読書メーター KADOKAWA Group

生命の星の条件を探る

感想・レビュー
54

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
サラサラココ
新着
子どもと読んだ。地球の環境が微妙な諸条件の重ね合わせで決まっていることが書かれている。全球凍結の箇所で子どもが思い出したのは、映画南極カチコチ大冒険。最近の磁場逆転の箇所で、チバニアンて出てこないね、と話していたら、命名が2020年だから、この本より後だった。
0255文字
smatsu
新着
めちゃくちゃ面白い。地球物理学や天文学の先端的な内容を扱いながら分かりやすく丁寧に書かれており、この地球上の生命体が繫栄できる環境というのがいかに絶妙なバランスを伴う様々な条件の積み重ねによって成り立っているかということがわかりやすく描かれている。著者は地球型の生命は地球環境に合わせて進化したのだからこれらの条件は必ずしも奇跡的なものではないと言うのだが、読めば読むほど奇跡としか思えない…ホント人類はこの幸運を活かして行けるとこまで行くべきなのであって愚かなことばかりやってる場合じゃないと感じます
0255文字
えぬざき
新着
地球の成立過程を参考に、生命が発生する星の条件を考察する本。著者曰くその条件とは、①液体状態の水の存在②プレートテクトニクスによる炭素循環③大陸により二酸化炭素が固定され、かつリンが供給されること④エネルギー効率化及び生物の大型化を可能とする酸素、である。しかし、著者も述べるように、これはあくまで現在の地球生物から想定する「一般的な生命」の条件であり、宇宙には我々と違うかたちで環境に順応する生命の存在もありうる。宇宙は広く、可能性は多岐に渡る。どうか知的生命体と人類が交信する未来が来るよう、祈るばかりだ。
0255文字
SOLCOM(いけひろ)
新着
生命が発生する星の条件を考察する一冊  今よりも1/10程度の水分の方が地球を維持させるには最適解だとか・・・  それにしてもあと10億年程度で地球には生命が住めなくなる環境になるとは思わなんだ。  なんかノウンスペースシリーズを読み返したくなる内容でした。  ☆3つ
0255文字
ユウティ
新着
こういう素人向けの科学本が好きで、学生の頃よく読んでいた。とても分かり易く書かれているけれど、それでもキチンと理解しようとすると難しくて7割がた読んだあたりでガス欠に。けれど、分からなくたって宇宙の広さ、謎の深さ、膨大な時間の流れに未知のロマンを感じることはできる。そういうことに浸っている時間は無条件で幸せ。最終章にドレイク方程式。最後にもってきたんだ。むかしメアドに設定しようとしてアスタリスクが使えなくて諦めたのよね〜(笑)
0255文字
mitei
新着
生命の星が出来る条件とはという面白そうなタイトルで手に取った。 逆にどの星でも生命が誕生していたらそれはそれで先に進化した生命が他の星に乗り込んで争ったりするからそれくらいの割合が宇宙全体でも最適だったのかな?と思う。 どちらにしても居てもいなくても簡単には交流できないだろうし、生命が他の星にいても人類に万が一のことがあったら移住出来るかも?という期待くらいしかないとドライな事も思うが、人類が出来たのも凄い条件が整わないと成り立たないのは理解できた。単に水があればいいという問題でもないのは意外だった。
mitei

さらに意外だったのは水がもっと少ない方が地球で長く生命が続く結果なのも驚く。今後の研究の動向も気になるが、著者がALSの患者さんだというのも本を書き上げるのにいかに大変だったのか想像に難くないが、そういう事をとっぱらっても本書が宇宙と人類の関係性を知るのに勉強になる。

02/28 00:03
0255文字
abkbo
新着
この本の出版がテレビで放映されたときに買ったからもう5年も積ん読でした。わからないことも多いけれど、わかったこともあって、こういう積み重ねで知が集積されていくのだなと思い知る。地球の生物にとって不可欠な条件が地球には揃っていて、よくもまあこんな偶然が揃うものかと思う一方で生命が環境に適用してきたという事実もある。地球型の生物にとって地球でないと発生進化しなかったことはわかるけれど、SF好きとしては違う環境で違う発生進化もあるんじゃないかと思いを馳せる。
0255文字
へっけ
新着
ネタバレ文章はとても柔らかい感じなのだが、宇宙、惑星、地球、水やプラート、酸素の成り立ち、その特性などの説明は難しくなかなか読み込むことができなかった…(それを言ってはこの本は終わりなのだけれど)。しかし知識探求欲が強い人や基礎知識のある人にはオススメできる。とにかく、水、海、地面、酸素、月、木星、太陽系、そのほか万物すべては今あるこの世界を作り出す上で必要であったという理解をした。木星のおかげで、地球に天体が落ちにくくなっているなんて初めて知った。
0255文字
名無しの文化人
新着
ネタバレ地球惑星科学の最先端を研究する専門家が、一般向けに驚きの真実を書き記した必読の書。酸素や大陸移動、軌道と自転、他惑星との関係から生命が地球に存在している理由を深く、広く解き明かしていく。常識を覆さんばかりの驚きの事実の連続である。
0255文字
月をみるもの
新着
普遍的な現象を扱う物理・化学と、ただ一回の歴史を持つ対象を扱う地学・生物。両者の出会うところ=僕らの生きる世界について知りたいのなら、読んでおくべき一冊。
0255文字
やいっち
新着
生命の育まれた地球の環境を列挙すると、①地表に水があること。②大陸があること。③プレートテクトニクスがあること。④生命がいること。これでも条件を緩めにしたもの。生命体にはリンが不可欠とか、そのほか、生命が誕生し持続するには、様々な条件が不可欠となる。 (中略)  では、まったく違う条件の惑星などで生命は生まれ得るのか、生まれたとして持続できるのか。  本書を読むと、かなり厳しいと(吾輩のような)素人は考えがち。  やはり、地球は奇跡の星なんだ、と。
やいっち

本書を読んでわかるのは、分からないことがあまりに多いということである。  生命の生存可能な惑星は、現在の地球のような星である必要は必ずしもない。  そうだとしても、生命の生存可能な条件を探り出すのは未だ困難なようだ。  ただ、著者は、「地球以外にも生命の星はある」と確信している。  本書は、むしろ、困難であっても、「地球以外にも生命の星はある」という信念を伝えたいがために書かれた本と言うべきかもしれない。

01/15 21:52
やいっち

実は、迂闊にも小生は、著者の阿部豊氏が、既に亡くなられていること、しかも、難病のALSを発症していて、「本書の執筆にはたいへんな労力と時間がかか」っているのだ。 小生などは、車椅子の天才物理学者ホーキング博士のことをどうしても連想してしまう。 宇宙の数知れぬ惑星たちの中に、生命の星を探す困難への挑戦。 それは、難病と闘いつつも執筆したのは、「地球以外にも生命の星がある」という「信念」を「科学」に変える探求を応援し参加する人々を、本書を読んだ方々の中から出てきてくれたらという願いからでもあるようだ。

01/15 21:52
3件のコメントを全て見る
0255文字
ゅゅ
新着
斜め読み。地球がいかに奇跡の星かってことを思い知らされる
0255文字
yasu7777
新着
★★★★☆
0255文字
ソフトバンク
新着
0255文字
月をみるもの
新着
あらためて読み返すこととしよう。。。
0255文字
K.K
新着
(★★★★☆)
0255文字
1484h
新着
おもしろかった。生命の星としての寿命があと〇億年であること、兄弟星と言われる金星と地球で経てきた履歴を大きく違うこと、地球が生命の星であるために月や他の惑星の条件が重要であることなど、刺激的な内容が盛りだくさん。
0255文字
Junichi  Wada
新着
奇跡の星地球 そこにはさまざまな偶然が重なり現在の人類の繁栄がある。水が生命には必要であるが、それ以外にもプレートが動く事や大陸があること、地球の大きさも関係している事がわかる。しかも、10億年後には地球が生命の生存に適さない高温の星に変わると言う。
0255文字
おさむ
新着
地球惑星システム科学の第一人者による入門書で、知的好奇心に溢れる良書です。太陽系が出来て46億年、太陽の寿命は100億年、なんて聞くと、私たち人類のちっぽけさを感じます。阿部先生によると、地球の特徴は4つ。化学反応に必要な物質の出入りを可能にする液体の水、温室効果ガスを適度に保つためのプレートテクニクス、リンを供給する大陸、酸素の発生により進化を遂げた生命。そもそも地球や宇宙は未だに謎だらけ。まだまだ研究が進んでいる分野らしいので、さらなる未知の解明に期待しています!
0255文字
takao
新着
うーん。
0255文字
Kazuhiko  Arakawa
新着
非常に興味深く楽しんで読めたんですが、内容があまりに多岐にわたるもんで消化不良気味。もっといい頭が欲しい・・・(^^;;)
0255文字
Tatsuya
新着
最初は面白かったけどだんだん苦痛になり7章途中で挫折。自分が著者の理論の構築に着いていけなくなったんだろうけど。
0255文字
Takayuki Higashi
新着
こういう話を読むと、太陽も地球も宇宙の中では特別の存在ではなく、そして人間も宇宙のなかでは決して特別な存在ではないことに改めて気付かされる。 ただし、地球以外に「生命の存在する星」は有るのか無いのか、有ったとしてどんな生物なのか?についてはまだまだ全然分からないんですけどね。
0255文字
5〇5
新着
生物を「進化し環境に適応するもの」と考えると、地球上に約40億年前から存在している単細胞生物は、環境の変化に適応できる進化のスピードを持ち得ていると言えます。単細胞の生命なら、水・栄養源・エネルギーさえあれば、地球とは異なる厳しい環境条件下(人間が考える)でも、案外「好ましい条件」として適応してるかもしれませんね。
0255文字
Happy Like a Honeybee
新着
もし地球にある水の量を、現在より10%減らしたら何が起こるであろうか? 東京大学で講義されてる最先端の内容が書籍化された。 地学の初歩知識があれば読みやすい。 海、プレートテクトニクス、大陸、生命が地球の特徴であると。この条件を備えた惑星は存在するのか?果てしなき終わりのない課題であろう。
0255文字
avanos
新着
生命が存在する星の諸条件を考察し、地球以外にも生命が存在する星があるのかを考察している。地球人が知りえる生命の存在する星は地球のみなのだから「地球型生命」を想定しているが、それ以外の「生命」は本当に存在しえないのだろうか。地球が現在の形になったのは"奇跡"もしくは"神の創造"に思えてならない。今後の研究の進展を待ちたい。
0255文字
河童
新着
この条件ってのがかなり狭い範囲にあるみたいなんだけど、生命はその狭い範囲のなかで進化してきたらしい。広い宇宙には同じような条件を備えた惑星が地球以外にもあるのでしょう。でも、たとえ全く同じ条件だとしても、私たち地球の生物と同じ進化の道をたどった生命が存在するとは限らない。当然ですね。問題は私たちの地球。いずれその条件の範囲外におかれることに。宇宙の摂理のもとでは、人間の命なんて儚いってことだ。 宇宙のことは言うまでもなく、地球のことすらわからないことだらけなんだとつくづく感じます。
0255文字
HH2020
新着
◎ 面白い。わくわくする。こういう分野の研究者になりたかったなあ。子どもの頃の興味や夢をずっと追い求めることがどれほど大切かということを今更ながら思い知らされる。ちょっとだけ天文少年だった私はいまや単なるじじいだ。あと1万年は生きて科学の発展を見届けたい。
0255文字
miu_miu
新着
理科は苦手で不安でしたが身近なたとえも使った説明で意外と一気に読めました。地球外生命の可能性を探るために地球の成り立ち、地球で多細胞生物が生まれた条件を考察します。水が重要とは聞いてましたがプレートがポイントとは。出てくる言葉はジャイアントインパクト、全球凍結、脱ガス、暴走温室状態、陸惑星など??ばかりですが引き込まれます。何もかもスケールが大きすぎて普段の生活での悩みがアホらしくなります。とはいえ著者はたくさん「もしも」による仮説を立てひとつひとつ科学的に検証したそうで、この態度は仕事に活かせるなと
0255文字
たいち
新着
テレビで紹介されていたので購入。 生命の星の条件について、研究の最前線(?)が分かりやすく紹介されており、入口としてはとても読みやすい本ですね。
0255文字
あいかわ
新着
学校の理科で習うことが、実はなぜ起きているのか(動くプレート)・どうやって作られたのかのか(大量の花崗岩)分からないということにとても興奮した。大気循環システムも、今の水の量も、あるべくしてそこにあるのだろうか。地質学や気候はあまり触れたことのない分野だったので、非常に興味深かった。
0255文字
EIKEI
新着
生命が存在できる条件の星は地球以外にも相当数あると思う。ただ、現代に人間と同じレベルの文明を築いた状態で存在しているのかとなると天文学的な低い可能性になるのでは。○億年前に知的生命体が地球以外の星に存在していたが、現代にはもういないということは十分考えられるが。
0255文字
Degawa
新着
様々な条件で生命の星の条件が決まるというのが勉強になった。 単細胞生物であればおそらく多くの星に存在するだろうというのはおっしゃる通りと思った。生命は案外逞しく普遍的な存在なのだろう。
0255文字
onasu
新着
私たちは、どういう環境があって地球に生を得ているのか。それは、探れば探るほど奇跡と言いたくなるが、それをひとつひとつ掘り下げていく。  まず挙げられているのは、水。水は宇宙でも珍しい分子ではないが、地表に水としてあるのには諸条件が要る。次いで、プレートテクノニクス、大陸、酸素。  後半は、地球型惑星の諸条件。大きからず、小さからず、太陽の大きさと距離、月があり、木星が大き過ぎず等など。宇宙に数多ある惑星の中には、幾つかの条件を満たしたものがきっとあるはず。  平易な綴りで深淵を著した、正に好著でした。
0255文字
ファーストフラッシュ
新着
宇宙人はいるか。ともすると非科学的になりやすいこの問いに、これだけ科学的に、易しい言葉で考えてくれる物理学者がいるとは。 どこまでわかっているかが明確で、とても楽しく読めた。
0255文字
ひこ丸
新着
おそらく、数式で示した方が明解なのだろうが、一般の人々向けに敢えて文章だけで説明しておられるように思う。 地球の大気、海、生命について地球科学者の立場から考察した内容で面白い。続編を期待したい。
0255文字
えみる
新着
文藝春秋11月号、阿部豊さんと立花隆さんの対談が興味深かったので読んでみました。壮大な気持ちにさせられ、価格以上の価値がある本でした。
0255文字
ぬばた
新着
惑星の大気は地中由来のものが多いとされる理由がよく分かりました。
0255文字
全54件中 1-40 件を表示
生命の星の条件を探る評価72感想・レビュー54