形式:コミック
出版社:竹書房
明治から続く茶道具店の店主・桐生光孝は、後継した店の再興に邁進中。しかし、茶道界ではまだまだ若輩な桐生には後ろ盾が必要で、北万家(きたのばんけ)の実力者・有馬にその身を投げ出し、庇護を受けていた。有馬の「お気に入り」は茶道界では公然のことだが、それが意味するコトを知っているのは、桐生の同居人・名波伊織だけ。父の死から有馬に初めて身体を奪われるまで、全てを知っている伊織は桐生にとって特別な存在であり、必要な支えだった。ところが、和菓子屋の跡取り息子・瀬戸倫太郎が5年間の修業を終えて戻ってくると、「あなたを守りたい」と告白されて――…。瀬戸から寄せられるひたむきな想いに動揺する桐生。そんな桐生を見て、伊織も心中穏やかではいられず…?
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