形式:単行本
出版社:新潮社
⇒なられたが、著者と父の出会いは父の死から始まったと言う。直接聞くことなかった父の生涯を辿る。肉親の業績や長所は控え目に言うべきところだが、亡くなった父への尊敬と思慕の念全開で、それが生前知ることがなかった父の”偉大さ”として娘の心に迫ってくるのが感じられ、微笑ましくもある。著者ら一行の大連から黒河までの旅行は’85年。私も前後して’83年、旧満鉄路線を一人旅した。中国が改革開放に乗り出した頃、今から思うと日中関係は奇跡のように良い時代で、著者一行も先々で歓迎されている。私も多くの中国人に親切にされた。
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⇒なられたが、著者と父の出会いは父の死から始まったと言う。直接聞くことなかった父の生涯を辿る。肉親の業績や長所は控え目に言うべきところだが、亡くなった父への尊敬と思慕の念全開で、それが生前知ることがなかった父の”偉大さ”として娘の心に迫ってくるのが感じられ、微笑ましくもある。著者ら一行の大連から黒河までの旅行は’85年。私も前後して’83年、旧満鉄路線を一人旅した。中国が改革開放に乗り出した頃、今から思うと日中関係は奇跡のように良い時代で、著者一行も先々で歓迎されている。私も多くの中国人に親切にされた。