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COCOON(Kindle版)

感想・レビュー
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
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アンリミ、今日マチ子戦争シリーズ。
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内臓
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ネタバレぼんやり読んでいたので後書きを読むまで繭の正体に気付かなった。この作者のイラストしか見たことがなかったのでこういう漫画を描くのかという感想が強い。男の人はみんな白い影、でも…と何度か読み返したくなる。
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サラダボウル
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ジュンク堂池袋店にて、文庫版購入。"わたしたちは想像の繭に守られている。誰もこの繭を壊すことはできない」沖縄、ひめゆり。
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えみゆき
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★ナイスを押していただいた方が読んでいた。沖縄かあ、昨年ミニシアターで見た「島守りの塔」映画が浮かんだ。そう、確かに映画とこの作品と映画は似てるが、身体から蛆虫があふれだす、繋いだ手はもう外れない、繋いだ相手は。。。映画には表現できなかった目を塞ぎたくなる描写が続く。読み終わった後は沖縄のひめゆり学徒隊に思いを馳せ、一晩、深く考える夜を送った。★ナイスをクリックしてくれたあなたのお蔭で出会えた1冊です
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kohei1813
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高橋源一郎の「飛ぶ教室」で紹介がありKindle Unlimitedにあったので読んでみた。沖縄戦での看護隊に動員された女生徒たちの壮絶な記録だが、絵が詳細な劇画でないため、ある程度残酷描写は緩和されていたが、それでも十分残酷であった。少女たちはお国のためと言って頑張るが、それは大本営のエリート官僚や教師或いは朝日新聞の様なマスコミによる洗脳であるのだ。ロシアや中国が侵略戦争を仕掛けてくる今、我々はどうすればいいのだろう、無抵抗で降伏したとしても中国やロシアは躊躇なく殺戮するだろう、悪魔は存在するのだ。
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麦茶
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藤田貴大さんの舞台をみた。ロビーでこの本を買った。舞台は舞台としてこの本の感想。沖縄の民間人はこんな風に戦いに巻き込まれていったのだろうか。本土とは違うような気がする。 生きていくせつなさと強さを教えてくれる物語。
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Felucca
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ネタバレ――「『わたしたちは想像の繭に守られている』『誰もこの繭を壊すことはできない』」
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396ay
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kindle unlimited 繊細な絵で凄惨な現実を現わしている そんなに響かなかった記憶
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たけのこ
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第二次世界大戦終戦間際。沖縄で看護要員として集められた女学生の部隊「ひめゆり学徒隊」を今日マチ子先生が描いた作品。 はかなげであわい先生独特のタッチで描き出されるのは凄惨で救いのない戦争の姿。今も海の向こうで同じような光景が生み出されているかと思うと心底恐ろしくなります
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阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)
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ひめゆり学徒隊の話で、度々少女達が嫌味無く「お国のため」と口にするのが気味が悪かったが、そういう疑いを知らない純真な献身が彼女等の理想の「繭」の世界に穴を開けてグロテスクで即物的で猥褻な世界を開陳する。孵化した蚕はまた子を為し死んでいくが、「繭の正体」を知りそれから出る事を拒否した(この拒否に闘争的意味を持たせたのが面白い)ボーイッシュな少女は男を殺し、殺され、飽くまで繭の中を守る事を伝える。「戦争を知らない世代」でも戦争を語る事の可能性やそれがまた先代とズレる事を知り受け入れる義務を感じた。
阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)

まあ、少々不躾気味に軽い感想を言えば、俺に百合(GL?)は合わないなと、あのイノセントさに不気味さも感じてしまう。おまけに、その沖縄(「周縁」)と戦争、そして百合的なシスターフッドを読んで手塚治虫の『MW』を彷彿とした。尤も『COCOON』が周縁を守る事で中央(戦争)からの防衛を示したのに対し、『MW』は周縁の実態を突き付け中央の喉元に刃を突き付けるような作品だったが。個人的には手塚のアプローチの方が好ましいが、この世代の戦争観の表出は評価したい。

04/30 15:58
0255文字
べ
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先生の心の声(演劇への翻案)
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きはち
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ひめゆり学徒隊の話。作品全体を「繭」の比喩が覆っているのが評点としても雰囲気としても好み。火傷跡、ウジ虫、死に様など気持ち悪いと感じるリアルな描写は多かったが、当人たちは何百倍も吐き気のする思いだったに違いないと感じさせられた。「夕凪の街」と並んで、生優しく戦争を取り扱うことから一線を画した作品だと思う。
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f the minion
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白昼夢のような筆致でひめゆり部隊に学徒動員された少女たちの看護活動から自決までを描く。戦場の過酷な日常の中で少女たちを癒すのは柔らかい繭に守られているという想像力だけだった。
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zikisuzuki
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内容を全く知らずに読み始めたのでショックだった。 最近ひめゆりの塔や、日本軍終焉の地を回ったばかりだったので、この話の全てがリアルに胸に迫ってきた。人は死の直前まで自分が死ぬとは感じないが、人の死を見すぎると生が耐えられなくなってしまう。色々言い訳はあろうが彼女たちに降伏のやり方を教えなかった軍国の過去を恨めしく思った。
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むきぐり
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普通の女の子たちの生活の中に戦争が入りこむ。その苦しさに途中で何度か読み進めるのがつらくなるが、繊細なタッチで丁寧に描かれた世界観に救われる。なんの訓練も受けていない思春期の少女にとっては、戦場であること以前に「男の人が怖い」と思う気持ち。男性の体に触れることの恐れと不快。そんな視点がなおいっそう、悲劇のリアルさを生む。
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更紗蝦
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ネタバレ沖縄戦の女子学徒隊をテーマにした作品ですが、「キュートにモダナイズされた女の子のキャラ」と「戦争の惨禍」の落差を強調した表現手法は、ベトナム戦争をテーマにした西島大介先生の『ディエンビエンフー』に近いものがあります。(ただし『COCOON』の方は白昼夢のような非現実的な世界観なので、『ディエンビエンフー』の持つシュールさはありません。) マユというキャラの性自認がうやむやなまま物語が終わっているのが惜しいです。そこをきちんと掘り下げていれば、「戦争とジェンダー」を描いた作品として評価されたはずです。
更紗蝦

『エレガンスイブ』での連載期間が2008年5月号~2010年7月号なので、「ジェンダー」とか「LGBTQ」などの概念がまだ社会に浸透していなかった(今でも浸透しているとは言い難いですが)ことを考えると、マユの描写はこれが限界だったのかもしれませんが…。マユには「サンを騙している」という意識はなかったように見えるので、性自認は女だったのでは?と私は解釈していますが…。(つまり、兵役逃れ目的で「仕方なく女のふり」をしていたわけではない、という解釈です。)

04/24 00:23
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momo
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美しい表紙に誘われてパラパラ。沖縄の学徒看護隊の悲劇を乙女な目線で描いてある。細い線の描写なのにしっかりとグロさは伝わる。人間同士が戦う愚かさ。兵隊や仲間を葬りながら生きねば生きなければ命の尊さに涙。
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偏頭痛
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ネタバレちょっとおしゃれな感じの恋愛要素の高い漫画の短編を描くというのがこの方に対して持ってる勝手なイメージだったのでこういう戦争を描くとは思わなかったのでかなり驚いた。次々と死んでいく少女たちに戦慄しつつそれぞれの少女たちの生き様に感動もした。
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S.M.G.
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ネタバレKindleにて。 夢見るようなふわふわした少女たちの絵柄はやがて屍体に変わってゆく。細長く飛び出した腸、傷に群がる蛆。手榴弾で自決したひとくみ。泣いてはいけないと思った。少女たちが「お国の為に」歯を食いしばって頑張ったその「お国」ではなく、その少女たちの堪え忍んだ涙を私が流すなんてしてはいけない。でも、少し泣いた。沖縄に行きたいと思ったことはあまり無いけれど、ひめゆりの塔に祈りにゆくことは、したい。そのときは、泣いてしまうのだろうか。
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