読書メーター KADOKAWA Group

フルコースな女たち (角川ホラー文庫)

感想・レビュー
113

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
凛
新着
食前酒、前菜、メイン料理…などフルコース料理に見立てた男女のサスペンス短編集。初読み作家さん。どの話もぞっとするホラーサスペンスではないものの、なんとなく後味の悪い作品ばかりでした。個人的に本来のフルコースと同様にストーリーのボリュームも魚料理と肉料理のメインディッシュの物語が重く面白い仕様に感じて、凝ってるなあと感じた。この方の他の作品も読んでみたくなった。
0255文字
たくぴー
新着
コース料理にちなんだ話をまとめた短編集。怖さはなく、平均的なサスペンスって感じですが、読みやすくて面白かった!
0255文字
KEI
新着
男と女の物語をフルコースの一品になぞられて書かれていてホラーらしいが、怖さは感じない。オチもなるほどと思える作品だった。愛する夫を散骨する為に粉骨にした骨を食べる母親を描く【散骨 スープ】、自分たちを騙した男を誘き出し、殺害し、解体し食べてしまう3人の女、「姦しい」の語が文章の前後に表される【男狩り 肉料理】どちらもダイレクトに薄気味悪く面白かった。元恋人の妻が流産をする様にスウィーツを作る【マタニティ メニュー】のとんでもない事実にええっとなったがとてもフルコースを味わい尽くした。
0255文字
光雲
新着
どの話も期待を裏切らない。とは言えはじめのは恐怖を体感させてからのホラー映画というオチがあんまり。スイーツの話はつらつらとスイーツにまつわる男の回想がきてのラスト、面白い。マタニティも干し柿入りのスイーツ、妊娠してなかったら美味しそう、2度読みながら好き。
0255文字
MASA123
新着
感想を256文字でピッタリ仕上げたが、操作ミスで消してしまった。このまま、保存するかとか?聞いてきたときに、うっかりクリックしてしまうと、保存されないほうになるようだ、よく、この失敗はしてしまう。 タイトルから想像できないストーリー、とくに、水難の相、スイーツ・バイキングは、話の運びがうまいと感じた。
MASA123

作者あとがきで、作者は幼稚園児のときに「グラタン」を食べて、世の中にこんな美味しいものがあったのか、と感動したそうです。 ちなみに、作者の夫は、キーウイ。あなたは、何ですか?

06/27 22:24
0255文字
ソフィア
新着
「夫が邪魔」と同じ話もありましたが、こちらの方がコース料理のように味わって読む楽しさがありました。「散骨」や「男狩り」のようなお話は、ダイレクトに気持ち悪さがありますね。
0255文字
ごま
新着
もしかしたら、2度読み? 何点か読んだような気がした。浦島太郎の逆の話とか。(ゼンサイのような女)、散骨。 他のも気味悪くて面白かった。
0255文字
有機物ちゃん
新着
ネタバレ男と女と食がテーマの短編集。前菜・スープ・メインディッシュ・デザートとコース料理のようにお話が進んでいく。ホラー文庫から出ていますがホラーというよりイヤミスが近いかなぁ。『ゼンサイの女』が唯一ホラー。怪異のようなSFのような味付けが良い。散骨スープのお母さんはメンタル錯乱してるのか?とかクールー病とか狂牛病の例もあるから心配はあるけど、私的に全然有りだな~!男女それぞれの狡さ、特別嫌な奴という訳でもない普通の人が嫌悪を募らせていく様子が自然でそれがジワジワ効いてくる怖さ
0255文字
鈴子
新着
生活感と男女関係のリアリティある憎々しさがうまい新津先生。とても読みやすい。「男狩り」と「マタニティメニュー」の復讐ものは先が読めても面白い。「スイーツバイキング」はお菓子の蘊蓄や流行った頃の話が出てきて懐かしく読んだ。ラストに驚かされますが。
0255文字
ふぃっしゅとりすと
新着
ネタバレホラーありファンタジーありスリラーありとバラエティに富んでいて面白かった ゼンサイのような女 箱を開けないラストは妙な余韻があって好き
0255文字
うぇい
新着
まずまず面白かったです。凄い良かったというほどではないけど、良く出来た短編集という感じでした。最後の「マタニティー・メニュー」は『夫以外』という別の短編集で読んだやつでした。
0255文字
じいじ
新着
8作目にして、完璧に新津魔力にハマり込んだようです。元来、ホラー小説は苦手にしてきましたが、この作家のホラーは、臆病者の私でも充分に愉しめます。さて今作は、男と女の関係を「食」をテーマに綴った8短篇。ぞくっとするストーリーが面白くて夢中で読んでしまいました。前菜からメインディッシュの魚・肉料理~デザートまでのフルコースの料理を、お腹いっぱい大変美味しくいただきました。
ふじさん

ホラーは苦手ですが、じいじさんのコメントを読んで、この作家のこの作品を読んでみようと思います。

10/22 15:03
じいじ

ふじさん こんばんは。新津きよみは、御亭主の折原一もミステリーを書く珍しい御夫婦です。今、奥さまの方にハマっています。この短篇集はホラー度も軽めなので初読みには恰好かと思います。ぜひ読んでみてください。小生はつぎは『記録魔』の長編を行こうと積んでいます。

10/22 19:50
0255文字
ジャッカル佐崎
新着
食前酒、前菜、メインディッシュ…とフルコースのメニューになぞらえた短編集なのだが、男女・料理・ホラーの三題噺を成立させるのでいっぱいいっぱいになってしまった感が…。「転落―食前酒」はオチにムリヤリ食前酒要素を入れたせいで恐怖がブレてるし、「水難の相―魚料理」も「スイーツ・バイキングーデザート」もエピソードの水増しでテーマに寄せている節がある。三題噺がしっくりハマった作品もあり、「散骨―スープ」はスープに故人の骨を溶かして飲むというキモチワルイ散骨方法が序盤で明かされ、そこからさらに一捻りさせた展開が見事。
0255文字
Ryoko
新着
男女関係をフルコースに例えて展開する短編小説。とはいってもその意味は見いだせず。新津さんらしいエスプリが効いた短編が並ぶ。さらさらと読めるので待ち時間が発生する時間に最適な本。私はそういう時によく新津さんの本を選ぶ。
0255文字
coco
新着
それぞれの物語をコース料理に見立てたサスペンス短編集。思っていたほど毒々しくはなかったが、ほんのりうすら寒さと後味の悪さが味わえてよかった。生理的な嫌悪感とホラー的な不気味さが際立つスープ「散骨」、女三人寄っての復讐単であるメインディッシュ2の「男狩り」あたりがとりわけ印象的。
0255文字
ChieHa
新着
フルコースに沿った短編集。 読み終わってからホラー文庫だと知りました。 そこまでの恐怖はないですが、ジワリと来る人間の暗い怖さがありました。 スープと言い肉料理といい、食べる時に思い出してしまいそう(笑) 全体的に読みやすかったです。
0255文字
Ma
新着
コース料理仕立ての物語 どれもスパイスがきいた一筋縄ではいかない話。この物語のメニュー表見ただけでグッときちゃう。 角川ホラーですが、怖くないですよ! 人間的な怖さはあるけど。 スイーツバイキングのオチが悲しかった
0255文字
ダ
新着
ホラー文庫なんて初めて読んだけど、あんまり気持ちのいい話ではなかった笑 新津きよみ作品も初 新津さんがお酒と合わせて美味しい食事を楽しむのが好きな方だというのをTwitterで見かけていたので、フルコースになぞらえた短編集を書いているというのはある意味イメージ通りで面白い
0255文字
ねも
新着
ネタバレすごく好きなタイプの話。特に「散骨」と「男狩り」が面白い。夫の骨を食べるようになってからみるみる若返っていく妻が妙にリアルだった。もしかしたら現実にあることなのでは?と考えてしまった。
0255文字
kawaco
新着
ネタバレアペリティフからデザートまでフルコースに沿った短編集。新津さんはサクッと読めるのに、ひとのあまり見せたくない見たくない部分を書き出すのがうまいと感じる。ただ、ここまでひとに思い入れることが少ないので共感は微妙。「散骨」で亡くなった夫の骨を摂取する母親が出てくるが、それはなんとなくわからなくもないかも。最後の特別料理の「マタニティ・メニュー」は他の短編集にも収録されていたような…。
0255文字
クキモン
新着
食前酒からデザートまで、フルコースにのせて繰り広げられる8つのショートストーリー。グルメものではなく、ホラーです。人間の骨を砕いてスープで食するシーンには絶句しました。もうスープは当分食べられそうにありません。とくにミネストローネは。
0255文字
みどり
新着
フルコース、と言う設定。 「男狩り」の「女三人寄れば姦しい」がなんかすごく身に染みる話だった。 怖くはないが、各話とも「厭な感じ」がすごくするのが好き。
0255文字
ユウユウ
新着
コース仕立てのぞくっとする短編集。魚料理はやや救いがありますが、他は…。でもこういうの嫌いじゃない。
0255文字
蒼(あお)
新着
ネタバレフルコースに仕立ての短編集。「散骨」と「男狩り」がすごく不気味。「転落」は、あぁやっぱりそうなるのか…と思ったらあっそういうオチ?ってちょっと安心‪w「水難の相」はラストがいい感じ。「スイーツバイキング」はなんともやるせない感じ。「マタニティメニュー」は怖かった。どの話も面白く読めて満足の1冊。
0255文字
あいちょ。
新着
図書館。 初読みの作家サン。 ※散骨 ※薬
0255文字
g3_u6
新着
フルコースになぞられた短編集。ホラー薄めで読んだ後物足りなさもあった。水難の相-魚料理が1番好みだったかな。
0255文字
こゆび
新着
短編集。こちら、激情と衝動を使用したフルコース仕立ての1冊でございます。ピリリとスパイスを効かせながら、くどすぎない不思議なお味をお楽しみいただけます。隠し味に少量の毒が含まれているかもしれません。お召し上がりの際は、ご注意を。
0255文字
りらこ
新着
あっさり読むにはちょうどいい感じ。え?っていう落ちがあったり。今まで、すごいドロドロの読みすぎたかも。人を食べる話はどうしてもイヤですけど。
0255文字
アッキー
新着
各話をフルコースに例えた短編集。決して美味しい話ではなく、じんわりと後から来る嫌な感じ。魚料理と肉料理の間にお口直しの章があり、ほんの少しで終わったりする。ホラーな話やドロドロな話、おとぎ話のようなものもあって、しっかりとコース料理になっていた。1番はメインディッシュの肉料理。オチは完全に読めてしまったが、その後のデザートもデザートらしい読後感が良かった。
0255文字
ザ ネ
新着
ネタバレフルコースに例えた短編集。「ゼンサイのような女」は玉手箱の逆バージョン。そんなに戻りたくなかったのか〜。やっぱり結婚とかは外見とかじゃなく中身だと本当に思う。「散骨ースープ」はタイトル通り。まあ、お母さんの気持ちも分からなくは無い。「水難の相」は涙。「男狩り」は女3人の関係は難しいなと再確認。「スイーツ・バイキング」は情状酌量の余地があるし、切ない。「マタニティ・メニュー」は子供産むことが女性の全てでは無いし、それを理解してくれる伴侶こそ本当の愛だと思う。全体的に今回はそこまでドロドロでは無かった。
0255文字
しぐ
新着
1つ1つの短編をフルコースのメニューに例えているのがおしゃれ。個人的には男狩りがおもしろかった。女が3人集まればなんとやら、とはいうけれど…秘密の共有すらも長くは続かないんだな…。女性って怖い、としかいえない。
0255文字
けん
新着
「玉石混淆の短編集」という感じでした。「◎」は「スイーツ・バイキング」、「○」は「薬」かな。ただ、少し前に読んだ新津きよみさんの「意地悪な食卓」が、最悪だったのに比べると、こちらの方は「まあまあ」という感じでした。
0255文字
モモ
新着
一つ一つをフルコースに見立てたミステリー短編集。女性って怖いなって思いました。
0255文字
全113件中 1-40 件を表示
フルコースな女たち (角川ホラー文庫)評価80感想・レビュー113