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総点検・日本海軍と昭和史

感想・レビュー
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Nakaindia
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日本海軍を偶像視しない。戦争という究極の状況にあっても、やはりそこには政治と、人間の打算がある。悲しいけれど。色々な本で読んだつもりだったが真珠湾以降の流れが、やっと頭に入った気がする。一時情報からの視点で捉えると、起こったこと理解しやすくなるということかな?
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k.kishida
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亡き半藤さんと保坂さんが最新の資料をもとにして日本海軍の本当の姿を描き出した対談。私もなんとなく先の戦争は陸軍がのめり込んでいって、海軍はそれにいやおうなく巻き込まれたんだなどと思っていたが、実際のところは海軍もいけいけどんどんの勢力が主流だったと。やっぱり勉強しないと知らないことばかり。
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投入飲料
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ワシントン海軍軍縮条約と艦隊派の台頭、開戦し敗北に至るまでの過程を、人物に焦点を当てながら追っていく。大まかな流れと個人の動きの両方が分かるため、私のような昭和史初学者にとっても、既に学んでいる人にとっても充実した内容。海軍内部での開戦論の高まりや、柔軟性の無い人事など、これまでの海軍賢明観を打ち壊してくれる。
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Kitinotomodati
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『坂の上の雲』以来、無意識に抱いていた海軍善玉イメージ。だめですね、何事も事実に基づいて自ら考えねば。何が事実なのか?が非常に難しい。当事者の証言は語られないことによって、あぶり出される真実もまたある。貞明皇后と鈴木貫太郎のやりとりに、胸を打たれた。
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takao
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・小柳資料 帝国海軍 提督達の遺稿 ☆さらば海軍善玉論(半藤)
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オールド・ボリシェビク
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海軍が善玉だったわけではない。戦争責任において、陸軍と等価だ。
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ごいんきょ
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小柳資料を基に半藤氏と保坂氏が語ります。 残念だったのは私の尊敬する米内さんの駄目出しが在った事。 仕方ないよね、人間だもの。
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ぴゅーたー @腰痛メーター
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タイトルにあるように海軍の提督たちの証言集をもとに検証した対談。日露戦争の日本海海戦から太平洋戦争終結まで。「自分はこう思っていたがあえて意見を言わなかった」とか「すべてあの人が決めた」とか「あの人はやり方が悪かった」とか、自分の責任を回避する面々の多いこと。すっかり嫌気がさしてしまった。そして海軍の責任自体もあやふやにして戦争責任を陸軍に押し付けたのかも。半藤・保阪両氏の多方面からの検証がすごい。ただ残念ながら私は「対談」を読むのが苦手でかなり時間がかかってしまった。
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吉田よしこ
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★★★★☆
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tecchan
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我が国が戦争に負けた原因として「陸軍悪玉論・海軍善玉論」が巷間言われるが、本当だろうか。戦後生き残った将官達の証言をもとに、日本海軍と昭和史を描いている。それにしても負けることがわかっていたのに、大局を見ることなく戦争に突き進んだ指導者達の無責任さに腹がたつ。
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Admiral2009
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時代的には新名丈夫著『海軍戦争検討会議記録』と水交社『海軍反省会』の間に行われた『小柳資料』を読み解く。証言が海軍善玉説を覆す。祖母の云ってた「夏は白、冬は紺、陸軍のような粗野なところのない何時もキリッとしていた海軍さん」のイメージは虚像だったのか?今年一番の印象深い本だった。
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かど
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これから先の時代は生の声を聞くのではなく、2次資料から考えを組み立てなければならない時代になってきましたね。残念ですが、これは如何ともしがたい問題です。
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kiho
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何をもって歴史と成すのか…新たな資料と証言をもとに振り返る「戦争」は、複雑さと混乱の中から生まれ、引き戻れない状況を作ってしまった☆個々の人たちの証言でさえどこまでが真実がわからない面もあるが、これから平和を考えていく時、あの時代に何があったかを私達はより知るべきなのかも…☆
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onepei
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「半沢直樹」ばりのドラマにしてほしい。主人公の選定は難しいけど。
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naftan
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水交会の出した小柳史料を肴に対談してる。既知の情報が多いが伏見宮の話が多かったのは良い。
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メルセ・ひすい
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ネタバレ敗戦から65年経過…新資料がっ!紺色の布クロス装幀「帝国海軍 提督達の遺稿 小柳資料」★金文字で財団法人 水交会 上下巻で約1500頁 7500円 海軍幹部の内部資料。 海軍は開戦に反対していたのか。はてさてどうなのか…。昭和史研究の泰斗2人が、新公開資料から読み解く、帝国海軍の実像、栄光と限界、提督たちの“失敗の本質”。サラバ「海軍善玉」論。
メルセ・ひすい

【半藤】昭和5年東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋社入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役などを経て作家に。「漱石先生ぞな、もし」で第12回新田次郎文学賞、「ノモンハンの夏」で第7回山本七平賞、「昭和史」で第60回毎日出版文化賞特別賞を受賞。 【保阪】昭和14年札幌市生まれ。同志社大学文学部卒。ノンフィクション作家、昭和史を語り継ぐ会主宰。昭和史の実証的研究のために延べ4000人の聞き書き取材を行い、独力で「昭和史講座」の刊行を続ける。一連の昭和史研究で第52回菊池寛賞を受賞。

04/20 17:24
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jack
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「おいおい、ここに出てくる海軍高官、なんか今の官僚と変わらんな。」 ☆4.8
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