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276ページ

あらすじ

ちぐはぐな会話、歯がゆい距離感。四人それぞれの、ひそやかな決意――

「文章にちりばめられた、そこはかとない可笑しさ。小説家としてのセンスをすでに持っている」唯川 恵
「光る才能と大きな可能性。この人の物語をもっと読みたい、という気持ちになる」
朱川湊人
両選考委員が大絶賛した第７回小説宝石新人賞受賞作収録を含む、新感覚ロードノベル。

真島圭太（29）　律儀で真面目、振り回され上手なモラリスト
繁田 樹（33）　上昇志向が空回りする、女好きバツイチ研究者
仲杉幸彦（28）　チャラい言動で自爆しがち、人なつっこい営業マン
斎木 匡（30）　人の気持ちをはかるのが絶望的に不得意なイケメン

仲良くもなく、友だちでもない四人の青年。ひょんなことから連れ立った旅先に、
それぞれの人生の答えがあった！……のか？

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