、まさに「文は人なり」だが、これはもちろん私自身にだって当てはまること。「翻訳の技術の中で最も重要なのは、日本語を書く技術だということになり、翻訳者には原著者以上の文章力が要求される」(これは慶応大教授池尾和人氏からの孫引き)まさに、ね。
HMax

「翻訳者は表現者たれ」の一言に凝縮されていると思います。翻訳本大好きだったのに読むのが減ったのは、日本の小説を多く読むようになってからです。表現者としてのレベルが低い翻訳者も多いように感じます。

03/15 00:05
0255文字
渓流
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タイトルは良かったが・・・・・・。
0255文字
takao
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ふむ
0255文字
Hamada Kensuke
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「もちろん確信はないが、そう思う。そう思ったら、私はそのように訳すことにしている。翻訳家は自己責任において、ときに決め打ちをしなければならないのだ」(p.95)
0255文字
壱萬参仟縁
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ゴシ太本。 著者の持論は、オリジナルの小説を 書くように訳せ(13頁)。 外国語よりも学ぶべきは母国語 (28頁)。 そういえば学部時代の国語の先生も、 国語ができれば外国語もできる、 逆はない、のような話をしていたのを 想起した。 俗説で、400字詰め原稿用紙3千枚 翻訳して一人前という(29頁)。 読み手の想像力を刺激、利用するのが 良い文章(36頁)。 
0255文字
sirokuma
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「文は人なり」は翻訳にも言える。なぜなら、翻訳とは原文との精神的な格闘の結果だからだ。40年以上文芸翻訳の第一線で活躍し、翻訳者を育ててきた著者の翻訳講座を受けているような内容。翻訳家を目指してる人にオススメ。
0255文字
kozawa
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英語圏小説の日本語版翻訳のベテラン翻訳者。確かに読んだ本、読んでなくても知ってる本色々でこの世界の一人者ではある、と。興味深いし共感するところもあるし、これが勉強になる人も(翻訳業を目指すなら)いるだろうし、でもいまいち彼のこだわりに心からそうだと言えないところもあって、人へ本書を薦めることに少々ためらいが…
0255文字
timeturner
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著者の主張は正論なのだけれど、能力のない人間がそれを曲解して勝手な翻訳を始めると恐ろしいことになりそう。あとがきにある福田恆存訳『老人と海』に関する記述には心から同意。
0255文字
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