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家族という病 (幻冬舎新書)

感想・レビュー
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koike
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妹の本棚からの借り本。「うんうんわかるなぁ」って項もあれば、「それはちょっと…言い過ぎかな」「この項で言ってることとズレてない?」みたいな項もあり、平たく言うと大変に新書っぽいなぁという所感。元々アナウンサーだっただけあって「人からこういう話を聞いて私はこう思った」みたいな文章が多いかな。でも嫌いなわけじゃないよ。もし下重さんにお子さんが居たら、また違う「家族」に対する分析が見れたのかもしれない。挟まっていた新刊紹介のチラシに「もう親を捨てるしかない」って本が紹介されていて思わず苦笑い。
koike

ほんとうはみな家族のことを知らない/家族は、むずかしい/家族という病/家族を知る/旅立った家族に手紙を書くということ

01/06 11:52
0255文字
nakamupost
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題名こそ家族という病だが、実質は自身の認知的不協和を赤裸々に語るエッセイ。著者の「連綿として続いていく自然界のつながり(略)その果てしなく続く連鎖が気味悪くも思え」の感性にぞっとした。母の文通を「手紙を書くことが自己演出めいてあまり好きではなく」と非難する一方、その文はわざわざ家族への手紙という体裁で書かれ「父への手紙―落ちた偶像」と凝った副題まで付く。各所の矛盾が印象的。文の表面を信じるのでなく、著者の拘りやわずか200頁に異様な回数挟まれるモテ話を手がかりに、著者のもつ強烈な歪みを探ると楽しく読める。
0255文字
でにす
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主観によるメッセージ性が強くて私には合わなかった。ダメ。
0255文字
luny
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共感出来ない面が各所。意識高い系で独立心のある女性。これに感化されるといよいよ「少子化」で日本沈没です。ただ、経済基盤のない「子沢山」もどうかと思うが。
0255文字
夏ユキ
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すごいですね。結婚率と出生率がますます下がってしまいそうな話のオンパレです。結婚や子供に期待を抱かなければ反動のガッカリ感も少なく済むのでしょうから、ソレは良いでしょうけどネ。。。
0255文字
おたまじゃくし
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ネタバレもっと統計的、客観的な内容が含まれてると思いきや、内容のほとんどは著者の自慢話と自叙伝的な内容。 半分で読むのをやめた。 最後まで読んだら違ったのかな。。
0255文字
S A
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ネタバレ欧米と日本で決定的に違うのは個人主義と家族主義である。どちらがいいとは単純に言えないが、家族という甘い意識空間にはいくらでも犯罪が入り込んでくる。と日本の家族のありかたに批判的な立場を下重さんは貫く。かなり毒舌でちょっと反発を覚えた。日本も変わったとお墓も徐々に足が遠のき生きている人中心なのだ。ハワイで知ったのはボランティアの意味だそうだ。日本人は知っている人には親切であるが知らない人には冷淡である。というのにドキッとした。人には安心出来る場所が必要でそれが家族ではなくなってきたようだ。
0255文字
あんじょう
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家族が「病」なら病原菌は「期待」かね?ラストの手紙、特に父親に対して著者がどれほど本人像とかけ離れた期待をかけていたかが伺われて何とも言えない。結局は割り切れていないんじゃないかとも、割り切れるものではないのかもね、とも思う。時代もあろうね…。
0255文字
光雲
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何というか、ハイソなご家庭を主に各家庭に潜む家族の闇を書いてるだけで、それだけの印象。章に分ける必要あったかな?半分自分の自叙伝みたいな感じ。年賀状で家族の写真入りのが幸せの押し売りみたいという意見で、たまにそういう人いるけど、感想を求められるでもなし、受け取るだけで別に迷惑かけるでもないけどなぁ。私はその人にこんな一面があるんだなぁと知れて新鮮な気持ちになるけどいろんな意見があるから送る方も考えないとですね。
0255文字
ミズノ
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家族ほっこりストーリーを読んだ直後だったので、真逆のものを読んでみようと思ったんだけど。うーん…あんまり刺さらなかったなー。大半が著者がいかに型にはまらずリベラルでイカしているかの自慢話で一般的な家族のどんなところが病なのかいまいちわからなかった。どっちがいいかではないと思うけど、自分の選んだ道を上げるために他を落とすのはいかがなものかと。思ったより書くことがなかったのかな?と思ったら2でてんのかい!読んでみよかな。
0255文字
たらみんと
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ネタバレ共感できる部分とそうでない部分がありました。私はどちらかというと本書でいう「日本的」で、家族愛が強く他人には薄情です。しかし他国の、他人に親切にする精神は、本当に頭が下がる思いで、自分もこうなれたら、と思います。あまり難しく考えず、大切な人を大切にし、困ってる人に手を差し伸べられる人になりたいと思います。
0255文字
からあげ
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ちょっと偏見が過ぎるなと思ったが、家族のかたちに正解はないし、どう思うかはそれぞれかも。
0255文字
とまほーく
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普段、家族に対して思っている事が割と書かれていて、改めて自身の家族観を整理してみた。家族は無条件で尊くて暖かい存在であるという「まやかし」がいつの日か嫌になり、父だろうと母だろうと「家族」である前に「個」は「個」であるべきだと思うようになった。なのに表面上は上手くいっている家族を取り繕いたくて、親が喜ぶ選択肢を取る孝行息子を装い、建前で立ち回り、真の対話を放棄している。正面から向き合うことから目をそらし、いずれ親や家族が亡くなることで、そんな自分からも逃げ切ることを何となく目指している。何と根の深い病か。
とまほーく

大学生になって、寮に入ってまで家を出たのも、地元から遠く離れた東京で就職をしたのも、全部そうなんだよな。家族一人ひとりを「個」として認識して、その人間性と本当の意味で向き合った時、逃げ場がないのが怖い。自分と全く違う価値観・理解できない考え方であったとしても、「家族だから受容しないといけない」のが嫌なんだろうな。僕が自分の家族といつまでも家族でいられるためには、近くにいてはいけない。近くにいたら、家族を壊してしまうか、自分が壊れてしまう気がする。だから離れて暮らしている。こんな薄情な息子でゴメンね。

03/11 00:55
0255文字
黒猫
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なんか面白そうと思って借りたはずなのに、思ってるのと違ってなんで借りたか謎。家族に対してこう思ってる人もいるんだなーって感じ。著者自身矛盾してるところあるし、よくわからんところはあったけど、へーって思うところもあったかな。ただ発行が10年近く前だから、同じような考えの人で現代版だとどうなんかなーって思う。
0255文字
Atsuko
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思っていたのとちょっと違った
0255文字
nao
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ネタバレショッキングなタイトルだが、何年も前にその内容を含め気になっていた。タイトル通り忖度などなく自由に書かれている。家族という括りの中で繰り広げられる愚かな所業。痛烈だが、何故か痛快だ。歯に衣着せず切り捨てている。いささか構成が散らばってる感じだが、著者の文章力に引き込まれる。ちょっと斜めな見方をすると著者一族やその知人達の高学歴なところや社会的地位、また、ちょっと自慢げな自分史的なとこは鼻につく感じだ。でも、家族は病というこの著書は一読しておくべきだろう。やがて来る皆独居老人時代を生きるヒントがあるかも…
0255文字
ブン
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著者の父は軍人だったそうで、その生活を想像するのは難しかった。みな家族のことをよく知らないというのは頷ける。子供が聞くべきなのか、親が語るべきなのか。自分の生い立ちを振り返り、感じたことを思い出し、これから育む家族に良い影響を与えようと誰もが思ってくれたらいいのに。
0255文字
アキ
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50%くらい考えが一致していた「夫婦という他人」と比べると共感度合いは低く、25%くらい。 家族のことを実はよく知らない、家族の話しかしない人はつまらない、というのはそうだと思うが、全体的に根拠が自分の経験だけであり「人それぞれだよね」と感じることが多かった。 家族だからこそ、それぞれが何を考えてどのように生きてきたのか知ることは難しく、話したくない限り知らない方がいいのではないかとも思う。
0255文字
アンジー
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家庭が愛に満ち溢れ幸せであるのは幻想だと述べられているが、でもやはりそいう家族の姿に憧れるし、その一員でありたいと願う。でも確かに現実の家族:両親・兄弟・夫婦・子供との関係も難しいことが多い。下重さんの「仲の良い家庭よりも仲の悪い家庭の方が偽りがない。正直に向き合っていれば、嫌でも親子は対立せざるをえない」と言う通り家族だから本音で言い合い、お互いを傷つけることが多々ある。人が思い描く「幸せな家庭の図」を求め過ぎるのは良くないんだろうな。結局家族も人の集まりだから努力をしながら関係性を作る必要がある。
0255文字
チャー
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著者自身が考える家族との付き合い方と想いを綴った本。理想の家族像は誰にでもあるかもしれないが、果たしてそれが自身の生涯の充実に結びつくのかを考えさせられる。多種多様な生き方が選択できる現在は、異なる趣味趣向をもつ人間が一つの空間で生活を共にすることの課題を突きつける。違うのは当たり前と認識しつつ、それでもと期待してしまい衝突や悩みが生じることもしばしば。してはいけない、すべきだという拘りは互いを苦しめる。亡くなった人ともっと話をすればよかったと後で思いつつも、果たしてそれで充足したのかはわからない。
0255文字
白ねこ師匠
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[★★/△]元NHKアナウンサーの著者が語る家族論。家族というだけで自分たちも周りも「家族なら分かり合えるはず」というイメージに囚われてしまい、それが苦悩の原因となる。その幻想を捨てて距離感を保って接するべき、というふうな論旨だと理解した。大変結構な主張だし同意するところもあるのですが、文章があんまり論理的じゃなくて、(何に対してか分からないが)長い言い訳に付き合ったような読後感。今ひとつだったと言わざるを得ない。巻末の「家族に宛てた手紙」には、著者の複雑な家族観がよく顕れているように思えた。
0255文字
一音マモ
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この人、屁理屈言ってるって思う人が過半数いるだろうけど、わたしはこの人の考え方に近いものものを感じた。
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うま
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家族という病と題されたわりには家族の定義を明確に行っておらず、今後家族はどうあるべきなのかが明記されていないのは残念であった。加えて欧米の家族像(日本のように血統を重んじることなく養子やボランティアを行い他者と共創関係を作る生き方)を理想としていたが、別の章で地方に戻った若者が地域の行事に参加しなければいけない現状を引き合いに出し、共同体を批判することに矛盾を感じた。むしろ孤独死等が問題になる現代だからこそ、欧米のように共創関係を重視し、老人同士の共同体や地域の繋がりを改めて構築すべきではないかと思った。
0255文字
こうすけ
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家族も所詮は他人でしかないと冷徹に言ってみても、そこに漂う虚無感。作者自身も定義できていない家族とは何かという問題提起。
0255文字
Humbaba
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家族とは親しい相手である。そう考えられるのならば幸せだが、誰もが同じような環境にいるわけではない。また、家族のことならばよくわかっているというのも幻想の可能性があり、近しい相手だからこそ見せないようにする部分もあるかもしれない。人と人の距離感にはそれぞれ最適なものがあり、他社には分かり合えないこともある。無理して普通になろうとしても、誰も幸せになれないかもしれない。
0255文字
ごろん
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どこの範囲までを自分の共同体と捉えるかの違いであって、たまたま「家族」という枠でとらえる人が多いんだろうなと思った。日本人が血縁を重んじるせいもあるかな。家族だから何でも知っている、理解していると勘違いはしたくない。あくまで他の個なのである。夫を「つれあい」と呼ぶの、いいな。
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カメ
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僕は戦争ほど激動の時代を生きてはいないものの、家族に対して鬱屈とした感情を抱えているという点では重なるものがあった。封建的な家族観や結婚観には限界があり良好な人間関係を築けるとは限らない。従来の一家団欒仲良し家族という幻想に縛られることなく、自分らしく人間関係を築いて生活を送ることも可能であるということを感じた。それは「主人」ではなく「つれあい」や「パートナー」との安定した関係かもしれないし、血縁関係のない養子であってもいい。可能性や自由をもたらすのは知らぬ間に持っている自身のマインドブロックの破壊だろう
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まみ
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家族がいるという事はとてもありがたく、愛していると言える。しかし、時に家族がとても重荷と感じ辛く思う事があるのも事実。「個々の自立があってこその家族」には共感できる。
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Mayuko Komori
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★★★★ 5年前に読んだときは、まったく理解できなかったけど、 また読み直すと、よく分かった。 「期待は自分にこそすべきものなのだ。」 分かっていたつもりでも、 子供に期待してつぶしていたのかもしれない。
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こば
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家族とか血縁とかの繋がりって、実は脆いからこそこだわりたくなるんかな。 実父も養父(未遂)も、家族とは思ったことないな…。
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るい
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真に自立した女性とはこういう方のことを言うのでしょう…。いつかなれるだろうか。
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ねんつち
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夫婦という他人と同時に手に取ったが、著者が一緒だと気づいていなかった。内容は、もちろん夫婦に関する項目は重複している部分もあった。 家族の全貌に関してざっくり言えば、日本では家族というものが重要視されすぎているというふうに感じた。もっと肩の力を抜いて家族と付き合っていかなければ、将来いつかぶつかってしまうことになるだろう。 元夫とはぶつかってしまい、もうすでに離婚した後であるが、(本書を読んでもやはり向こうが過度に期待しすぎていたように思う。)子供とはもう少し上手くやっていきたい。
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ブルーマリン
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エッセイ。家族にいい思いがなかった著者が、周りの出来事をからめて思いを綴っている。 家族がいるといいこともたくさんあるけど。
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わんぺん
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…2も借りちゃったけど、スルー…しようかな
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奈良漬
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無理に家族を好きでいなくてもいいんだな、とふんわり思いました。また家族を無理に作ろうとせず信頼できるパートナーと2人で歩んでいく人生もそれはそれでありなのかもしれない、と思えました。
0255文字
soybean
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家族は万能じゃないと常々思っていたのでスッキリ読めました。
0255文字
ブロッコリー
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確かに日本は「血の繋がり」が「家族」にとってとてつもなく重要なものだという認識があると思う。家族が家族になにか危害を加えてもそれは罪には問われない。それは家族というウチで解決されるべきものだからだ。ソトから干渉するべきものではない。家族というものを特別視する日本の風潮に確かにうんざりしていた時もあり、そういった気持ちを抱えたことがある人にとってはこの本は単に「家族の愚痴を言っている本」ではなくなると思います。ただ人にはあまりおすすめできない本かなとも思いました…
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takao
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ふむ
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sandwich!
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⭐1/5 祖母が持っていたので借りた。私も最近、家族って一言では語れないよなと思うようになった。「そんなに血の繋がりが大切か、心が通いあっていれば他人でもいいじゃないか」などの筆者の考え方は、私も言いたいことは伝わってきたが、あまりオススメしたい本ではなかった。【自分の味方になってくれる人がいる場所、自分がいられる場所が安心を生む。愛されると同時に、愛する対象も生きていく上で必要。】【独りを知り、孤独感を味わうことではじめて相手の気持ちを推し量れる】この文章が良かった!
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ぽんぽこ
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「成人したらよほどの事情がなければ、独立するのが自然である」とありますが、四大卒が当たり前の昨今だと、「学校出たら家も出ろ」みたいな感じなんでしょうか。ママ(笑)に依存する「おとなこども」が増えている現代、特に親バカママとマザコン野郎に読んで欲しい一冊でした。「家族という名の暴力」などなど、かなり過激な発言もありますが、現代の家族問題に深く切り込んだ良書です。
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