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新装版 落日の宴 勘定奉行川路聖謨(下) (講談社文庫)(Kindle版)

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KBTM
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ネタバレ江戸末期の日本において、鎖国が解かれ開国へと進む中で、徳川幕府における官僚システムの完成度の高さ、人材力こそが、欧米諸国の植民地政策に負けることなく、明治以降の日本の国力アップの礎となったとだなと痛感しました。川路聖謨の人生も、最後は病に苦しみ、明治維新の嵐の中で忠義に殉ずることになってしまいましたが、彼をはじめとする優秀な幕府の人材たちが、近代~現代にいたる日本をつくりあげたのだと思います。
0255文字
qsan
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(現在の)大分県日田市の役人の長男として生まれながら、その才覚で勘定奉行にまで登りつめ、幕末の外交に手腕を発揮した男の話です。徳川幕府のの末期はこのような優秀な官僚達によって国が仕切られていたんですね。あの長州の謀反がなく、スムーズな時代の転換が行われていたら、日本の進路はもう少しよくなったように思います。
0255文字
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新装版 落日の宴 勘定奉行川路聖謨(下) (講談社文庫)評価57感想・レビュー2