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尼僧とキューピッドの弓 (講談社文庫 た 74-3)

感想・レビュー
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halow
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ビビるくらいに面白い。多和田作品の中ではかなり読みやすい方で軽い印象さえ持ってしまいそうになるが、そんな文章だからこそ透明な空気の中に現れる一瞬の息苦しさを捉えられているように思えた。
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エドワード
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尼僧と聞いてどんなイメージ?ハリウッド映画とは真逆の尼僧物語。日本人の<わたし>は尼僧院滞在記を書くため、10世紀創立のドイツの尼僧院を訪れる。今はなんとルター派だ(妻に言うと「そんなわけないでしょ!」と言われたが、あるんだね、これが)。60代以上の尼僧たち、お菓子を作り、自転車で遠足、映画を観に行き、歴史の研究をする。そして前尼僧院長は日本の弓道を嗜み、先生と駆け落ちしたらしい。何をしてもよいのだ。キリスト教のイメージとちぐはぐな珍妙さ、変なあだ名やドイツ語のルビ、青池保子さんに漫画にして欲しい。
0255文字
rico
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尼僧修道院のくらしを描く前半は、多和田さん自身の体験がベースになっていて(多分)上質のルポのよう。歴史ある建物が持つ静けさ、ひんやりとした空気感。でも尼僧たちはひたすら信仰に身を委ねて清らかにというよりは、普通に色々やらかしてて、何だか女子寮の学生みたい。当然か。彼女たちは様々な人生を歩みここにたどり着いた生身の人間なのだから。それ故、後半の煩悩全開の物語にも納得感。彼女たちの綽名は、透明美、老桃、火瀬、鹿森、等。弓道とキューピッド、その矢で射られて恋に落ちる。巧みな言葉の使い方が印象的。不思議な読後感。
0255文字
ジュニー
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一章は知らない人の痴話話を聞かされてるような傍観者としての読書だったけど二章で急にある人物の背中に自分がいるように感じる 面白い 出自を選べない不幸、わかる 選べたら絶対日本人には生まれない
0255文字
でろり~ん
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あれ? めっちゃまともな話じゃんか。っていうのが正直な感想でした。修道院ってそういう観念を引き出すような、時間の力みたいなものがあるのかもですねえ。なかなか好い一冊でした。
0255文字
やっピー
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多種多様な重い人生を卒業した女性たちで成り立つ修道院で繰り広げられるふわふわした群像劇。個性豊かなネーミングで横文字苦手読者もこれなら安心。モヤモヤしても大丈夫。第二部で回収してくれるよ。ちょまって、なんて魅力的で親切な作品なんでしょう。
0255文字
EMI
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著者の分身といえる主人公がドイツのとある尼僧修道院を訪ねるところから物語は始まる。築千年の修道院の住人はセカンドライフを送る女性達。彼女達の言動は、尼僧は俗界を離れ禁欲的規律を守る者というイメージを覆す。しかも尼僧院長は出奔したらしい。出奔の背後には禁断のロマンスの気配が漂う。好奇心から真相を知ろうとする主人公。物語の流れは明快でリアルなのだ。なのにボッシュの奇妙な魔物が次々現れる。これは夢?幻想?どうやら入念に仕込まれた迷宮らしい。絵に入り込み、一角に立ってしまったような心持ちです。面白かった。
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hofmizuki
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小説の舞台は修道院ではあるものの、その日常は想像していたような厳格なものでもなく、信仰に対する姿勢も様々。彼女たちの使命は布教ではなくて歴史的文化財の保護であり、その存続を目的とした集団生活以外には、普通の女性とさして変わらない印象を受けました。会話から立ち上ってくる閉鎖的な空間での人との距離感や、尼僧というよりは女性の個々の顔が見えてくる。それぞれの人生を乗り越えてきた人たちが新たなステージへと向かう姿には考えさせられます。好奇心をくすぐる世界に引き込まれて一気に読んでしまった作品。
0255文字
漣
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修道院を訪れた作家がそこでの生活を語る第一部と、第一部で仄めかされた前尼僧院長が主人公の第二部。第一部は著者の卓抜した文章のおかしみや尼僧たちそれぞれの宗教の在り方など読んでいて楽しかったのだけど、第二部はなんかずっと「おろかだな〜」という感想しか浮かばなかった。
0255文字
yuko0611
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二部構成が利いている。刺さった文章:「瞑想とか、生まれ変わりとか、癒しとか言って騒いでいる人たちには、自分が歴史の中のどの辺にいるのかという自覚がないでしょう」「固有名詞や年代の刻まれた歴史という居心地の悪い空間を共有することのできない人とは会話がなりたちません」「「うち」というのは、自分のしたいことやしていることを言葉で説明する必要のない空間をさすのかもしれない」
0255文字
月音
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主人公の目から見たドイツの尼僧修道院の内部。そこは世間から隔絶された世界ではなく、尼僧たちは自由と活発な精神をもって日々を送っていた。院長の駆け落ちという余波を受けながらも民主的な話し合いを重ね、修道院の維持に努める。その院長は、本当に駆け落ちしたのか?彼女自身が語る過去は哀しくやるせない。「個人に選択の自由はあるのか」という疑問にとらわれ続け、自らは納得や確信をもって選択できない。弓道を習う彼女はいつも弓を構えるだけ。矢は放たれず、的はいつまでも射抜かれない。それはそのまま彼女の人生を見るようだった。
0255文字
ががが
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第一部はドイツにある修道院での暮らしを日本から来た者の視点から描く。東洋の出家にしても同じことだけど、欲望や俗世から離れようとすればするほどそれにからめとられてしまう性質を持っていて、一般にイメージされるものと違って、その道に入った人たちが織りなす人間関係は俗世以上に俗っぽい。修道院としての組織に立ち込める人間臭さを前面に出して書かれている。ヨーロッパの社会の中に弓道という要素を持ち出してきたのが不思議なテイストをきかせていておもしろいのだが、全体としては穏やかで丁寧な暮らしぶりが伝わってきて静謐な読後感
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七草粥おいしい
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どこか静かな場所に行って暮らしたいと思う人におすすめの本。途中まで読み、思っていた話とは違うけど、修道院の暮らしって興味深いな、カトリックと違って自由ではあるけど面倒な人間関係やしがらみからは逃れられないのだなあとしみじみ読んでいたら突如軌道変更して面白かった。入れ子細工のようで良かったです。
0255文字
遠山
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女性から見た男の性欲ってきもちわるいな、女性の性欲が気持ち悪くないかと言うとそうでもないけど、性欲が気持ち悪いなんて清廉ぶった少女みたいで嫌だけど、それでもロリコンの弓道おっさんや性欲むきだしのハインリッヒは勘弁してほしい、それに付き合う40歳でようやく我に返った姉ちゃんも姉ちゃんやわ。でもそれもこれも老桃さんみたいになるのだとすれば、まあ、いやなれんのか、自分で物を決められないのは難儀やな、流されてハインリッヒ。透明美さんはしゅっと背筋が通っているみたいで素敵。留まるのにも適性があるんやな
0255文字
はなみ
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著者の比喩感覚がすごく好き、しっくりくる 神秘的で清浄だと思っていた尼僧たちが、だんだん人間臭さ出てくるのが面白かった
0255文字
どうしよう
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個性豊かな尼僧たち、そして個性があるようなないような筆者で織りなす第一部。真相が明らかになってなお、面白く読める第二部。多和田さん作品は2冊目ですが、だんだんクセが分かってきました。
0255文字
ぺ
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電話を切ってから思った。ルチアはやりたいことがはっきりしている。でも、やりたいことをやろうとするからすぐに退屈してしまうのであって、そういう目先の意志ではなく、心を空にして気持ちを集中すれば、主体も意志も必要なくなる。むしろ、自分という邪魔者があるから的に当たらないのだと考えることもできる。期待することや後悔することをやめれば、矢がすでに的中している未来が現在に重なって、その状態が永遠に続くのだ。そんなことを帳面に書き付けて、わたしは一人で気分を高揚させていた。
0255文字
朔ちゃん
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禁欲だと思っていた尼僧さんたちの生活、なんだか女子校みたいだった。人生経験な女性たちが集まる分、複雑な交友関係が広がり…でもみんな大人だから冷静で淡々としている。ドイツが舞台だけど、あだ名がどこか東洋風で、登場人物たちに親近感がわいた。第一部では噂話にとどまっていた尼僧長。どんな人だろうと思っていたら第二部の主人公になっていた。駆け落ちに至るまでの話、読みごたえがあった。 自分で決める、って大事なことだなぁ…(なかなか難しいけれど…)。
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紫陽花
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作家である語り手の「わたし」は、取材のためにドイツのプロテスタントの修道院を訪れる。黒衣に身を包み、俗世とは切り離された、静かな祈りの生活を送っている人たちだろうという予想はくつがえされる。仕事、結婚、育児、離婚などを経て、第二の人生をともに歩む熟年の女性たち。それぞれの過去を過去として胸に保ちつつ、友情を育て、おしゃべりに興じ、距離感を測りながら関係図を書き換えていく。尼僧たちの噂話の中心は、就任してから一年ほどで出ていった尼僧院長のこと。旧知の弓道の先生と、駆け落ちしたのだった。憶測や想像をまじえる→
紫陽花

→眺めていた」という箇所など、幾度も目で嘗めたくなる。この小説の第二部は、ある日カリフォルニアの書店で、修道院を描いた小説を見つける別の「わたし」が語り手となる。「わたしたち二人のからだは有機的にくっついてしまった」。これは「わたし」の物語だ、という発見。第一部には現われない背景が浮かび上がる。遅れて来た遠景が、物語の全体図に重なり、視界の中で育つ。見る人、語る人によって微妙にずれていく認識と言葉の世界を、作者はきれいに整え過ぎない手法にのせて届ける。読みながら私は、ざっくりとした二部構成の溝に沈んで、→

12/24 23:48
紫陽花

→その間を走る距離と時間の川に身を任せればよいのだ。小説を読む悦び。それは、言葉を読む悦びだ。

12/24 23:49
3件のコメントを全て見る
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はちめ
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解説により、著者がドイツの僧院の体験プログラムに参加したことがあると紹介されている。もちろん、体験したことがそのまま書いているということはないだろうが、本書に漂う濃密な空気はその時の経験によるのだと思う。本書に何が書かれているかは簡単ではないが、女性のタイプを書き分けているということがあるかもしれない。唯一出場機会の多い男である弓の先生は影が薄い。☆☆☆☆☆
0255文字
犬丸#9
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★★★★★ いつまでも醒めぬ他人の夢を観続けているような第一部。常に冷めた目でしか自分を見つめぬ語り手による第二部。対照的な二つの構造により成り立つこの一冊は,気が付けばなかなかに深いところに読み手を誘って離さない佳作。お薦めです。
0255文字
練りようかん
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ネタバレ第一部はルポタージュ、第二部は派生創作のようだけれど通読すると、ドキュメンタリーなのではないかという気持ちになった読み物であった。建材、庭、気温から修道院が生き抜いてきた長い年月を感じ、尼僧たちの生々しい生活ぶりは宗教を飛び越えてアクティブシニアのコミュニティという側面が強く受け取れた。覆された実態に興味はつきないまま、それでもやはりドイツ語でルビをふられた言葉や政教分離と説明する日本の宗教的土壌との間で国家的距離を感じるわけだが、主人公が心の中で呼ぶアダ名によってジャンプできてしまう妙が何ともだなぁ。
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しゅん
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「透明美」さんはじめ、ドイツ語を日本語に直訳したと思しき名付けのセンスが光る。『聖女物語』と15年のスパンをもって通じるキリスト教と女性性の問題。すべての共感から遠ざかる(遠ざけられる)一人称の質感。その一人称と対象が途中交代することの効果にぐっとつかまれるものがある。
0255文字
まんだむ
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尼僧たちのキャラクターと、漢字の名前がすごく好き。とくに、「透明美さん」なんてずっと口ずさみたくなるし、「火瀬さん」の過激な感じとか「陰休さん」の登場時の暗さとか、漢字のもつイメージががつんと伝わってきてとても良かった。第二部があるのも、物語を補完する意味ではよかったのだと思う
0255文字
こ
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生きることの気だるさと小さな糧を感じた。地に足のついた話だったと思う(この話がふわふわしているのだとすれば、私もかなりふわふわしている)。
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qoop
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静謐で温和で調和が取れている…訳ではない尼僧院の人々。その姿を活写した本作から伝わるのは特殊な人生のあり様ではなく、むしろ平凡といえる女性たちの姿だ。しかし彼女たちはコケティッシュで生き生きとして見える。彼女たちを輝かせているのは何か。尼僧院という環境に身を置くことで、恋愛に流されたり、友愛に汲々としたり、家族を甘やかしたりする彼女たち本来の性格や来し方が純化されているのだろう。もちろん著者の筆力によるところも大。同心とは違うがそれに近い、女性たち/人間のエッセンスを写した一冊と感じた。
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ユカ
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再読。性=罪と感じる私は修道院はうってつけかも…と思ったけどダメだ。修道院では性が目立ってしまう。誰かを訪ねてくる男の人に眉をひそめる私が浮かんだ。キューピッドの「矢」じゃなくて「弓」という点で考えさせられた。いろんな方向に思考が及んで、いい小説だ。
0255文字
jinxixiuwen
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日本人作家から見たドイツの女性修道院に住まう尼僧達の自立型老人ホームのような微笑ましくも生臭い生活と尼僧院長の失踪事件に関する聞き込みが語られ、後半は院長の独白という構成。他の多和田作品と比べるとストーリーも明瞭で淡々とした書きぶりだが、尼僧につけたあだ名とか独特な比喩は相変わらずの多和田ワールド。
0255文字
zoe
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例え修道院に所属しようが、個人には芯になる感覚があって、宗教に飲み込まれてしまわないのだ。身近なコミュニティーでも同じ。普段は著者の短い比喩にニヤニヤ楽しむのです。正直、普段は文学的な長い文章で形容する表現について、読み難いなと思っていました。しかし、その日に「虎の威を借るなんちゃら」「昔からこうだった教義」を体験した夜にこの本を取ると、何故かすーっと読めるということが分かり、少し自分で驚いている感じ。つまり、自分が相当ひねくれてきているバロメーターかも。素直になるためのお清めをしなくては。
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アルニカ
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ドイツ田舎にある修道院の尼僧たちの生活というと、禁欲的で厳しく質素な生活というイメージだけど割りと自由で穏やかな雰囲気に包まれていた。ただある程度年を重ねた女性たちが集まる共同生活はやはり多少の軋轢が生じる。そんな俗っぽさも人間らしくておもしろかったけど、他の多和田葉子さんの作品と比べるとちょっと物足りなさも感じる。
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たけはる
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小説の資料用に。さらさらとあまりの起伏ない話で(というか語り手が淡々としているのでそう見える)、私はこういう文体好きだなあと思いつつ、日数をかけて読むと若干誰が誰だかわからなくもなりました。文章の中の比喩が独特でおもしろくて好きです。後半、出奔した尼僧院長の話は同情してしまった。が、やはりあれは尼僧院長自身が選んだ結果の人生、ということになるのだろうか。
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ケンタ
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日本人作家の「わたし」は北ドイツにある由緒ある尼僧修道院に滞在する。修道院で暮らす個性豊かな女性たちに「透明美」、「老桃」、「鹿森」などとあだ名をつけ、交流を続けるうち、不在の尼僧院長の姿がおぼろげに浮かんでくる。第二部ではその尼僧院長が、自分の人生を語る。松永美穂さんの解説も、ドイツ文学者ならではの指摘が多く、おもしろかった。
0255文字
さりー
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筆者の、音を例える表現や独特な言い回しが本当に好きだ。昔何か短編を読んで以来、この筆者の文体が好きだなあと思っていたが、今回もそうだった。話も、好みでスイスイ読み進められた。
0255文字
ホワン
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薄い文庫だが、読み通すのがつらいほどつまらなかった。 ここ数年で一番つまらなかった本
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けいこう
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誰の口からも語られなかった尼僧院長の駆け落ち騒動。俗っぽさみたいのに溢れていて良かった。二部形式で駆け落ちの顛末は一部ではあまり語られないのだけど、二部で、それは思いもよらぬ人物から語られる。それを誘発したのは一部ラストにある老桃の発言とそれに対する語り手の驚きなのだと思うと、一部と二部とのつながりに感動的なものを感じる。
0255文字
rico
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文庫の解説には興ざめすることが多いですが、この本は解説も秀逸。
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あなやまや
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2736冊目。ドイツの尼僧修道院に滞在して諸先輩女性の話を聞く。前尼僧院長の話は禁忌らしい。この修道院は990年頃に出来た。今ではプロテスタントの修道院である。第二部では、英訳された第一部を読んだ前尼僧院長の若き日々からの彼との話である。多和田の言葉扱いは縦横無尽である。そして、この作品は、紫式部賞を受賞した。彼女も970年頃の生まれである。これは偶然なのか。
0255文字
翠埜もぐら
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修道院とは神に対する盲目的な信頼と愛を前提とする修練の場所、と言う刷り込みがあったのですが、プロテスタントだからなのかルターを産んだドイツと言うお国柄のせいか、宗教の前に個人がある感じ。しかも尼僧達の方向性がてんでばらばら。一定の年齢に達した人間が集団で生活するということはかくも難しい。唯一繋ぎ留めているのがキリスト教と言う共通項に過ぎません。後半「駆け落ち」した前尼僧院長の回想は、流され続けた女性が、流され続けたことも自己の選択だったと悟った訳で、解説に「尼僧の恋」とありましたが、そんなもんあったっけ?
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chiem
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ネタバレ尼僧修道院というシステムも、そこに集った女たちの世界も、それを綴る言葉も、作品の構成そのものも、全てが大変興味深く面白い!久しぶりに読んだ多和田葉子作品、大当たりだった♪
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aoringo
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第一部はドイツにある修道院の尼僧たちの日常を描いており、第二部は尼僧院長の過去の回想。尼僧たちの生活はとてもおおらかで祈りのなかで生きるというより、いかにして円滑に暮らしていくかが大事で、尼僧同士のかけひきや率直なやり取りが人間らしく感じられた。最初はちょっと読みにくいかなと思ったが、言葉の選びかたが特徴的で印象に残るフレーズがたくさんあった。噛みしめるようにして読んで楽しめました。
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