形式:新書
出版社:幻冬舎
形式:Kindle版
ほんとうはみな家族のことを知らない/家族は、むずかしい/家族という病/家族を知る/旅立った家族に手紙を書くということ
大学生になって、寮に入ってまで家を出たのも、地元から遠く離れた東京で就職をしたのも、全部そうなんだよな。家族一人ひとりを「個」として認識して、その人間性と本当の意味で向き合った時、逃げ場がないのが怖い。自分と全く違う価値観・理解できない考え方であったとしても、「家族だから受容しないといけない」のが嫌なんだろうな。僕が自分の家族といつまでも家族でいられるためには、近くにいてはいけない。近くにいたら、家族を壊してしまうか、自分が壊れてしまう気がする。だから離れて暮らしている。こんな薄情な息子でゴメンね。
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