形式:単行本
出版社:角川春樹事務所
しまった。シンプルでコンパクトな舞台設定は素晴らしいのだが、それだけで長編を書くのはかなり難しい。書くことがないのである。だから情報戦にしたが、それで生まれるのは「くどさ」と「わざとらしさ」ばかりであるから、結局は作者の消耗的な戦いになってしまうのである。論理的な推理の応酬なんていうのも、結局は作者のロマンでしかないし、読者はそれよりも、全体的にもっと面白いものを求めている。聞こえがいいもので満足するのは作者と出版社だけだ。とは言っても……舞台設定のコンパクトさは、他にはあまりない良いものだったと思う。
KYT(けいわいてぃ)=危険予知トレーニングの略。何処にどんな危険があるのか予測しよう!詳しくはGoogle先生に聞いてね。 ISO(あいえすおー)=国際標準化機構の略。これを取得していないと他企業との取り引きが難しいぞ!詳しくはGoogle先生に聞いてね。
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