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ハリスおばさん国会へ行く

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paxomnibus
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原著は1965年なので作中にビートルズの名前が出てくる。テレビがロンドンの一般家庭にも普及し、アメリカの番組も放送されている。だが英国はインフレにつぐインフレで刻々と物価が上がり庶民の生活が脅かされている。この辺は今の日本と似ているのだが、違うのは選挙に対する熱情。アメリカのやり方と対比して紹介される英国の選挙事情が興味深い。首尾良く国会議員に当選した後の過ごし方も皮肉が効いている。ハリスおばさんは本作ではとても辛い経験をする。理想と現実の違いを明快に描きつつ、それでもハリスおばさんは尊厳を失わない。見事
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チャンドラー
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肝の据わった明るく前向きなハリスさんも今回は苦い経験をして、ふたりは何処へ?イギリスの国会は週に5日、しっかり開かれてるんですね…。
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刺繍好きの糸ちゃん
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ネタバレハリスおばさん、シリーズ3作目にしてほろ苦いエンディング。でもベイズウォーターさんとの素敵な旅で、復活するよね。  選挙に当選するまでは、今ままで通りの痛快なドラマ運びだったんだけどね。議員としてのお仕事は、そう簡単にはいかない。。。   階級社会イギリスだから、なのか。。。   ろくに知識のない元芸能人でも任期を満了してしまう日本が甘いのか。。。 なんてこともちと思ったよ。
0255文字
hiromi
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ネタバレ陰謀渦巻く政治の世界にちゃきちゃきの働き者の掃除婦が乗り出し、労働者ならではの政策で国を改善していくサクセスストーリーかと思いきや…。真面目で善良なハリスおばさんも、政治の世界を渡っていけるような器ではなかった、という着地点がほろ苦くも現実的で良かった。
0255文字
アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯
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ネタバレロンドンの下町に住む掃除婦のハリスおばさん。働き者でキレイ好き、人情味あふれるおばさんが、元気に国会で活躍する物語かと思いきや、政治屋たちの悪だくみに利用されそうになり、それを知ったロールスロイスの運転手ベイズウォーターさんは親友であるハリスおばさんを守るため、あの人たちにSOSを出します。選挙の盛り上がりは痛快だけれど、当選後のほろ苦い現実にいつものハリスおばさんの元気もどこへやら……。そしてここでも、ベイズウォーターさんがまた、おばさんの助けになろうとします。
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ぶんこ
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勇敢で機知に富んでいて、誠実、思いやりのあるハリスおばさんが国会議員となって活躍する・・・とワクワクして読み始めたのですが、さすがのハリスおばさんも政治の世界には入り込めなかったようです。 理想だけでは、人がいいだけでは通用しない世界だったようで、哀しかったのですが、反面魑魅魍魎の世界からさっさと逃げ出せて良かったとホッとしました。
ぶんこ

朝顔さん、こちらのシリーズはモスクワとこちらの2冊しか読んでいません。 少しずつ読んでいくのが楽しみです。 パリにはディオールの服を買いに行ったと、こちらに少し書かれていて、ハリスおばさんがディオール?と興味津々です。

10/16 08:13
朝顔

はい、パート代貯めて(笑)、私も行きたいパリ。

10/16 08:15
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