形式:新書
出版社:アスコム
それにしても、正確なイスラム教徒の数は定かではないといいながら、一方で東大イスラム学科でムスリムになったのは自分一人だと中田考氏が断言できる根拠は何なのか?
カリフは預言者の代理人であり権力は持たない存在とする考え方はこれまでのイメージとは違ってとても面白かった。 ただ、そのようなあやふやな存在が中東を束ねることが出来るのか。また、それぞれの国が集まり大きな共同体になったら、それは西洋のルールで戦うことにならないのかと分からなくなってきた。
本書は、硬派のコラムニスト:勝谷誠彦と、日本人イスラーム法学者:中田孝が、イスラームについて対談した一冊です。 そしてこの二人が、たまたま同級生であるという、こんな異色の二人を生んだ灘高校という進学校にも、大いに興味を魅かれます。
勝谷誠彦氏には、中田孝氏と宮崎哲弥氏の対談を企画してほしいなあ。(^_^)
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