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部長、その恋愛はセクハラです! (集英社新書)

感想・レビュー
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がんもどき
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セクハラについて女性側から見た事例の紹介と解決方法について書かれている。男性の立場からすると白か黒かにはっきり分けて考えがちだが、女性からはグレーゾーンが大きいという文章に気づきを得た。強い立場を利用しての交際例は、むしろパワハラなんじゃないかとも思いながら、男女間ではモノの見方、考え方に大きな違いがあるなとも思う。
0255文字
山下哲実
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本作と共に図書館で借りた『ここからセクハラ!』『ハラスメントの境界線』を読了しました。なぜこの3冊を借りたかというと私が現在通所しております就労移行支援事業所で女性に冗談のつもりで「かわいい」とか「美人」とか言ったらスタッフから「それセクハラです、気をつ付けてください。」と注意されたからです。その時、思ったのは「それじゃ、何も話せないじゃん!」という憤りです。それで「これはセクハラについて理解しないと就職してから大変なことになるのではないか(汗)」と思いました。結果、良い勉強になりました。
0255文字
無学
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大変勉強になりました。私の職場で例に出てくるような50代上司が20代部下へのセクハラ事件が起こり、なぜそういう事になったのか少しでも知りたくて本書を読みました。結果かなり納得しました。男性・女性、先輩後輩による違いででこんなにも物の見え方が変わるんだなと勉強になりました。私も少しでも自分と相手の立場を違いを理解したうえで接して行きたいと思います。
0255文字
Mai Sawada
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とても興味深い内容でした。
0255文字
こたちゅう
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校正は割とシンプルで、実例を交えて淡々と進んでいくが、中年男性の私としては胸やけがするような、頭がくらくらするような内容だった。別に社内恋愛・不倫しているわけではないが、職場でいいなと思う女性がいるようなことはままあって、一歩間違えればハラスメントになってしまうなんて、あまり深刻に考えていなかった。余計なことは考えず、細心の注意をもって仕事をしようと思った。読了してみるとなかなかの名著。男性の特に中高年向き。
0255文字
Koko
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男性と女性で状況の捉え方、相手の気持ちの汲み取り方がどれだけ違うのかよく分かって面白かった。女性的立場からすると、男性にNoを理解してもらえない気持ちが共感できるので過去の事例を読むと心苦しい部分もあった。 セクシャルなハラスメントだけではなく、世の中に存在している社会的に強い立場と弱い立場(この本でいう男性上司と派遣女性社員)のような構造は他にもあって、強者が社会的権力があるということに気がつかないのは根深い問題だなと思った。
0255文字
ひつまぶし
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ハラスメントについての感覚を自己点検する意味で読んでみた。恋愛・合意の付き合いだと思っていたのにセクハラと訴えられるケースを「妄想系」と「リアル系」に分けて踏み込んでうまく書き分けたところが妙なのだろう。中年男性の魅力とは社会的な地位と権力によるものであるとの指摘も巧いと思った。それは所属する組織によって付与された経験的な価値であり、言ってみれば部下に対してはタイムラグのようなもの。それを振りかざせばパワハラになるのも同じ理屈だろう。このタイムラグは見えづらく、悪用しやすいことに気づかないといけない。
0255文字
おさと
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男性向けだけれど、男性が読んでも納得しないのだろうな。
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る
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セクハラがダメな理由や被害者の苦痛を男に理解させることを一旦諦めて「セクハラと訴えられないためにどうするか」を教えるという本書の構成がDV加害者プログラムのアプローチと似ていて、セクハラとDVは有効な治療法が共通するのかなという気づきがあった。 ただ「パンツ一丁で馬乗りされる」性暴力案件に「素直に謝っていればおおごとにならず...」などとセクハラに深く関わる研究者とは思えないほど男性の加害に甘く(男性読者に読んでもらうためかもしれないが)、被害者の精神的苦痛を軽視し過ぎではと思った。
0255文字
りまる
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ネタバレ男性に向けたセクハラ解説本。男女でこうも見えている景色が違うのかとクラクラした。10年前の本なので今はもう少し改善されていると信じたいけどどうかな...。なにがセクハラかすらわかっていない人に反省や謝罪を求める徒労を考えると辟易してしまう。同じ会社で働く同僚やセクハラを処罰する立場である上層部も男性ばかりであることを考えると、勇気を出して告発しても当人と同じようにセクハラと認めてもらうことができないんじゃないかと考えて二の足を踏んでしまうよね。
0255文字
rachel
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男性向けの一冊。
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Psy2
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ネタバレ色々なことを考えながら読みました。する方の天真爛漫さやお酒が見せる自分勝手さと、された側でいながら冷静という謎の天秤を支えられる味方がどれだけいるか、という謎の綱引きは何度か見てきましたが、そもそも近場で、こじれた場合を考えない範囲でそういう関係を持とうとするのがわかりません。それを含めて力で押さえ込める打算からなのか、天真爛漫さ故で何も考えていないのか。と結論の無い話は置いて、女性は性質として強く断れ(ら)ないなど、一面的な物言いが散見されるのが気掛かりでした。本の趣旨としては合っているのでしょうが。
0255文字
樋口佳之
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相手が若い女性巡査やアルバイトの女子大生ではなく、署長や後援会長の娘さんなら、そんなことはしなかったはず。いくら鈍感な男性でも、目下の若い女性ではなく女性上司や社長夫人になら、太ももを触るどころか、しっかりと相手の感情に配慮します。/セクハラに限らない話で、自分の態度や発言、行為が、関係の序列の中で、自分から見て上位者であっても同じ事ができるのかを考えてみることが大事ではと読みました。
樋口佳之

生粋のアナーキストの集まりならともかく、集団があれば何らかの序列が生じるのは必須。職制のみならず、経験と知識の差もそれを産む。心すべき。

04/06 21:12
0255文字
綾
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「ダイエー福岡事業の『再建請負人』」と呼ばれた男の事件は、強制わいせつ罪で刑事訴追され、「社会の秩序を乱したもっとも許しがたい犯罪」として懲役3年、執行猶予5年の判決。は?甘すぎない?打首でいいよ?「男性と女性の間には、それぞれが置かれてきた歴史的・社会構造的な背景から、力関係がほとんどつねに潜在しています。」他者の痛みに鈍感のまま生きていられる時代は終わったのだ。ハラッサーの男性だけの問題ではない。
0255文字
makko
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再掲
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💓
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権力構造のある状態で恋愛はしないことがベター 恋愛感情だと思っているものがセクハラであるという認識に傾くタイミングがくる
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paka
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セクハラの多くは立場の弱い女性が婉曲に断ったり何も言えないことに気づくことができない男性による見え方の違いに起因する。 このことが合意のうえだった、とか恋愛関係にあったのにあとから裏切られた、などというハラッサーの主張に繋がる。 職場では私事は持ち込まないのがベターなのはもちろん、不用意な発言がないよう女性に限らず受け手の気持ちに寄り添った視点を持つことが大事。
0255文字
タスタローン
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少しセクハラする人の考えというか、見方が分かった。 双方の感じ方、そこからくる行動の違いが俯瞰で見れて興味深い。
0255文字
ぴょんpyon
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件数が多い男性上司(先生)から女性部下(学生)へのセクハラを例に取り、ハラスメントをする側と受ける側と、両者における認識の違いが繰り返し述べられる。地位や仕事経験の面で優位にある男性上司に対し、女性部下が直接的な抵抗をできないのは当然のことで、それを「ノーと言わなかった」と受け取ってしまうのは問題がある。いずれの事例も(本文にもあったが)「女性を軽く見ている」のが原因のように思う。
ぴょんpyon

(痴漢行為に対して)「男性がもし同じような目に遭ったら、『やめろ!』と怒鳴ることもできますが、女性にはそれができません。(p.110)」。「平均的な男性」は怒鳴れるのか……。本書の解説は男性・女性の性質に起因する要素に根差したものが多いが、ハラスメントする側が女性上司で、される側が男性部下の場合でも同じような説明が成り立つのか気になった。

08/16 16:08
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あした
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タイトルだけでドキッとするおっさん達、たくさんいるでしょ。働く(特に管理職)男性みんなに配って読書感想文書いて欲しい、おじさん必読な一冊。あるあるな実際の事例を沢山挙げて、セクハラは決して他人事ではないこと、力の非対称性を自覚するべきであること、女性の愛想の良さから気持ちよくさせてもらってもそれは女性の処世術であり、自分に気があるだなんてただの思い上がりだと気づくべきと、おじさんに分かりやすい言葉で滔々と説いてくれる。
0255文字
ねお
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主に相対的に組織内で力を持った男性が上下関係のある女性に対して無意識にセクハラをしてしまう構造を説明し、気づけていない男性に女性がどのような気持ちを抱くのかを典型事例を用いて紹介し、警告するもの。登場する男女像はいささか古いが、社会ではこれ以上に古風な考えと感覚を持った人は多い。「あのひとが昇進したら、贈ってあげよう」との帯は本書の対象と内容をうまく表している。もっとも、組織内で力を持つ女性も必読本。セクハラに悩む一人の人の被害は働く環境全体の問題であり、女性だからこそ分かったつもりになることもある。
ねお

法律問題に詳しい人やリベラルな人だからハラスメントはあり得ないということはなく、価値観が多様化している現代だからこそ、自分は大丈夫、と思わずに社会の状況今日の変化に自分の感覚が追いついているか、常にアップデートしていかなければならない。性犯罪に関する刑事法検討会にて金杉委員が全事業所の指定図書にしてほしいくらい、と述べていたところからどのような書籍か気になり積読していたものをやっとこのタイミングで読めた。

11/28 17:49
ねお

ハラスメントを受けたことがある人が読むと、本書の筆者があまりにもハラッサーの側の気持ちも代弁しすぎなのでは?と腹立たしく思うだろうという描写もあるが、正直、ここまでハラッサー側の気持ちも書いてあげなければ最後まで読めないハラッサーも多いと思う。ジェンダーやハラスメントと言っただけで拒否反応を起こす人がまだまだ多い世の中でどのようにハラッサー側の認識を改められるか、そこに筆者は挑戦しているのだと思う。

11/28 18:03
3件のコメントを全て見る
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あずき
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権力関係を下敷きにして「恋愛」に突き進むのはトラブルの元。特に教育現場では卒業まで交際は避けよう。職場でも積極的な誘いは避けるべきだ。人間関係として参考になるところは多いのではないか。
0255文字
アステア
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読んでよかった。とても勉強になった。メモ/はなはだ失礼なことを承知で言えば、日ごろは家庭で存在感が薄く、妻や娘から疎まれたりもしている中高年男性が、仕事のできる上司、頼りになる男性、尊敬できる先生、と思ってもらえるのですから、嬉しくないわけはありません。しかもそれが若く可愛い女性なら、格別でしょう。そういう女性の態度を「ひょっとして俺に気があるのかな」と錯覚するまでは、ほんのちょっとです。
0255文字
みやぎ
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ネタバレ題名通り男性上司から女性部下に対するセクハラについての話。セクハラ指針に同性間や男性が被害者のセクハラについての場合が記載されたのはこの本の後らしいので無し。そもそも世の男性はそんなに誘ってOKだったから俺に気がある!となるんだろうか。店員が笑いかけてきたから俺の事好き!と同レベル。それはあなたが客(上司)だからだよ。
0255文字
robamimim
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女性は嫌だと思ってもニッコリ、何も言わない、なるべく刺激せず通り過ぎるのを待つ。 男性は強気に出る方がいい、何か問題があったら女性が引くべきだ。 いつまでたっても問題が起こり続けるだけだ。男女席を同じうせずが現代に続いている。同じ席にいつづけるにはどうしたらいいか。女性が薄着でも安全でいられる世界であってほしい。 不満や危険を告げても安全でいられる世界であってほしい。そしたらどちらも得をするのにな。
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二人娘の父
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2013年時点でこんな認識の本が出せるなんて、おめでた過ぎます。残念です。
二人娘の父

(続き)結果としてリンク先のような○○みたいな書評が誕生します。 https://dot.asahi.com/ent/publication/reviews/2018051600077.html @dot_asahi_pubより

06/23 08:23
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T
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主に加害者側になりやすい「部長」的な男性向けに書かれている、セクハラ加害をしないため、加害者になったらお互いに傷口を広げないための本。 本書にもあるが、セクハラというと冗談レベルのものか、犯罪レベルの悪質なものを想像しがちだが、実際にはグレーゾーンの加害者側からは「恋愛」と見分けがつきにくいものが多くを占めるということが衝撃だった。 これを読んだとき、私はかの人気ドラマ「おっさんずラブ」を思い出した。黒澤部長、その恋愛はセクハラです!
0255文字
HAYASHI Tatsuhiko
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第一章の「セクハラは『羅生門』。当事者の立場によって見方は変わる。」という指摘は忘れてはいけない。女性にアプローチをかけた(おそらく中年)男性は、「相手もその気なのは間違いない」「今日はホテルまで」などと思っているケースを、相手の女性側から見ると、「機嫌を損ねないように…」「来週から顔見るのもイヤだけど、せっかく入れた職場だし…」「許せない!」という、全く異なるケースに見えるわけです。中年男性(特に「オレはイケてる」という自信家諸氏)には本書を謙虚にお読みになることをオススメします。
HAYASHI Tatsuhiko

本書の印象深いコメントとして、「中高年男性が「モテる」のは、地位と権力が九割がた」というのがある。地位も権力もない私が「モテ」と無縁なのも、よく理解できた(笑)

05/05 02:02
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あきこま
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セクハラ事例について解像度が高くて面白かった。実際ここに書かれているような状況が起きているんだろうなって。どちらかと言うと加害者になりやすい側向けに書かれているから物言いは優しすぎる気はするけど、被害者に責任を寄せるような話にもしないところが信頼できる。自分も強い立場にいるときにやってしまったアレはよくなかったな、とか居心地が悪い感じもある。気をつけようね…。
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のん
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できる男は、セクハラとは言われない。
オサム兄ぃ

自分が「できる男」と勘違いしないように気をつけます^^

01/15 11:26
のん

オサム兄ぃ様。恐れ入ります^ ^。若い女性達の悩みに寄り添える様になりたいと思っていたので、とても参考になりました♪

01/15 12:53
0255文字
みかん
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セクハラにあったことのある女性なら、少なくとも分かるのではないだろうか?というくらい、当たり前にあることが書いてある。これを読んで、「こんなこともセクハラ?」「こんな誤解を受けるほうが悪い」と思うなら、認識を改めたほうがいい。上司になった人だけでなく、セクハラ被害者も読んだほうがいい。ただし、セクハラ被害者は、傷の程度によっては、思い出してしまうので、注意が必要。セクハラのカラクリを客観視できた。
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ホークスマン
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★★★☆☆
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コトノハ小舟
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セクハラはほぼパワハラなんだな、と思った。社会的な力、権力、優位性、パワーを持っている者は容易に相手をおとしめることができる。無自覚にでも。男性も女性も読むと目からウロコが落ちる本と思う。特に、男性からみてそれがセクハラになるのか理解できないのはなぜか、にかなり踏み込んで書かれているのが、新鮮。女性がなぜはっきりノーと言わないのか、というのにも考えさせられた。この本を読んで愛想笑いを一切やめたという女性がいたが、そういう力にもなりうる本。 面白かったです。
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アントニオ
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目次を読んだら、だいたい分かる。
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orange21
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男性に対して非常に気を使って書いてある気がするがamazonレビューを観ると男性嫌悪に満ちているなどと星ゼロをつけたレビューがトップになっていて全く女性は生きづらいと思わせる。ここまでへりくだってもダメなのかと思うが、実際のところ「女性を人間扱いしよう」(この言い方も色々あるが)的な根本的な所がなく、セクハラをしないためには、という対症療法的な本ではあるので、次々と描かれるケースを読んでいるうちに自分が攻撃されていると感じる男性もいるんだろう。まぁ、そういう人間を擁護するつもりはないが。
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mei
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身近にあるなと思う話が多くてわかりやすかった。悪気はないとか鈍感さは言い訳にはならないから私自分自身も気を付けないと‥
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とす
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強烈なタイトルに興味を持った。主に男性から女性へのセクハラを書いていて、男女それぞれの問題の考え方の違いについて繰り返し述べられていた。痴漢のような犯罪と違って、ある時点でやったかやらなかったかが問題なのではなく、継続的な視点で被害者が不快に感じることがあったか、また不利益を被ることがあったかがポイントだという説明が印象的であった。
0255文字
関東のカササギ
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女性部下と2泊3日の出張に行くことになり、大慌てで読みました。お尻を触るとか、下ネタを言うとか明らかにレッドカードなセクハラではなく、「これでカード出るの?」と思いがちなグレーゾーンのセクハラ対策を中心にまとめられていて、大いに参考になりました。
0255文字
ステビア
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男性は鈍感であることが多い。勘違いおじさんにならないように気をつけよう。
0255文字
K
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コンプラ部推奨本として
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