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ぼくは満員電車で原爆を浴びた: 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ

感想・レビュー
95

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ちこ
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いくつかこの手の本を読んでいるけど、毎回、同じことが書いてあって驚く。本当にこんな恐ろしいことが現実にあったのかと。多くの人が亡くなった中で生き残るというのはどういうことなんだろうか。原爆に遭って殺してくれと叫びながら死んでいくというのはどういうさだめなんだろうか。原爆のことを思うと、色々考える。奪われていい命なんてないのに、なんでそんなことが起こるのかと。
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Arick
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11歳のころ、8月6日広島で、爆心地から750m付近の満員電車の中で被爆し、奇跡的に生き残った筆者によるあのときの記憶。 悲惨さに胸が痛む。 あとがきも重い。 「このまま黙っていたのでは、いつの日か、何もなかったことにされて、歴史の中に埋もれていってしまうような気が強くします。だから、ぼくは本にして残すことを決心しました。」 埋もれさせないために自分ができることをし続けていきたい。
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ume
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★★★★★ 体験された方の生の声。 あの瞬間のその後。苦しくてたまらない。 今も続く、生き残ったから無事で健康というわけではない現実。 伝えてもらった貴重な記憶を、私たちも記録すべきだ。
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ねこ
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ネタバレヒロシマの爆心地の近くで、電車に乗っているときに被爆した少年のことを綴っている一冊です。奇跡的に生き延びることができた少年でしたが、肉親をうしなってしまいます。そのあたりが、読んでいて、胸がしめつけられそうでした。当時のことが、生々しく描かれていて、読みごたえがありました。こども向けですが、大人にもおすすめしたい一冊です。
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詩月
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 筆者の「目だけではなく、耳まで恐怖に襲われる」という言葉が読んでいるだけでも伝わってきて、あまりの恐ろしさに何度かページを捲る手が止まった。  被爆を経験して奇跡的に逃れることができ、終戦を迎えたのに、終わらない地獄。放射能で病気になり、家族まで奪われ、頑張って生きて来たのに絶望が畳みかけるように襲ってくる…多くの人の輝かしい夢や希望を一瞬にして奪ったあの日のことを忘れてはいけないし、同じ過ちを犯してはいけないと強く思わせてくれる本。
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オカピー
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米澤さんは、2年前に88歳で亡くなられていました。残念です。広島の爆心地近くの電車の中で原爆を浴びて生き延び、原爆の悲惨さを語り続けておられた方。世界中で翻訳されて、原爆の恐ろしさが広がってほしいと思います。核兵器を背景に他国を脅し、優位を保とうとしている国がまだまだ、世界中にたくさんあります。唯一の被爆国であるのに、核兵器廃絶に大き声を上げない日本の情けなさも感じられます。刻兵器を持っている国は、核廃絶には賛成しないでしょう。矛盾でいっぱいです。
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hanamame
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図書館本 児童書で本の厚さも薄く、子どもたちが手に取りやすいか。しかし、内容は濃い。広島の平和記念資料館を見学したことがあるなど、ある程度知識を持っていた方がいいかもしれない。原子爆弾の恐ろしさは、原子力発電所も同様でしょう。現在も地球上で、戦争が続いています。日本は、約80年近く戦争をしない国でいます。このまま戦争をせず、世界の国々と友好を結べる国であるように願います。
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Chibikonen
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Audibleで一周。電車内で被ばくした著者。電車内にいたことで、浴びた放射線量がカットされたようだ。ここまで奇跡的に生きてこられて、そして今は被ばく体験を次の世代に語ることができているという。貴重なお話でした。
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HIDEYOSHI SARU(KUSA)
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原爆の恐ろしさが分かった。
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Mal vassa
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原爆は実際体験したことはないけれど、本からまざまざととても残酷な様子が分かった。 だからこそ戦争は何があってもしてはいけないことだと強く感じ、とても切なくなった。
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夜舟
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ヒロシマの記憶、人々の思いをつないでいかないといけない。知ることはその第一歩だと思う。
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ルナうさぎ
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広島の爆心地から750mの電車の中で被爆して生き残った奇跡の人の体験談。鋼鉄製、超満員、建物、水…色々な偶然が重なって。中学生の時に原爆の本をよく読んでいたけど、5万人以上いた朝鮮人の被爆は知らなかった
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菊田和弘
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広島に落とされた原爆を半径1キロ以内で浴びながら、奇跡的に助かった米澤さんの語り。当時の状況から地獄まで、体験者だからこそ伝わってきます。語りを継続させてきたのは、二度と原爆を落とさせまいとする使命。その語り部活動が、こつこつと絶え間なく人々に届いて平和を作る種となる。平和は、黙っていては保たれない。語り続けることだ、希望を失わずに。と、教わりました。
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yuppi
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1945年8月6日に広島に原爆が投下された。当時、著者の米澤鐵志氏は11歳だった。家族で親戚の家に疎開していたのに暮らしに必要なものを祖父母の住む広島の家へ母と二人で取りに行く。手に入った切符がなんと皮肉なことに8月6日のものだった。爆心地から750mという距離にもかかわらず生存出来たのは、電車が鋼鉄製、超満員で乗客に埋もれていたこと、電車が被爆した場所が良かったことなど、色んな奇跡が重なった。これまで被爆体験者として語り部をされていた。残念ながら、2022年11月に亡くなってしまった。↓
yuppi

当事者でなければ語れない辛いことが書かれていた。これでもほんの一部分だと思う。原爆が投下され多くの人が亡くなってから、まだ100年も経っていない。今でも後遺症に苦しんでいる人がいる。亡くなった人は日本人だけではないことを知っておかなくてはならない。人間が犯した過ちを誰もが記憶して同じこと繰り返してはならない。

07/26 01:01
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宮田
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悲惨。子供に読みやすい文体で書かれているので、大人はさらっと読める。人間にとって大事なことを思い出したり、考えたりできる本。何かに息が詰まりそうなとき、読み返したい。
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のん@絵本童話専門
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ほぼ爆心地にも関わらず、満員の電車内かつ様々な要因が複合的に絡んで奇跡的に生き残った米澤さんの手記。生き残ったとはいえ、疎開先までの体験は壮絶で、生死の境を何週間も彷徨った。平易で読みやすいが、内容は生々しく、恐怖で読みきれない子もいるだろう。死者数など数字から戦争を理解することも大事だが、平和を希求する心は体験記を読んだり映像をみたり、自分に置き換えて感情を揺らすことでしか養えないものだと思う。高学年〜 東京子ども図書館推薦
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︎💓ひかる💓
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私の親戚は広島の可部町でした。そして今は合併でなくなったらしい。「ピカドン」が落ちた。地獄絵図だ。僕は満員電車の中で被爆したが電車は鋼鉄製で周りの人々が放射線の盾となり助かったのです。当時の僕は11歳でした。広島にもう一度行きたい!資料館にもいけるかな?
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チャールズ・ライトラー
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ネタバレ爆心地から1km圏内で被爆し、奇跡的に生き残った11歳の少年の原爆体験記。児童書。 「悪童日記」のように子どもの素朴な日記風ながら書いてある事は凄まじい。 「次の瞬間にはいっさいの音が消えて、信じられないほどの静寂に包まれた」「水を飲んだ人たちが、飲むと同時に倒れて流されていった」「その人には目がなかった。飛び出した目玉が、ほおの所にぶら下がっていた」
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神在月
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8月6日午前8時15分、爆心地からわずか750m地点で満員の広島電鉄の電車に乗っていた11歳の少年の体験をまとめたもの。それでも彼は生き延びた。数々の偶然が重なったことがその奇跡につながったことが後で示されるが、その凄絶な体験に打ちのめされる。同じように電車に乗っていた母は9月1日に亡くなってしまう。生死を分けたものはなんだったのか。はっきりと書いてはいないが、おそらく川の水だったのではないかと思えてならない。母は飲んで、少年は飲もうとしたが吐いてしまったのだ。こんな惨いことがあっていいのだろうか!
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Keiko Yamamoto
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 ぼくには朝鮮人の仲良しの友達がいた。原爆の後彼らがどうなったのかとても気になって色々な人たちにきいてみたがわからなかった。  その後朝鮮人の被爆者と知り合ったので聞いてみた。するとその人は「朝鮮人は疎開なんかできなかったんですよ。”恐れ多くも半島人も天皇陛下の赤子にしていただいたんだから、子どもといえども銃後の守りをせなあかん。疎開などはもってのほかだ”ということで疎開できなかったんです」  統一教会がその後国を入れ替えて同じ論理で日本人から献金をまきあげている。因果は巡る糸車。
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エル
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電車内被曝をしたその日見た地獄絵図。爆心地に近いところに居合わせたが奇跡的にも生き残ったぼく。戦 原爆投下の瞬間に何も言えずに知らずに亡くなった人がたくさんいる。その人たちのためにも生き残ったぼくはあの体験を語り継がねばならない。辛く悲惨な出来事も知れば未来をよりよくするかもしれない。米澤さんの想いに頭が下がります。二度と原爆なんか使っちゃいけない。だからこそ、語り部と呼ばれる方は必要ですね。
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vodka
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多くの日本人が戦争、原爆に思いを馳せる日、8/6を迎えるにあたり手に取りました。少年の目線からの記録。使命を感じて語り続けてくださっていることに感謝。こうして本として残り良かった。
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猫武炸成
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カバー・本文画/浅野隆広  装丁・ブックデザイン/城所潤
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omo
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不穏な世界情勢のなか、平和を願い「原爆の日」である今日、この本を手に取りました。爆心地から750mの電車内で被爆した11歳の少年。爆心地の悲惨な状況や後遺症に苦しむ姿が「ぼく」の目線と言葉で語られています。この至近距離での生存者は、たった10名以下…。投下直前や爆心地周辺の様子、なぜ彼は奇跡的に生き延びたのか?子供が読んでもわかるよう纏められています。原爆の脅威と被爆者の苦しみに心が締め付けられました。戦争と原爆を知らない私たちに残してくださった貴重な体験記。多くの人に読んでもらいたいです。
やも

これは辛そう。語り手が年々減っていくからこそ、知らなきゃなことですよね。今年は間に合わなそうだけど、読みます。

08/07 07:44
omo

児童書だし子供の語りということもあって、やさしい文章なんですけど。それがまた「ぼく」の素直で真っ直ぐで嘘がない言葉なんだと思うと心が締め付けられます。ぜひ、来年の夏に読んでください❇️

08/07 09:01
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ゾウ
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ネタバレ改めて原爆の被害の様子を知ると、想像をはるかに飛び越えてひどくて恐ろしい。文字で読むだけでもキツイ。数十年前に実際に日本で起きていた事実がすんなり飲み込めない。「泣く力もない」「死体の火傷した肌でコケる」どんなに悲惨なんだ、。当時の広島市民の7人に1人が朝鮮人。1910~太平洋戦争集結の1945年まで、日本は朝鮮半島(現韓国と北朝鮮)を占領。朝鮮人の子どもは疎開できなかったり、強制的に放射能を浴びた土地で片付けや死者の整理をさせられたりしてたんだ。日本人の朝鮮人(その他の国の人も)への差別もあったんだ。
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氷菓子
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原爆で命を奪われた人、生き延びても地獄を目撃し、後遺症に苦しむ人々が数多く存在する。このような体験をせずに済んでいる自分の人生がどれほど幸せか。願わくば、未来永劫このような事が起こらないでほしい。
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わむう
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広島原爆投下の日に、市内を走る爆心から750m離れた満員電車に乗っていた11歳の著書(語り部)の体験記。その距離で被爆をして生き残った人はわずか10名以下。衣服は裂け皮膚は垂れ下がり、この世の者とは思われぬ人たちが無言で歩いている地獄絵図、被爆により自分の家族を失ったことの苦しみ、 たくさんの死を見過ぎて死というものが特別なことではないという麻痺が生む諦念、被爆の後遺症があらわれ、もう死にたいと包丁を握るほどの苦しみをなぜ子どもが味わなければいけないのか。
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ゆったま
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戦争とか起こると、人の命は軽くなってしまうんだな。2度と起きてはいけない。子供にも、大人にも読んで欲しい。今も、原発動いているの意味わかんない。
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林檎の葉
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ネタバレ著者・米澤さんの徳が高すぎる。並の人間性じゃ原爆の惨禍を後世に伝える責務なんて背負えない。▼被爆の数日後に寝たきりになって、母親が吐血して死んでいったあたりで、私なら人生を諦める。喉元に包丁の刃を向けたことを責められない。▼それにおびただしく剥がれた皮膚や折り重なる遺体の記憶が、生涯著者の心を苛むと思う。想像を絶する。生きていてよかったなんて軽々しく言えない。詳しい感想 https://ringonoha.hatenablog.com/entry/2021/03/24/181841
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スパナ
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広島で電車に乗っていた11歳の少年は、爆心から750メートルという至近距離で被爆した。その本人による被爆体験の本。 爆心地の凄惨な状況や後遺症の恐ろしさが克明に綴られている他、当時の暮らしも垣間見ることができた。 戦争を経験した世代がいなくなっている今、残しておかなければいけない本だと思った。
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ブックラバー
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戦争、原爆、これらの物を未来ある子供に決して体験してほしくないなと再認識した。 たくさんの人が読むべき本だと思う。
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Miki Shimizu
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知り合いが貸してくれた。たまたまその日に広島市内に行って、市電のなかで被曝した作者。当時11歳。その時に見たこと、感じたことを書いてある。こんな体験した人が一杯いる日本で、なんでまだ原発とかうごかしてんねやろー。不思議。
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
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教育出版国語 6年生 【平成27年度教科書掲載本 令和2年度教科書掲載本】 決して創られた出来事ではなく、忘れてはいけない真実。 『 はじめに / 関連地図 / 学童疎開 / 家族で山の集落へ / 八月六日 / 北へ / 飲んだらあかん / 生き地獄 / 救援列車 / かみがぬけた / 母の死 / 祖父の往診 / 妹の死 / うわさ / いとこのこと / 朝鮮人の友だち / 生き残ったぼく / あとがき / おうちのかたへ 』 『司書と先生がつくる学校図書館』より6年生向け。
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さくらこ
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むごいなぁ。戦争を知らない子どもたちはもちろん, 戦争を知らない大人たち(特に政治家の皆さん)も読むべき。
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ちばりえこ
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ネタバレこの夏、もっと原爆のことを知りたく『夕凪の街 桜の国』とあわせて拝読しました。怖いかな、恐ろしいかなと身構えて読みはじめたところ、ほんの数十分で読み終えられたほど読みやすく引き込まれるお話しでした。地図とともに、著者の鐡志くんが集団疎開が辛くて家に戻り家族で疎開したくだりから、原爆投下のあと逃げた流れなどから、はじめて原爆と広島周辺のことがわかりました。朝鮮から来たお友達は疎開もできず原爆で亡くなったこと、電車内被曝者の方々のその後のことなど、どのお話しも心に刻まれます。子どもにも読んでほしい一冊です。
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あられ
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物語ではない…見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたたこと、それがこの本にあった。私の父は学徒出陣をしている…私の子どもの頃、そこにはまだ戦後の切れ端があった。それさえも今は遠い…語らなければ、残さなければという思いを大切にしたい。
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ぷりん
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爆心地付近の様子をそこにいた人の眼で語られている。内容は重いけれど、その場の空気感、息づかい、思いが伝わってくるのでぜひ読ませたい。 戦争は怖い。してはいけない。と、スローガンのように語るのではなく、戦争の悲惨さを追体験し、平和について想いをもってほしい。
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KIYO
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【図書館】とても簡潔でわかりやすく、読みやすい一冊でした。でも、原爆の恐ろしさ、臨場感はすごく伝わります。本が苦手な息子にも読ませやすそう。読書感想文にオススメしました。
0255文字
頼ちゃん
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語りを書いたものなので、わかりやすく、ふりがなもふってあるので、4年生くらいからよめるのでは?内容は思いが、読みやすいので、ぜひ読んでほしい。
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tea_BOT_2525
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原爆に1Km以内で被曝しながらも奇跡的に生き残った数少ない語り部の方の体験談だった。他の本よりもリアルで説得力のある本だった。
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