形式:文庫
出版社:新書館
形式:Kindle版
生まれつき人の“心の声”が聞こえるカンナは、ずっとこの力を誰かの役に立てたいと思っていた。自分同様心の声の聞こえた母が亡くなったあと親戚の元を転々としいたカンナは、ある町にたどり着き、一軒の古いアパートに入居する。そこで出会ったのが、心の声まで寡黙なガクタだった。そんな男が洩らした『痛い』という心の声が気にかかり、カンナは大怪我を負っていたガクタの世話を焼くようになる。最初は鬱陶しそうだったガクタも、徐々にそれを受け入れ始める。だが彼がヤクザだと知っても変わらないカンナの態度に、下心があると誤解したガクタが手を伸ばしてきて……? カンナの健気さに感涙必至の、大人気シリーズ第三弾。
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