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禁猟区 (新潮文庫)

感想・レビュー
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早紀
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ネタバレ闇と隣り合わせの世界で生きる警察官。気を緩めた瞬間に取り込まれてしまう。そんな悪事に手を染めた警察官を探り出し、取り締まる監察官の短編集。4話の中では「免疫力」が印象に残っている。悪意に満ちているわけではない分少し同情してしまう。しかし、純粋に人を信用し利用されてしまう脇の甘さを考えると遅かれ早かれ警察官を辞める日は来ていたのだろうと思う。
0255文字
Mikiko
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ネタバレ真面目で正義感があるからこそ禁猟区に入り込んでしまう。そして、そこに入り込んだ仲間を捜査せねばならない。監察はつらい仕事だと思った。
0255文字
kumi
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警察小説はいくつか読んだことあるけど、すべて追うのも追われるのも警察官の短編集というのは初めて。真面目で清廉潔白を求められる警察官が様々な理由で道を踏み外し、それを監察が追いつめる。とても面白かった。平成25年発行とあるが、いま読んでも沼尻いくみは若手らしく溌剌とした、可愛らしさも度胸もある検察官で魅力的。
0255文字
dynamonda
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警察内部の不正行為を調査する観察所属の警察官・沼尻いくみ主人公の短編集4作収録。一番好きな作品は『秋霜』もうすぐ時効を迎える強盗殺人事件の解決に執念を燃やす老刑事だが、それが狂った方向へ向かいだす。執念が行き過ぎて妄執と呼べる段階まで来ているからこそ、最後のオチがいい意味で捻くれていて皮肉めいたものを感じさせる傑作。ヤクザと付き合いがある警察官を描いた『免疫力』のおすすめ。
0255文字
スターリーナイト
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2023-50
0255文字
ユザキ部長
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ゾワゾワする感覚が面白かった。続きが気になる。
0255文字
そうた
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法を犯す警察官とそれを暴く監察の短編集。警察官が道を外れる理由が様々で面白かった。特にタイトルの禁猟区は、歳下のホストにハマって悪事を働く女警察官の心理が面白かった。シリーズ化すればいいのになあ、と思いました。
0255文字
きぬ
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警察の中の監察の話。1話目の最初はそうだとわからず、悪い警官の話??となるんだけど、一番最後にわかるあたりすごくて、悪いことしてる警官と同じ目線で驚かされた。
0255文字
ギイチ
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ネタバレ「見つめないで」はストーカーの行為は沼尻と付き合うための理性的な判断の上での犯行かと思っていたら、普通にガチで気持ち悪くて怖かった。まあ計画的でも嫌だけどさ。
0255文字
chiro
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警察官が犯罪者に堕ちていく作品4篇。 犯罪と常に身近であり知り尽くしたはずの警察官。その警察官が罪を犯していく過程が巧みな心理描写で描かれている。4話目が一番サクサク読めた。
0255文字
chieeee-
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あまり期待していませんでしたが、なかなか面白い本書。ただの警察小説で推理を楽しむのではなく、堕ちていく警察官の日常や内心を描いているので、読むスピードが止まりませんでした。警察に恐れられる監察というのが、またカッコよく描かれているだけではなく、単に警察官というだけで一生を棒に降る選択となる場合もあるだけに責任感が全てな職業だなと思った。最後のストーカー事件が一番怖かった…。
0255文字
オレオレ
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短編集だが、共通する登場人物がいる。ただし基本的に主人公ではないので、3編目あたりにきてようやく「アレ?」と思った。乃南アサの描く女性警官とくれば文句なしに応援したくなるが、本作の沼尻いくみも生き生きと描かれており、魅力的だ。監察というバックオフィス、それも同僚の警察官を密かに調べるという部署なのでアクションやミステリー度は低いが、その分、「警官も人間」というのがいい意味でも悪い意味でも感じられた。
0255文字
金吾
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監察という仕事は身内を疑うという仕事であるということを知りました。これは心理的に大変きつい仕事だと感じました。また警察官といえども欲望には弱いと思いますので、話のアプローチは良かったです。監察の部分が濃ければより面白いのではないかと思いました。
0255文字
きのぴ
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犯罪に手を染めた警察官を捜査する監察官を描いた短編集。警察小説はたくさん読んできたけれど、警察官が警察官を捜査するという監察の仕事をメインにしたものはあまり読んだことがなかったので面白かった。警察官といえども人間だから、一度甘い汁を吸ったらその味を忘れられないのも分かる。権力の側に立つ警察官だからこそ、堕ちていく過程はスリルがあってどきどきした。
0255文字
アイシャ
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ネタバレ警察官を捜査する警視庁警務部人事一課の活躍。警官とは誘惑の多い仕事なのだろう。その権威を怖れて渡される金品。それを一旦受け取ってしまうと、最初に持っていた公明正大な志を忘れて、警察官として落ちるところまで落ちてしまうのだろう。同僚には厭われながらもそうした警察官を監察する仕事にやりがいを見出す若い女性警官。しかし彼女も自分に降りかかる犯罪となるとなかなか警察に報告しずらいようだったので、少しイライラした。彼女の男性を見る目も残念なものだった。
0255文字
yoshi
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初めて読んだ作家、まあまあ面白い本だった。ホストにはまり潜入捜査が墓穴を掘る、よくありがちなストーリー。やはり身分をわきまえないとね
0255文字
chobi
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暑い夜なので、短編集で少し怖いものを。人は簡単に堕ちることができるという怖さを。警察組織の中の犯罪を捜査する女性監察官が登場する警察小説。ほんの少し「このくらい」が、人生を変えていく。再読。
0255文字
星辺気楽
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所詮は警察官も人間だという事。
0255文字
AQI
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★4…
0255文字
Takesta
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前日に薬丸さんのラストナイトを読んだ後に乃南さんの禁猟区を読んだのですが、少しだけこれらの2作品に共通点があったのですが、読み終えたとこではラストナイトの方が感動がありました。
0255文字
go
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初めて読む作家さんですが、ベテランの安定した仕事という感じで楽しく読めました。次は凍える牙かな〜
0255文字
Takao
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4つの短編集。すべて読みごたえがありますが、ラストの「見つめないで」は怖いですね・・・。さすが乃南アサ!引き込まれます。どれも外さないですね、彼女の作品は。
0255文字
mmmai
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初!乃南アサ作品。面白くてサラーッと読めた。刑事モノとか警察が舞台の本ってわりと好きだけど、中でも「監察」にスポットを当てて警察内部の問題が垣間見えるのがハラハラドキドキ。終盤は自分がいくみになった気持ちで駆け抜けるように読了。
0255文字
杏
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(単行本で読了)
0255文字
yomineko@ヴィタリにゃん
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流石、乃南アサさん!面白かったです。最後が特に、ドキドキしました。さらっと読めますよ!
0255文字
翼
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短編4本、中編と言っても良いくらいの読み応え。 「神の手事件」は今の授業や教科書に出てくるんだろうか。
0255文字
紫陽花
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警察組織の不正を正す監察官の話。表題と同じ「禁猟区」「免疫力」「秋霜」「見つめないで」の4話で編成されています。それぞれ独立した話ではありますが、緩やかに繋がっています。読みやすいですし、どんどん引き込まれていきました。日常生活の落とし穴ってありますよね。誰しも落ちる危険性はあります。気をつけないと…。と改めて思いました。
0255文字
からおの
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監察と犯人、両方の視点から書かれていて迫力がある。
0255文字
鈴子
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ホストに入れこむ女警察官の話が良かった。どの話も監察に呼ばれた時点で本人のヤバイという気持ちがゾワゾワ伝わってきて、部屋で交わされる会話も、わかっているだけにどうなるんだ?どうする?と逆に彼らの心配をしてしまった。沼尻いくみさんが可愛い等身大の女性で、どうも監察官らしからぬといった感じでした。職場の皆から可愛がられていていいですね、笑。
0255文字
まひはる
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ホストにいれあげている中年女・若山直子の資金源は、ホストクラブで借金がかさみ、身動きのとれなくなった少女たちだった。経営者を脅して得た顧客情報から、未成年者の親に当たり、「解決してやる」とカネを要求する。直子の職業は、警察官だった──。犯罪に手を染めた警察官を捜査する組織、警視庁警務部人事一課監察係。女性監察官沼尻いくみの活躍を描く傑作警察小説四編。
0255文字
akubi@中四国読メの会参加中
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監察官の話と知らず読んでるうちに彼女がメインのお話でぐっと面白くなった。
0255文字
taiko
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警察庁の監察を行う部署に務める婦警沼尻いくみと、監察対象になった警察官たち。…詐欺を働き手に入れたお金をホストに使った若山。息子の病を直した自然食品を、暴力団に教えた結果、暴力団の悪事に手を貸すことになってしまった風祭。時効間近の事件を追いながら、警察内部の秘密情報をマスコミに流していた小池。ストーカーに追われる沼尻と、沼尻の元交際相手内野。実際にあっては困るけど、ありそうと思わされる話ばかり。警察官も人間ですから、欲に流されることはあるとは思いますが、悪を正す番人である自覚を持って欲しいと願います。
0255文字
つぐみ
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犯罪に手を染めた警察官を捜査する女性監察官を主人公にした短編集。身近に犯罪があり、そういった知識が増えるとやはり誘惑されるものなのだろうか。警察側の知識もある自分だけは大丈夫という過信ゆえか。現実世界でも犯罪を取り締まる側の警察官が捕まる例は後を絶たない。同じ警察官を捜査しなくてはならない監察官の心情もリアルに描かれ、短編だけれど読み応えのある1冊。
0255文字
坂城 弥生
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悪徳警官とそれを取り締まる監察官の短編集。人の隙間に入りこむ悪徳警官の手口にぞっとした。
0255文字
yasuuu
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監察のお話。対象者が、勝手に男性と考えていたが、まさか、そんなパターンもあるのだなと。 ちょっとしたことからずれていってしまう怖さがありました。楽しめました。
0255文字
こじりん
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警察内部の取り締まり監察。面白い。
0255文字
emi
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監察の話ですが、対象者目線が多く珍しいなと思いました。短編なのでもう少し詳しく知りたい部分もありました。
0255文字
なおひろ
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再読。 乃南さんの描く女性警察官の男社会で奮闘する姿が好き。
0255文字
とんきち
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乃南さんが描く 女性警察官は魅力的だ。 面白かったので長編や続編も 書いてほしい。
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