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瀧野 みゆき(1)和泉伸一(1)Mystery Parrot(1)岩井 淳(1)ことラボ りょ(1)オリビア・スウォーサウト(1)岡田 雅志(1)山田 重郎(1)アレクサンドラ・ミジェリンスカ&ダニエル・ミジェリンスキ(1)宮川 創(1)10%瀧野 みゆき10%和泉伸一10%Mystery Pa…10%岩井 淳10%ことラボ りょ10%オリビア・スウォーサ…10%岡田 雅志10%山田 重郎10%アレクサンドラ・ミジ…10%宮川 創著者グラフ上位10名
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サアベドラ
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『英語の発想がよくわかる表現50』『解釈に強くなるための英文50』に続く、行方昭夫の岩波ジュニア新書での学生向け英文読解本の3冊目。2022年刊。前著に引き続き、東大駒場仕込の滋味深く難しい英文を読む。前著に比べて難易度を下げたと書いてあるが、後半は相変わらずこれ学生が読めるのかってレベルで難しく、薬袋善郎や北村一真などの本でパズル感覚で英文読解を楽しめる人向けとなっている。本書を最後まで楽に読み通せれば確かに入試の英文読解で苦労することはないだろうが、そこまでする必要があるかどうか自分にはわからない。
0255文字
サアベドラ
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世界の国々のイラスト地図帖MAPSの2冊目。著者はポーランド人のイラストレーター夫妻。本書に収録されているのはアイルランドや韓国など24カ国で、前著と合わせて66の国と地域をカバーするようになった。似たようなコンセプトの昭文社<地図でスッと頭に入る世界の国々と地域>シリーズに比べると、本書の方が大伴でイラストが多く、説明が少ない小学生ぐらいまでの子供向きの内容で、逆に<地図で~>は説明やデータがしっかりしており中学生から大人向け。面白いが前著同様にやはり収録国数が少なく、地理的に偏っているのが若干モヤる。
0255文字
サアベドラ
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200ページ弱の平易な文章で一国の歴史を辿るシリーズのベトナム編。2024年刊。著者の専門はベトナムの少数民族。キン族を中心とするベトナムは、古来より北方から中国の、近代以降はフランスやアメリカの支配や干渉を受けつつ、自身もその縦長の国土に反映されている通り発祥の紅河流域から中部のチャンパや南部のメコンデルタへ勢力を伸ばし、カンボジアやタイなどの周辺諸国とインドシナの覇を争ってきた、まさに激動の歴史を持つ。東南アジアの歴史は一国だけでは語れず、常に全体を俯瞰しながら捉えなければいけないから大変。
0255文字
サアベドラ
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オランダ語の概略と歴史、現状についてまとめた小著。著者はオーストラリア人の語学教師。日本でオランダ語が注目されることは残念ながらほぼなくオランダ語について書かれた本も極端に少ないが、それは英語圏でも同様らしいことが前書きに書いてある。オランダ語はよく英語とドイツ語の中間の言語でどちらかの話者なら簡単に習得できると言われるが、確かに発音も文法も語彙も両言語によく似ているものの微妙に異なるところも多く、なかなか一筋縄ではいかない。英語とドイツ語を勉強したからとついでにやってみると混乱するのではないかと思う。
サアベドラ

「オランダ語がこんなにも多くのフランス語や英語、ドイツ語の語彙を取り込み、その多くの借用語がもはや外来語として意識されず、いまやオランダ語には欠かせないものとなり、場合によっては対応する固有語よりも自然な響きをもつことがあるというのは、オランダ人のポリグロットな性格ーもっともこれも他の国民がわざわざオランダ語を学ぼうとしないし、オランダ人もそんなことを期待しなかったということの結果なのであるがーによるのかもしれない。」 (p. 126)

02/07 11:57
0255文字
サアベドラ
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言語学系Youtubeチャンネル「ことラボ」の書籍化。2024年刊。プロフィールによると中の人は自然言語処理の研究開発に従事している人らしい。音象徴や意味論、役割言葉など言語学のキャッチーなトピックを一般の人にわかりやすく伝える内容で、某ラジオよりはややアカデミック寄り (あちらは良くも悪くも言語学とは関係ない脱線や茶化しが多い)。大学で言語学を専攻したり言語学の入門書を読んだりしてる人には物足りないかもしれないが、言語学に興味があるレベルの人は楽しめると思う。参考文献や読書案内がしっかりしているのも良い
0255文字
サアベドラ
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<地図でスッと頭に入る国と地域シリーズ>(見開き2ページの地図の上に名産や自然、ゆかりの人物などのイラストと簡単な説明を配した、要するに『MAPS』と同様のコンセプトの学習地図帳) のアメリカ50州編。初版は2020年刊、こちらは2024年に出た第2版で出版社HPによると16ページ増量しているらしいが、旧版が手元にないのでどこまで変わっているかいまいちわからなかった (最低でもルイジアナ州のところでバイオ7が触れられているところは変わってなかった)。日本人にはわかりにくい各州の特色を手軽に知れるのは良い。
0255文字
サアベドラ
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アメリカ独立革命の過程を連邦憲法制定を軸に描いた新書。2024年刊。一般のアメリカ人が思い描く (そして日本人が高校世界史などを通じてぼんやりと知っている) ピューリタンや建国の父達に彩られた神話的アメリカ建国の物語は、現代史学では独立元の英国、ライバルの西欧列強、当時決して無視できない存在だった先住民諸邦、そして邦内の黒人や女性、非英国人らの視点などにより相対化させられ、仏革命と同様に近代の出発点として無批判に受け入れることができないものとなっている。アメリカとは何なのか、考える切っ掛けを与えてくれる本
0255文字
サアベドラ
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世界約3000言語の語順分布を調べてその変遷を考察した研究書。2003年刊。500ページを超える大著だが大部分がデータで本文は150ページほどで一般人でも読める。興味深いことに、現在の世界の4割ほどを占めるSVO型はその多くがもともとSOV型だったものが変化したもので、SVO型の世界的拡大は人類の言語の歴史において比較的最近の出来事に過ぎないという。VO型が発生した地域は西ヨーロッパや北アフリカ、東南アジアなど世界で4,5箇所に過ぎず、それらの変化と無縁だった日本語は古来のSOV型を保持している。
サアベドラ

日本語と英語に関しては著者が「ことば研究館」に寄稿したwebコラムで要約が読めるが、それ以外の例えばオーストロネシア語族 (ハワイ語のVSO, マラガシ語のVOS、ピリピノ語など珍しい語順を持つ言語が多い) や印欧語にあってVSOを取る島嶼ケルト語、歴史的にVO型的特徴とOV型的特徴をともに備える中国語 (シナ語派)についてなどを知りたい人は本書を紐解くと新たな知見が得られると思う。 https://kotobaken.jp/qa/yokuaru/qa-224/

01/31 12:10
0255文字

読んだ本
2722

積読本
549

読みたい本
12025

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/09/19(5673日経過)
記録初日
2005/02/24(7341日経過)
読んだ本
2722冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
676049ページ(1日平均92ページ)
感想・レビュー
1356件(投稿率49.8%)
本棚
162棚
自己紹介

年間100冊程度を目標に、様々な本を気の赴くままに読み散らかしております。

主な関心分野は歴史(世界史)と言語で、趣味は外国語学習です。

マンガは新規登録していませんが(共読が埋まるので)、現在購読しているのはヴィンランド・サガ、ヒストリエ、乙嫁語り、よつばと!です。

Paul Fürst. "Der Doctor Schnabel von Rom." [1656].

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