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事例研究日本と日本軍の失敗のメカニズム: 間違いはなぜ繰り返されるのか

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紙狸
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2013年刊行。共著者のうち村井友秀氏の論考「『抗日』中国の大戦略と日本の鈍感」を読む。村井氏はロングセラー『失敗の本質』でノモンハン事件を担当していた。ある時期に毛沢東の戦略研究に力を入れたと見られる。日中戦争は当時「事変」と呼ばれたというくだりでは、プーチン露大統領がウクライナ侵攻を「戦争」ではなく「特別軍事作戦」と呼んでいることを連想した。毛沢東の戦略を簡単に言えば、中国は負けなければ勝ち、ということだ。実際、日本軍による日中戦争での最大の作戦「大陸打通作戦」は1944-45年に行われた。
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くらーく
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それぞれの著者の本から抽出して1冊にまとめたような本ですな。何か既視感があります。特に猪瀬氏のところは。 今の新型コロナ対策も同じような感じがしますね。ある意味、間違っていないのかもしれない。日本ならこういう風にするってところでしょうか。 責任のあいまいさ、先に結論ありき、兵站を考えない、プランBは考えない、楽観的に考え悲観的に見守り他の選択肢が無くなるまで何もしない。。。。 きっと、みんな賢過ぎるのだろうなあ。
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Nakaindia
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図書館でたまたま。「本来ならば、はるか以前に、潔く矛を収めるべきだった戦い」。今更ながら、組織の論理が如何にグランドビジョンを乗り越えて行ったか、を思った。
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GX
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「戦争の大問題」の後、読む。日本軍の何が問題だったかを考える上で、得られるところが多かった。中国戦線の結果が現代社会にどのような影響を与えたのかというところは衝撃的。まさに、目からうろこでした。
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はおう
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海軍ファンと言いながら批判しまくっててちょっとスッキリした
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たかむら
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太平洋戦争における日本敗戦を分析したもの。 まぁ、結果が分かった上での分析でもあり、当時はこういった意見があったとしても受け入れられなかったのだろうとは思うが、後出しじゃんけん的な感が否めない。 それにしても日本陸海軍のメンツにこだわった作戦の稚拙さが顕著。 せっかくの失敗の研究であるが、それを現在の事象に当てはめて検証するということをしていないので、単純な陸海軍批判のような形になってしまっていてもったいない。
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