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キャンティとコカコーラ (現代教養文庫 3042 ミステリ・ボックス)

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愛娘を連れ戻しにアメリカへ行く、主人公ロメオ警部。 憑いてそうそう殺人事件にかかわる事に。 「この世で至高のものは愛」が、信念のロメオだけあって、 私生活も仕事もそれは揺るがない。 話はきちんとミステリーなのだが、登場人物のキャラが濃く、笑える場面が多いので、ノンストレスで読めた。 ロメオ警部、嫌いじゃない。
0255文字
三毛太郎
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アメリカを舞台にイタリア人警部が暴れまわるフランス人が書いた小説。フランス人がアメリカ人とフランス人をまとめて笑いものにしているともいえるのだが、ここにあるのはやはりヘイトでなくて愛である。無茶苦茶やっているように見えてロメオ警部意外といっちゃ失礼だが捜査は論理的でマトモなのが面白い
0255文字
わたる
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なかなかユカイなユーモア・ミステリ。ロミオとジュリエットの街ヴェローナに住むロメオ・タルキニーニ警部は愛を重んじる。その信念は「すべての犯罪の動機は愛である」というもの。そんなイタリア人ロメオは、嫁いだ娘を連れ戻すためにアメリカへ渡り、ボストン上流社会を持論でもってかき乱す。アメリカ社会の象徴コカコーラとイタリアのキャンティというタイトルが示すように、本書ではアメリカ人とイタリア人の価値観・生活様式の対比が一つのテーマであり、おもしろおかしく描かれる(著者がフランス人である点にも注目!)。
0255文字
schizophonic
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イタリアから夫にさらわれた(?)愛娘を追って、アメリカの上流階級の世界にとびこんだロメオ警部が大暴れ。堅物たちもロメオ警部の愛の力にたじたじ。ああ、楽しい。
0255文字
麻生
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ゲラゲラ
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Steppenwolf
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G登録漏れしていたほど昔に読んだ本。イタリアはベローナのロミオ・タルキーニ警部の活躍を描くユーモアミステリーであった。シェイクスピアの名作ロミオとジュリエットの舞台となった土地なのでタルキーニの信念は犯罪とは愛を原因とする。また,愛妻家でもある。この信念からして一寸ずれた人だがクルーゾー警部と同じく最後は犯人を捕らえてしまう。私は現代教養文庫から出されたハンサムな狙撃兵を読まずに残している。というのは読んでしまうとこの作家の作品を読めなくなるからである。ハヤカワも含めて重要作品を何とか再刊して欲しい。
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