読書メーター KADOKAWA Group

怪盗ニック全仕事(2) (創元推理文庫)

感想・レビュー
61

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
みすみ
新着
怪盗ニックシリーズ2作目。「空っぽの部屋から盗め」「怪盗ニックを盗め」「何も盗むな」などなど変化球的な話が目立つ巻だけど、個人的には「ヴェニスの窓を盗め」がエレガントな欧米の古典ミステリ風に仕上がっていて好きだった。「空っぽの部屋から盗め」のオチだけどういうことか理解できなかったので、分かる方がいたらぜひ教えてください。
0255文字
ダリア
新着
マフィアの虎猫/空っぽの部屋/くもったフィルム/クリスタルの王冠/サーカスのポスター/カッコウ時計/怪盗ニック/将軍のゴミ/石のワシ像/バミューダ・ペニー/ヴェニスの窓/海軍提督の雪/卵形のかがり玉/シャーロック・ホームズのスリッパ/何も盗むな
0255文字
yi120
新着
随分前に「1」を読んでかなり久しぶりの「2」一遍当たり30ページ程度の短編ですが、しっかり起承転結があり何故価値のない物を依頼するかの理由も解き明かしてミステリ、時にはサスペンスしています。さすが短編の名手、スッキリしたラストも好感度が高い。ぼちぼちと続巻も読みたい。
0255文字
颯
新着
価値のないものを盗むニック。誘拐されたり銃を突きつけられたりわりと体を張ってますね。ゴミを盗めとか、手法がコメディーのようでした。
0255文字
猫ぶん
新着
★★ 今作も、対象が勢揃いの表紙が可愛い。幾つか既読のものがあった。未読で良かったのは『シャーロック・ホームズのスリッパを盗め』。
0255文字
nemuro
新着
短編の名手ホックが生み出した比類なき怪盗の文庫版全集の第2弾。「マフィアの虎猫を盗め」から「何も盗むな」まで1972年~1977年に刊行された全15編。「価値のないもの、誰も盗もうとは思わないものを対象にした依頼のみを引き受けるユニークな怪盗ニック・ヴェルヴェット。巻末のシリーズ・最新チェックリストによれば、女怪盗サンドラ・パリスとの共演を含めまだまだ数多の未収録作品があるようで嬉しい。1955年のデビューから50年以上、短編ミステリの第一人者として活躍したホック。時代をヒョイと超越して楽しませてくれる。
るい

nemuroさん、アドバイスをありがとうございます。今、ドラマをひとつ見終わったところです。眠いです。nemuroさん、明日も早いのでしょうね。おやすみなさい。

11/15 23:55
nemuro

そうですか。最近の私は、連続ドラマは録画しておいて後からゆっくり観るパターンになりました。ちょっとだけ雪が降ったらしい、けさの富良野です。

11/16 07:07
4件のコメントを全て見る
0255文字
ぼくねこ
新着
怪盗ニックシリーズ第2弾。『全仕事1』に負けず劣らずの短編が盛りだくさん。いつもどおり価値のないものしか盗まないニックだが、タイトルを見ればわかるように『怪盗ニックを盗め』や『何も盗むな』など曲者もちゃんと揃っている。またガールフレンドのグロリアとの関係にも進展があり、シリーズものとしても楽しめる作品が多い。ミステリとしての私的ベストは『くもったフィルムを盗め』と『海軍提督の雪を盗め』
0255文字
左近
新着
毎回、良質な作品を揃えてくるエドワード・D・ホック(調べてみたら「ホウク」の方が原語の発音に近いらしい)の職人芸に感心する。木村二郎の翻訳もしっかりしている。『将軍のゴミを盗め』を読むと、執筆当時、ウォーターゲート事件がリアルタイムなんだよなぁ、と実感。どうでもいいことながら、『マフィアの虎猫を盗め』で、釣り上げた魚をあんなに長時間、クーラーボックスに入れもせずに持ち歩いていたら、さぞかし傷みが早かろう、うっかり猫に食べさせたりしたら大変!なんて気になってしまう。次巻も読むのが楽しみ。
0255文字
なにも
新着
久しぶりのニック!どんなものをどんなふうに盗むのか、そして何故ニックのもとに依頼がきたのか。終始わくわくして読んだ。ガールフレンドのグロリアが無邪気で可愛い。「空っぽの部屋から盗め」「クリスタルの王冠を盗め」「将軍のゴミを盗め」が好き。
0255文字
ありさと
新着
「空っぽの部屋から盗め」「ヴェニスの窓を盗め」あたりの謎解き、「海軍提督の雪を盗め」の読後感が好き。あとこの巻はグロリアがかわいい。面白かったー。
0255文字
ナツ
新着
価値のないモノだけを盗む、怪盗ニックの第2巻。やっぱり面白い!「価値のないモノ」を盗むという絶対のくくりがあるのに、バリエーション豊かで、どの作品も依頼者の目的や、ニックの手段を推理しながら読むのが本当に楽しい!あと、個人的には時折ある、依頼者側にとってなんとなーく後味悪いお話が意外と好き(笑)価値があってもなくても、盗むのはダメだよなーって思ってるせいかな(笑)
0255文字
qoop
新着
一部界隈では正体バレバレだし盗みの現場では随所に隙を見せるしで、往年の怪盗的ではない主人公にはオフビートという言葉が似合う。読み応えはライトだが、重厚な作り込みがない点こそ本シリーズの魅力。60〜70年代という時代の要請を感じる。本巻では口八丁手八丁のピカロぶりが面白い〈サーカスのポスターを盗め〉、目標・手段・秘められた謎のどれもが意外だった〈海軍提督の雪を盗め〉、相反する依頼をこなして嘯く姿の悪党ぶりがうまく主人公像を際立たせている〈何も盗むな〉が印象的。
0255文字
蒼生
新着
ネタバレアーサー王を家で、ニックを持ち歩いて読んでたらほぼ一緒に読み終わった。いかに盗むかじゃなくて、なぜ盗むかを楽しむ話になってきた。シャーロック・ホームズが実在してるかのような描き方なのが気になったんですが、つっこむのは野暮というものでしょうか。
0255文字
spica
新着
ネタバレなにかを盗むたびにミステリに遭遇し、わずか数ページで解決してしまう怪盗ニック。わたしも怪しい登場人物をチェックし、事件の関連を考えながら読んだのだが、ニックのスマートな推理にはまったく及ばない。途中から、盗むだけでなく謎を解くニックの鮮やかな手つきを存分に楽しむことに切り替えた。短編だが、ミスリードやヒントが散りばめられている。空っぽの部屋、くもったフィルム、ヴェニスの窓などはミステリ要素満載。サーカスのポスターはキャラがおもしろく、最後の何も盗むなはひっくり返しかたがうまい。よくこんなに思いつくものだ。
0255文字
まぐ
新着
「空っぽの部屋から盗め」と、「バーミューダ・ペニーを盗め」が特に好き。「卵形のかがり玉を盗め」も良かった。価値のないそれをなぜ盗むのか、わかったときの爽快感。やっぱり面白いなぁー!
0255文字
Ozymandias
新着
面白い。価値のないものを盗む泥棒ニック・ヴェルヴェットの冒険譚。いかにして物を盗むか、それを盗ませる依頼人の目的はなんなのかなどの二重の謎と、泥棒のスリルを短編に凝縮させて楽しませてくれる、まさに短編の名手といった感じ。
0255文字
036
新着
どの話でも飄々としてて格好良いニックが最後の話(何も盗むな)だけ「えっ…いいの…?やります!もちろんやります!」ってはしゃいでるのがかわいい。木村二郎訳の安定感最高。
0255文字
紫草
新着
価値のない物しか盗まないニック。価値のない物をわざわざ盗むのには大体裏があって、ニックは泥棒だけど、その裏の事件を解決する探偵役もやる。1巻では、難しい盗みをいかにやってのけるかに楽しみがあったけど、今度はそれよりも何でそれを盗むのか?っていうところから、巻き込まれた事件を解決して自分はするりと抜け出すところが楽しいです。あとグロリアがかわいい。難しいことを考えずにおもしろい本を読みたいと時にはぴったりのシリーズだと思います。
0255文字
ちょろこ
新着
毎回、心が盗まれる一冊。価値のないものしか盗まない怪盗ニック。どうやって盗むのか、依頼者にはいったいどんな価値があるのか…。はぁ〜、今回もニックのテクニックとキレキレ頭脳の素晴らしさに、すっかり心を盗まれてしまった。ほんと、どのストーリーもあの手この手で上手くできている。毎回ほほぉ〜と一人うなってしまった。ちょっと怪我はさせちゃうけど、殺めることはしない、これも楽しく読める大きなポイントかな。
ちょろこ

(♪-∀-) えへ 歳をとるとね…お金がね…一番大切…ィェ━ヾ(*ΦωΦ)人(ΦωΦ*)ノ━ィ♪

05/08 08:35
emi

お金〜一番だいじ〜…ィェ━ヾ(*ΦωΦ)人(ΦωΦ*)ノ━ィ♪

05/08 08:55
9件のコメントを全て見る
0255文字
カクテキ
新着
価値のある者は盗まない、ニックの価値あるお仕事。一見なんともないものが、どんな価値を孕んでいるのか、毎話ワクワクします。
0255文字
yosa
新着
いちいちタイトルが素敵過ぎるんだ。旨い話には裏があるもので、価値が無いといいつつもなんだかんだでキナ臭い理由があるのですが、盗むモノ自体は大抵下らなく、それがどういうわけか面白くて、一編読み終えた後に「次は何を盗むのだろう?」と興味が湧いたところに、頁を捲るとそこには次編のタイトルがあって、デカデカと盗むモノが簡潔に示さているわけです。それがまた下らなくってユーモアとなり読者を惹きつけます。たまにある変化球も凄く良くて、「怪盗ニックを盗め」と「何も盗むな」はアクセントとしてとても面白く読めました。
0255文字
くまくま
新着
文庫
0255文字
熊猫
新着
やっぱり怪盗ニックは楽しいなぁ。少しずつ楽しむんだ。
0255文字
タリホー
新着
シリーズ二作目ながら、早くも一作目とは異なる趣向を取り入れた作品が面白い。何を盗めば良いのかわからない「空っぽの部屋から盗め」や、自分が盗まれる「怪盗ニックを盗め」、盗みだけでなく人間消失や密室殺人の謎解きもする羽目になる「バーミューダ・ペニー」「ヴェニスの窓」、更に「何も盗むな」という依頼まであり、豊富なバリエーションで飽きずに読めた。他にも良かったのは「マフィアの虎猫」「カッコウ時計」「石のワシ像」「海軍提督の雪」。同棲しているグロリアの眼差しの変化も素敵で見逃せない。
0255文字
Naoko Takemoto
新着
短編なのに登場人物が多いので、あれ?誰だったっけ?と、集中力が必要なので通勤電車内ではきつい。でも2巻目は新幹線内でビールとともに、まるでグロリアさんの気分になって(笑)集中できてとても楽しめました。とんち合戦は相変わらずだけど、3巻目も行くぞ!
0255文字
gakurin
新着
二冊目は、もういいかな?と思いつつ読みました。けっこう趣向をこらして、読者を飽きさせないくふうが読ませます。こうなったら次作も読まなければ。ほかにも、いろんなシリーズが出ているんですね。短編は、あまり好きではないけれど、読んでみたいです。
0255文字
geshi
新着
完成度は高いもののマンネリ化してきたかなと危惧していたら、何を盗むのか分からない『空っぽの部屋から盗め』や、ニック自身が盗まれる『怪盗ニックを盗め』や、何も盗まないよう依頼される『何も盗むな』といった変化球を入れてきて読者を飽きさせない。シリーズを長く続けてニックが危険な目にあって探偵のような役回りになることが多くなり、恋人に仕事がばれそうになり、といったキャラクターの変化を見られるのも、こうして発表順にまとめられた意義だな。
0255文字
sunbuta
新着
今回も色々盗んで、やたらと銃を突きつけられて、殴られて…グロリアはニックの仕事を誤解したかもしれないけど、危険度は同じくらいかも。個人的にはそれ自体に価値のない盗みで、でも謎解きはかなかなぞくっとした提督の雪の話が好きかな。3巻買わなきゃ。
0255文字
深川拓
新着
価値のないものしか盗まない異色の怪盗の冒険を発表順にまとめた全集第2巻。とにかく質が安定しているので読みやすく、それ故に一読しただけだと内容が思い出せない難が。ポリシーを貫くがゆえに、盗むものは様々なれど自身の生き方は変えていなかったニックですが、この巻ではけっこう重要な変化が起こっている。しかしその後もやっていることは変わりないので、きっとずっとこのままなのでしょう。個人的なお気に入りは、SFっぽい趣向も絡む『ヴェニスの窓を盗め』。
0255文字
しろっち
新着
2巻になっても怪盗ニックの名探偵ぶりは相変わらず。グロリアとの関係やニック自身の心境にも変化が見られ、謎解きのバリエーションもさらに増えて楽しめた。盗む物当て「空っぽの部屋から盗め」、チープさがたまらない「ヴェニスの窓を盗め」、あとは「シャーロック・ホームズのスリッパを盗め」あたりが好み。
0255文字
emi
新着
価値のないものを盗む怪盗ニック第2作目。今回も、なんでそんなものを?から意外な真相へと辿り着く15の短編集に大満足でした。変化球もあってパワーアップ。盗む対象も、空っぽの部屋、サーカスのポスター、怪盗ニック自身、海軍提督の雪、さらには何も盗むな!まで、多岐に渡ります。ガールフレンドのグロリアに秘密も知られてしまうのだけど、微妙に勘違いしたり…。私のお気に入りは、雪とシャーロック・ホームズのスリッパの話。最近盗まれてた神社の狛犬が無事戻ってきましたが、もしや…?今ニックに依頼できるなら、地震を盗んでほしい
ちょろこ

さすがemiさん♩(。•̀ᴗ-)وナイスだわ‼︎( •̀ .̫ •́ )✧

05/24 23:05
emi

(〃ノωノ)

05/24 23:11
7件のコメントを全て見る
0255文字
RYOU_tw4
新着
amazonで割引になってたので、買うの忘れてたの思い出して購入。面白くって時間を忘れて3時20分くらいまで読んでた。
0255文字
ともこ
新着
15編からなる短編集。価値のないもの、誰も盗もうとは思わないものを対象にした以来のみを引き受けるユニークな怪盗ニックの物語、主要登場人物はニックとガールフレンドのグロリアのみ。夢中で読む感じではないけど、気をぬいて電車で読むのにはいいかも。
0255文字
月白
新着
今回も面白かった。恋人グロリアがニックの仕事を勘違いしたことでまた面白味が増したと思う。目次を見た時「○○を盗め」「○○を盗め」と14話続いて、最後に「何も盗むな」というタイトルにどんな話なのかワクワクした。
0255文字
みき☆
新着
今回は、ニックが危険にさらされてるところが多々あり。そして、グロリアはなんとなく感づいてるけど、それが間違ってる点ではいい彼女ですね☆
0255文字
造理
新着
★★★★☆ 前作に比べるとニックが危険に遭う頻度が増えたり、殺人事件と組み合わさったりとヴァリエーションが増えて飽きさせません。最後の落ちが秀逸な「何も盗むな」がベスト。ニックの仕事を勘違いするグロリアがとにかく可愛い。でも本当は気づいてたりして・・
0255文字
J・P・フリーマン
新着
すばらしい短編集というのは前作からわかっていました。本書も前作に劣らぬくらいのクオリティです。依頼人が殺害されたり、ニックが誘拐されたりと、いくつか変化がつけられた作品がありますが、一番よかったのが、ある事情でニックが盗む物がわからないまま盗みを行う「空っぽの部屋から盗め」。何もない部屋から何を盗むか、そして依頼人がなぜそれを欲しがるのかという動機もよかった。あと全然重要なシーンじゃないけど「一杯はお付き合い、二杯は友好、三杯は親密の証」という言葉が印象深かったです。
0255文字
harukawani
新着
最高だ……。なんでしょう。すごく好きなんですけど。価値のない物専門の泥棒、怪盗ニック。発表順に並んだ全集の第2弾ということで、変化球作品がチラホラ見え始めるんだけど、それがまためちゃくちゃ面白いってのがすごい。去年、刑事コロンボを見まくってた時に、やっぱり踏み外してはならない王道ってのがあるよなぁ…と思ってたんだけど、この作品集には軽〜く王道を飛び越えちゃう感じがあります。王道作品にもきっちりと傑作があるという安心感は言うまでもなく。(続)
harukawani

ベストは、奇妙な依頼、ユニークな盗みの手口、という王道を進みながら思わぬ所に到着する「海軍提督の雪を盗め」。ほぼ同率で2位が、変化球オブ変化球の「何も盗むな」。原題の"The Theft of Nothing at all"が最後に効いてくる小気味いい話。その他、何を盗めばいいのか分からない「空っぽの部屋から盗め」、三つ巴の争いが面白い「卵形のかがり玉を盗め」などなど。素晴らしすぎる。

01/29 22:11
harukawani

第3弾はいつ頃だろう……待ちきれない…

01/29 22:13
0255文字
鐵太郎
新着
「価値のあるものは盗まない」怪盗のニックの冒険譚、その2。ひとつひとつ、なんとも面白い落とし噺になってます。今回、いつまでたっても結ばれない恋人グロリアに危うく正体を見破られるところでしたが、これだけたっても恋人の職業がわからない彼女って、男に都合のいい間抜けという感じ。あはは。
0255文字
ホームズ
新着
ネタバレハヤカワ文庫とかで読んだことがある作品ばかりだけど、何度よんでも楽しめる。価値のないものを盗むニックの仕事の裏に隠された秘密がいつも面白いな~。ニックの本当の仕事を知らないとは言えグロリアは騙されやすいな(笑)ニックとグロリアの会話も楽しいな(笑)
0255文字
全61件中 1-40 件を表示
怪盗ニック全仕事(2) (創元推理文庫)評価82感想・レビュー61