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澤村 御影(4)千早 茜(4)七月 隆文(3)出水 ぽすか(2)青木 祐子(2)恩田 陸(2)島本 理生(2)宮島 未奈(1)砥上 裕將 (1)顎木 あくみ(1)18%澤村 御影18%千早 茜13%七月 隆文9%出水 ぽすか9%青木 祐子9%恩田 陸9%島本 理生4%宮島 未奈4%砥上 裕將 4%顎木 あくみ著者グラフ上位10名
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早紀
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ネタバレ読み始めてすぐ濃密な文章に引き込まれた。女であるために銀堀になることを許されなかったウメ。望まない身体の変化に戸惑い、窮屈な日々に激しい悔しさが込み上げる。男は銀を掘り続け、代償として血を吐いて死んでいく。女は短命の愛する男を見送り、子を産み育てて生きていく。銀山で生きる者だけが知る男女の深い繋がり。大人になったウメの覚悟としなやかな強さに圧倒された。
0255文字
早紀
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神去村に放り込まれた平野勇気とともに、林業という馴染みのない世界を体験できた。家に帰る方法も分からずに仕方なく仕事を始めた勇気だったが、次第に林業の奥深さや四季折々の風景の美しさに魅了されていく。山はきちんと手入れをするからこそ「自然」を保つことができるという。日々真剣に仕事に向き合い、逞しく成長していく姿に元気をもらえた。
0255文字
早紀
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世界が終わると知って、はいそうですかと受け入れられるような物分かりの良い人間はいない。泣き叫んで暴れて絶望する。人も街もボロボロになって破滅へと進んでいく。それでも憎いことに、最期の日を前に初めて見えるものがある。愛おしくて守りたいものがあったと気付く。独りは怖い。世界が終わるその瞬間、私は明るい光の下で両手いっぱいに大事な人たちを抱きしめていたい。
0255文字
早紀
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植物に囲まれた澱みのない羽野の部屋。他人に決して踏み込ませないから深く傷つくことはない。そのかわり、いつもどこか乾いていて寂しい。誰かと一緒にいたいと願うのなら、煩わしさも受け入れなければならないのに。私たちが欲しいのは完璧な答えではなく共感である。羽野は箱庭から出られるのだろうか。少し考えて、どちらでもいいと投げやりな気持ちで思った。
0255文字
早紀
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これまでに読んだ村田さんの作品の中でもかなりグロテスクだった。読んでいて少し疲れた。同じ人間だからこそ汚い部分があることを知っている。人間を異常なほど美しく尊いものとして扱うことに抵抗感があった。けれど、すでに変わりきった世界に生まれてきたとしたらたやすく受け入れられる気もする。価値観の変容を目の当たりにしながら生きることは難しい。
0255文字
早紀
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時間がゆっくりと流れている。きちんと終わりにできなかった恋。宙ぶらりんな気持ちをどこにやればいいのかわからず、途方に暮れてしまう。ふと思い出すことはあっても、温もりを求めて涙が滲むことはなくなっていくのだろう。一つずつ手放しながら大人になるのかもしれない。
0255文字
早紀
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ネタバレ目を閉じるといくつもの美しい絵が思い浮かぶ。揮毫会で描いた菊の花。青山に限界が訪れた時、子どもたちが駆け寄ってたくさんの花を咲かせてゆくところに心が震えた。湖山先生の引退式の絵には圧倒された。絵師の想いが重なり、画面には鮮やかな春が訪れる。あらゆる命がそこにあった。満開の春の中先生が最後に描いたサワガニ。少し困ったような柔らかくて愛らしい姿。湖山先生らしい絵だった。先生の線は永く、どこまでも伸びてゆく。
0255文字
早紀
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ネタバレ世界一のパティシエを目指して努力する颯人をずっと隣で見てきた未羽。進路を決められないことに焦りを感じていたが、個性を活かせるライターという夢を見つけられて良かった。認められた喜びやうまくいかない悔しさを日々共有する2人。互いの気持ちを理解しあい、絆はゆっくりと深まっていく。今日からまた新たな気持ちで頑張ろうと決意する姿が眩しかった。
0255文字

読んだ本
356

読んでる本
12

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読みたい本
122

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読書データ

プロフィール

登録日
2015/12/13(3396日経過)
記録初日
2015/12/20(3389日経過)
読んだ本
356冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
110890ページ(1日平均32ページ)
感想・レビュー
356件(投稿率100.0%)
本棚
1棚
性別
職業
事務系
自己紹介

どこかで眠るうつくしい一文のために、私は読み続けるのかもしれません

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