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日本でいちばんイスラームを知っている中田考先生に、灘高で同級の勝谷誠彦が教えてもらった! 日本一わかりやすいイスラーム講座

感想・レビュー
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tunepsw
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ジャーナリストとイスラーム法学者の対話形式の解説本。イスラームの歴史、志向性が分かりやすく解説されている。欧米化されたフィルターを通して世界情勢を概観するのではなく、もう一つのグローバルスタンダードであるイスラーム側の理解を持って世界を理解するための基礎中の基礎となる本とも言える。分かりやすく読みやすい▼本書が答えではない。この先に何を見つめ、何を知り、何を考えるかが大切だと思う。
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Hiroki  Nishizumi
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まぁまぁかな。分かりやすさに主眼を置いているためか、もう少し深堀したくなる。類書にあたってみよう。
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1Q88
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ネタバレテレビ番組以上・新書本以下の内容だが、日本人にとってよく分からないイスラームについての耳学問程度の知識が得られる。イスラームに国境の概念はない、アッラー以外に神はなしの意味、「剣かコーランか税金か」が正しい、イスラームでは自殺は禁止、自爆テロはありえない、神以外は全て平等、それでいて人間だけが倫理的な存在、ジハード=「聖戦」は誤訳などなど、知らないことだらけ。本書によって高校世界史はあれこれ誤解を生みやすい内容であると感じた。また日本人はイスラームの人達と多分仲良くなれることの確信も持てた。
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phmchb
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( ..)φメモメモ『日亜対訳クルアーン- [付]訳解と正統十読誦注解』中田考(監修)、作品社(2014)(p88)/『ハーディス』(p91)//『ハディース : イスラーム伝承集成』牧野信也(訳)、中央公論社/『日訳サヒーフムスリム』イマーム・ムスリム、日本ムスリム協会(p129)
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永留哲也
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ネタバレ価値観や思想の違いがわかりやすく理解出来た。歴史を学びもっと理解を深めたい。
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らっそ
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ネタバレ細切れになってた情報が、この本で少しは結びついたような気がする。イスラム国に北大生を送り込んだ疑惑の内情がわかった 書置:西洋では人間だけが理性を持つと考え、イスラームでは倫理を持つと考える/戦争とは基本的に財産の奪い合いですから
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Ryuki  Sena
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分かりやすかった気がするけれど、この場合ムスリムからの視点の話なので、なんとなくイスラム教がいい感じのものと言う風に書いてあるけど、実際は色々難しい宗教だと感じた。西洋化するのがいいと思わない(西洋の考え方が正しいと思えない部分が多大にある)ので、柔軟な考えかたは採用してもいいかもしれないな。でもまあ民族同士の事を持ち出すなら日本に移住してこないでほしい。日本も日本っていう部族の集合体なので、他の部族の事まで面倒見切れないわ。
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amanon
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内容はともかくとして、この表紙はいかがなものか?これでは勝谷氏がバカ代表みたいな誤解を与えてしまう。本書では、講師役である中田氏の説明を補足したり、要約したりと、ただの生徒役以上のことをやっているのに…それはさておき、イスラム講座と銘打っておきながら、前半はテロ事件絡みの話が大半を占め、イスラムの本質に今一つ踏み込んでいないのが残念。後、イスラム教の発祥と宗派へと枝分かれする過程、そしてそこからどうしてテロへと発展するのか?という因果関係が未だにうまいこと理解できない自分の頭の悪さに嫌気がさしてしまう。
amanon

それにしても、正確なイスラム教徒の数は定かではないといいながら、一方で東大イスラム学科でムスリムになったのは自分一人だと中田考氏が断言できる根拠は何なのか?

06/16 12:41
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按摩沙弥
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イスラムを観光気分で眺めるには、良書。思想理解よりもまずは、イスラムへの興味関心に対応している。アニミズムとの対応は、興味深い。帰依の深淵には、触れていないため、あくまで娯楽本として位置付けられる。
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なお
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中田氏はイスラム国に対して手段は批判しているが目的は賛同しているように思う。つまりはルールを守れば暴力革命も認めている。ただこれは我々から見た理屈でそれを殉教と言われたら何とも言えない。中田氏の考え方には同意できない箇所もあるがそれでもイスラムの考え方を短時間で知るには良い本だと思う。勝谷氏が中田氏の発言の邪魔をしたくない考えからなのか分からないが、もっと非ムスリムの立場から異なった意見をぶつけて欲しかった。
なお

カリフは預言者の代理人であり権力は持たない存在とする考え方はこれまでのイメージとは違ってとても面白かった。 ただ、そのようなあやふやな存在が中東を束ねることが出来るのか。また、それぞれの国が集まり大きな共同体になったら、それは西洋のルールで戦うことにならないのかと分からなくなってきた。

09/06 08:39
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マカロニ マカロン
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個人の感想です:B。勝谷氏と中田氏は灘校の同級生つながり。イスラム教は国王も奴隷でも「人間社会では差別や階級があっても、神の前では皆平等」という考え方。女性にはブルカなどの差別があっても、男も女も神の僕(しもべ)であることは変わらないとのこと。犯罪を抑止するため、公開処刑を現在でも行っている。非イスラム教徒の自分には理解を超えるところがあった。イスラム教の経典『クルアーン(コーラン)』は「言葉として実に美しい。音として、音律としても美しい。」とのことで、朝夕モスクから流れてくる「アザーン」を聞いてみたい。
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KTHK
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80
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なおぶー
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わかりやすい! 訳分からない…とちんぷんかんぷんだったイスラム世界に興味が湧きました。
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ふしぎ
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びっくりするほど分かりやすかった
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K.C.
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文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」 @1134golden の大竹紳士交友録に著者のひとりである勝谷氏 @u_katsuya が登場した際に、紹介された一冊。縁は異なもの味なもの。このふたりが同級生だとは。内容としては、タイトル通り非常にわかりやすい。イスラームのスンニ派・シーア派の違いをもう少し細かく説明してくれるとなお良かったところ。
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田中峰和
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一神教間の排他性が、中東・ヨーロッパで問題を複雑化させていることがよくわかる。年初に起こった後藤・湯川処刑事件では大騒ぎしたが、所詮は他人事と考えがちな無宗教国日本。欧州先進国に押し寄せるシリア難民幼児のニュースも可哀想的な感覚で観てしまいがち。中田氏の意見で面白かったのは、同じ啓典の民でありながらアラブ人がユダヤ人に抱く劣等感。その理由はユダヤ人が聖書という本をもっていたこと。アラブには文字文化がなく、ユダヤ人に対して、文化的劣等感を持っていたとの指摘。劣等感がクルアーン編纂を急がせたという意見に納得。
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mari
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わかりやすかったけれど、だんだん飽きてきて最後は飛ばし読み。やっぱり私は本当のバカか。
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Takahiko
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確かに非常に分かりやすかった。
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もくもく
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ユダヤ教・キリスト教・イスラーム教という一神教の系譜で、神に選ばれ祝福された最初の預言者:アブラハムの子孫であると信じるアラブ人たちは、その後の預言者には(イエスを含めて)ユダヤ人ばかりが並び、しかもユダヤ人は「聖書(旧約聖書)」を持っているということに、少なからぬ劣等感を持っていた。そこに現れた最後にして最高のアラブ人預言者:ムハンマドが「クルアーン」をもたらしてくれた。「クルアーン」を持つイスラームである誇りがアラブを一つにした…中田氏のこんな説明が、大いに納得でありました。
もくもく

本書は、硬派のコラムニスト:勝谷誠彦と、日本人イスラーム法学者:中田孝が、イスラームについて対談した一冊です。 そしてこの二人が、たまたま同級生であるという、こんな異色の二人を生んだ灘高校という進学校にも、大いに興味を魅かれます。

09/06 21:13
もくもく

勝谷誠彦氏には、中田孝氏と宮崎哲弥氏の対談を企画してほしいなあ。(^_^)

09/06 21:48
4件のコメントを全て見る
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fu_nyahnya
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ピュアにイスラム教を研究しているイスラム法学者であり、ピュアにムスリムである中田氏の説明なので、ムスリムの価値観の ”いい部分” に触れることができて、とても面白かった。どの様な価値観を基礎とした社会でも、そのなかで反社会的であったり、少し異なる価値観の人も当然存在するはずなので、これに基づき ”イスラム世界はいい所” とか、逆に ”テロリストはムスリムではありえない” などの結論に到達したくはないなあ、と感じる。どのような思想や価値観も、1番いいところをまずは素直に知りたいと思った。
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日本でいちばんイスラームを知っている中田考先生に、灘高で同級の勝谷誠彦が教えてもらった! 日本一わかりやすいイスラーム講座評価56感想・レビュー21