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哲学の冒険 「マトリックス」でデカルトが解る

感想・レビュー
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takao
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ふむ
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nao
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有名SF映画について哲学的な考察で読み解いたエッセイ(?)。ユーモアたっぷりな語り口で親しみやすい仕様ではあるけれど易く理解きるほど内容は浅くはない感じ。取り上げられる作品の中、特に『シックスデイ』のクローンについての項で、自分が映画を見て疑問に思い、ながく気にかかっていたことが取り上げられていた。そしてその考察について腑に落ちるものであった。
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tjZero
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『マトリックス』でデカルトが、『スター・ウォーズ』でニーチェが、『ブレードランナー』で死の意味が解る…。数々のSF映画を通して、哲学的思考が身につくレッスンを施してくれる本。しかも、楽しく、面白く。スクリーンを”鏡”として、異性や、異国人や、異星人…といった己と異なる存在を見つめることによって、自分自身を深く掘り下げるきっかけをつかむことができるのだろう。
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Uz あなぐま
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長く積読になっていた。難しい話だけではなくユーモアが散りばめられていて楽しい読書だった。ディック作品に出てくる自我を巡る不確かさの感触に惹かれる。映画の場面を使っての例えはイメージしやすく、大事なところは繰り返し説明されていて入門レベルの自分には分かりやすかったと思う。自己の同一性の議論が最も気になるテーマだったが他にも「内と外の視点」「無矛盾性と公平性で論じる道徳問題」「境界線が枠組みをつくり意味を与える」などどれも興味深く面白い。気になったら読み返したい。
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ミッツデラックス
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ネタバレ本当にすごい本。ユーモアに溢れた著者の軽い文体で恐ろしく濃い内容の文章が続く。SF映画(しかも世界的に有名なものばかり)を哲学のトピックと結び付けて論じる形式。この本の中に出てくる「内」と「外」という概念は、単純だか色々な哲学のトピックに利用出来る貴重な収穫だった。SF映画を哲学と絡めて深く論じることの出来る著者は根っからの哲学者であり尊敬する。何度も読み返したい。
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魔魔男爵
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SF映画をネタにし、西洋哲学を語るというギャグパロディ本かと思ったら、違いました。マジ凄い感動本。ジル・ドゥルーズよりも、高橋昌一郎よりも、判り易くて面白くて、毒舌ギャグもあって、哲学解説書オールタイムベスト1級の凄さ。カントは物理学的に間違ってる絶対空間絶対時間について思考したので、自然科学で明確を事を無駄に考えた阿呆だと思って、真剣にカントを知りたいとは思ってなかったが、この本を読んで、倫理学の道徳律を無矛盾性と公平性の論理学で、厳密に論理命題として正しい道徳命題を証明した天才だったとやっと理解出来た
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k
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フィリップ・K・ディックを読みたくなった。SFやホラーを読むときは哲学的な目線で読むのも良いかも。
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Matsui Kazuhiro
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筆者のジョークが面白い.扱う内容もかなり興味深く,色々と考えさせられる良書.#95
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星羅
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ものすごい面白い哲学のテキスト兼シュワちゃんへの熱すぎるファンレター。註も毒が効いている面白さ
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caseyhardin
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★★★★☆ 4/5
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こうやどうふ
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誰でも見たことのある映画を題材とした、哲学の導入として素晴らしい作品。偉大な哲学者たちや映画監督やキャラクターや内容そのものをユーモアたっぷりにおちょくりまくってて哲学にしてはかなり読みやすいと思う。内容も多岐に渡っていて、各領域についてますます知りたいと思わせてくれる。特に印象的だったのはスターウォーズをテーマとしたニーチェの話。俺の価値観はキリスト教的価値体系に基づいていた、すなわち原始的な欲求を抑圧することにかなりのエネルギーを消費してしまっていたんだ、ということに気づかされた。それの善し悪しはさて
こうやどうふ

それの善し悪しはさておき、俺はフロイトやニーチェが言うように、その原始的な欲求を昇華してより高次な欲求を満たすエネルギーにしていきたい、と思った。

01/15 22:39
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総代
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マトリックスからSWまで、ハリウッド映画を素材に実存主義や二元論を解説する。八章のSWの項では、プラトンやキリスト教公式教義は悪をそれじたい実存するものではなく、善の不在とみなされると指摘する。SWでは善と悪はそれぞれに実存的な独立した原理があるとする。面白いのはそれくらいで、あとは内用薄いかなぁ。
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のの
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まぁ映画は導入です。 高校くらいにいいかな 哲学者の説明が面白かったので、このノリでこれだけでまとめたのはないのかなぁ
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えっず
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V6の岡田くんが、メンズノンノでこの本を紹介してたのはもう何年前かな。サラリーマンのでんぐり返しが印象的だった。
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kinaba
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ほとんど映画は前振りに使われているだけのような…。スターウォーズからニーチェに行く辺りやエイリアンを使った辺りはうまくつながってたけども
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メルセ・ひすい
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蔵書 ハリウッド映画を素材に縦横無尽に哲学を語りつくす・・・ 諸君は、この「難問」に答えられますか? ☆人生に本当に意味があるのか? ☆罰せられなければ、何をしてもいいの? ☆なんで人を殺してはいけないの? ☆人間は本当に自由に行動できるの? ・・・  この世に完璧なものはあるのか? 死は本当に悪いことなのか? これらの難問を解く鍵を提示。
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チネモリ
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「マトリックス」が話題になったときに読んだ本。映画自体あまり見ないが「哲学者」と映画のテーマがうまく結びつけられていて最高だった。本書を横においてDVDを見ながらポップコーンなんていいかも。再読したい中の1冊。
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