形式:単行本
出版社:学研プラス
「よかたい、よかたい」といって、立場のちがいを越えて、わかりあおうとした医師、原田正純先生からの未来へのメッセージ。「自然をよごすことは、人間と未来の命をよごすことになる。」公害の原点と呼ばれる水俣病事件から50年もの間、患者の側に立ち続けた原田先生。世界のあちこちで公害病の人たちを診察し、水俣から社会のひずみを、福島のことまでも、訴えつづけました。過去を知り、未来に生かすことの大切さを伝えます。写真を一枚も使わずに、絵本作家の三枝三七子による、原田先生の「聞き語り」調の文章と優しい絵で構成している。児童書ではありますが、大人の方にも読んでもらいたい一冊。第60回青少年読書感想文全国コンクール課題図書。※よかたい…「それもいいでしょう」と、やわらかく認める九州地方の方言。
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