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逆さの骨 (創元推理文庫)

感想・レビュー
8

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しょう
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ネタバレ【11/26に登録し忘れ】シリーズ三作目。かつての捕虜収容所で骸骨が発掘される。かつては脱走兵と思われる骸骨の不可思議な状態から疑問を抱き調査を開始するトラウデン。そんな矢先同現場にて新たな死体が発見され、新たな展開を見せる。過去と現代を行ったり来たりしながらだが、思ったよりわかりやすくていい反面少々あっさりし過ぎな感じはあった。前作まで寝たきりだったローラは一応意思の疎通が可能になるほどには回復したが、それにより新しい煩悶がトラウデンに芽生え悩みは尽きなさそうだ。次作にも期待したい。
0255文字
のざきち
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ネタバレ第二次世界大戦中に捕虜収容所だった場所で遺跡発掘中に発見された人骨。脱出用トンネルにあった事から当時の脱走兵と思われたが、不可解なのは収容所の方に向かう格好で死んでいた点と額には弾丸の痕が...新聞記者ドライデンシリーズ第三作。大トリックや驚愕の真犯人もありませんし英国作家にしてはユーモアにも乏しいのですが、これが中々面白い。おそらく起承転結が明確で、特に「転」の部分...人骨の真の死亡時期が特定された時...から物語が愛憎劇に大転換するのが秀逸だから、と思います。次作も楽しみにしてます。
0255文字
snorry
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ネタバレシリーズ3作目。新作順に読んでいるので、主人公の様々な事情が(今更)わかったりw発掘現場で見つかった第二次世界大戦頃のイタリア人捕虜と思われる遺骨。この遺骨の正体をめぐりいくつかの事件と並行して話は進んでいく。WW2については学校教育と映画などによる知識しかなく、それも主に日本、ドイツについての事。イギリスではイタリア人が捕虜になったりしていたのかと・・・。もうすぐクリストファー・ノーラン監督の「ダンケルク」も公開されることだし、少しは映画見る知識の足しになったかな・・・
0255文字
オーネ
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ネタバレローラが急激に回復していて、びっくり。 ドライデンは、犬嫌いで憶病者という描写があるけど、周りの人間からは、そう見えないと思う。 兄の横恋慕のせいで、弟(兄によって殺害)と兄本人(弟の元恋人で、現在の兄の妻)が殺される。嫉妬の恐ろしさ。 今回も、犯行のきっかけや犯行動機が心に残り、すごく良かった。
0255文字
法水
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ネタバレ相性のせいかなんなのか、どうにも読みにくくてノレなくて、読了まで1ヶ月近くかかってしまった。後半1/3になってようやく面白くなってきたけど、最後まで肝心のトンネルの描写がいまいちよくわからないままだったな…
0255文字
魚の骨
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ネタバレ話自体は現代と過去を程よく取りまとめて登場人物の背景を事件と絡ませて解決に向かう展開で良かったのですが、ただとても読みづらかったです。それは原作の描写が細かすぎるのか、訳が小説としての日本語になっていないのか、私の読解力が悪いのかいずれかでしょう。出てくる単語がちょっと日常使わないような言葉で、人工遺物など何度も出てくるので単に遺物と言っていいでしょうと思いました。ベーズというものが分からずネットで調べましたが、結局何か分からずじまいでした。
0255文字
白玉あずき
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ネタバレ三作め。今までの中で最も良くまとまり読みやすい。主人公周辺の人間模様も多彩、変人マー・トランチや、ヴィーおばあさんなどが好印象。常連キャラにもなじみが出来、シリーズを追いかける楽しみを味わった。案の定ついに!ハンフが心臓発作。このままでは2度目の発作も間近いだろうと思われる。食事と運動は大切です。ローラとの関係性の変化も見逃せないし、こうやって次の巻も追っかけ読むんだろうなあ。前作で砂とほこりまみれだったイーリーが、今度は有毒ガスの濃霧にまかれている!くわばらくわばら。
0255文字
monica
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ネタバレ面白かったです。ドライデンの物語も一連の事件も語りが滑らかで上手くなってますね。ただその過程がやや拍子抜けというか、謎が明らかになる快感は少し弱めかと。
monica

本作が本格ミステリかどうか、なんて解説は興醒め。

05/07 22:45
0255文字
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逆さの骨 (創元推理文庫)評価90感想・レビュー8