形式:文庫
出版社:河出書房新社
読了して痛感するのは、逆に「努力してもみてくれず、練習機会も与えられず、怪我もケアしてもらえない」だったらどうしてドラフト外とはいえ取ったの?という扱いのひとたちが山のようにいたということ。それでも入りたいひとがいっぱいくるほどに、野球は人気だったのだなあ。今でも僕は野球が大好きだけれど、素直に「昔のドラフト外の名選手の努力、凄い!」とだけ感動することができないのは、そろそろコドモの進路を考える年にさしかかってきているからなのかもしれないなあと思ったりもします。
心希さん、ドラフト外で入団した大野投手が、移籍してきた江夏投手と出会い、同じ名前という事で目を掛けてもらった話を読み、更に、それをきっかけに素質が開花した事を知り、改めて「出会い」の大切さを痛感した次第です。
thunderbirdさん、大野投手は本当に凄いですよね。軟式野球からのプロ入りと、初年度の天文学的な防御率からあそこまで這い上がって行くのは努力の賜物。しかも、四十過ぎまで現役登板には、もはや脱帽です。
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