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ハリスおばさんモスクワへ行く

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山メ
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ネタバレ【ネタバレ】前作であんなに意味深な終わり方をしたのに、ロールスロイスの君は???フランス大使殿も映画会社の大物も、ついでに“国会”に出てきた誰だか忘れたお金持ちも名前がチョロっと。お馴染みが活躍しないシリーズ最終巻に吃驚。作者が亡くなられなければまだまだ続いたのかな∕こんな時代[ロシアのウクライナ侵攻]に読むなんてなぁ。終盤、ローシアの外務省vs.KGB で外務省側が遣り果せたのには拍手だった
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paxomnibus
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原著は1974年。東西冷戦も緊張緩和の時代、ソ連の首都モスクワにはジャンボジェットが就航していた。観光客向けのパンフレットこそ美麗なれど現地ではないものだらけ。本書で言及されている作家はソルジェニーツィンで著書は『収容所群島』だろう。ハリスおばさん、スパイもかくやという働きぶり。それにしても前作のラストでいい雰囲気になった人はどこへ消えたのか。そもそも居もしなかった事になってるっぽいのが英国的ではある。訳者が逝去により途中から代わったそうで、ハリスおばさんの発音がロンドン訛りだと分からなくなって残念。
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チャンドラー
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ネタバレロシアのウクライナ侵攻もあり、このシリーズ最終巻は読むかどうか迷った。案の定とでもいおうか、想像以上に冷酷無比なロシアに嫌悪を催しつつ、だからこそKGBに対してのバターフィールド夫人の怒号は爽快だ。すり餌の件もいかにも皮肉的だが、プライドの高いあの国なら実際にやっていそうである。まあ、それはそれとして、ハリス夫人とバターフィールド夫人の友情と幸せいっぱいの大笑いのラストシーンは、最終巻にふさわしく大いに胸を打たれた。ただベイズウォーターさんが登場せず少し残念。
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読生
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令夫人って言葉が今ではもう通じないかもしれませんね。 チャー令夫人の成り立ちを一瞬で理解するハリスさんはやっぱりただ者ではないです。 著者のソ連への思いがあふれ出まくっているような気がしますが、実際当時のソ連はこんな感じだったのかな…。 たびたび出てくる日本は、例のオイルショックでトイレットペーパーに人が群がってたあの時代なのですよね。 これもまた今の読者には説明しないとわかんないかもな。
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hiromi
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最近「コードネームU.N.C.L.E」を観たので、ソ連て本当にこういう怖い国なんじゃないかと思ってしまう…。
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ぶんこ
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ハリスおばさんシリーズ4作目だそうですが、他の作品は読んでいません。 掃除婦をしているハリスおばさんが、得意先の作家の家で見た1枚の写真から、作家がロシア訪問時に一目惚れしたツアーガイドのリズをイギリスに亡命させるまでの物語。 ロシアへの5日間のツアーペアチケットを当てたハリスさんが、友達のバターフィールドさんと旅立ち、不可能と思えた夢を実現させてしまいます。 正直者で情の篤いハリスさんに、読んでいると私まで肩入れしたくなりました。 ハリスさんとバターフィールドさんの友情が、何よりも羨ましかったです。
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