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下町ロケット2 ガウディ計画

感想・レビュー
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ゆきねこ
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ネタバレロケットに使うバルブを作る佃製作所は、中小企業ならではのバイタリティとオリジナリティと、ガッツがある。対するは、利益最重要の取引先と出世第一主義の大企業。今回はここに、大病院も加わり、魑魅魍魎たちがうごめく。突然の取引終了後、佃製作所内も意見の相違があり、裏切り(見切り)があり、先が見えないが、ここは王道を行く池井戸潤さん。努力は裏切らない。正義は勝つ。会社は社会の役に立つことを考え、医者は患者の回復と喜ぶ顔を目的にする。「こんなに都合よく事が進むか?」と言う声が聞こえてきそうだが、すっきり感は確実。
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庭子
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色々な世界の闇を見た。が、勝つのは正々堂々と戦う者側!現実はこうは行かないかもしれないけれど、そうであって欲しいと願う。
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米倉 涼子
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★★★★★出世と仕事の目的という本質の部分を取り違えた愚か者が迎える末路を、悪代官をたたっ斬るかのごとく結末で爽快に帰結させてくれる。ただ、何度も挫折しそうになる程に苦しい立場に追いやられる佃製作所と、その関係者が不憫でならないが、絶対に最後は勝つと、分かっちゃいるもののとても悔しいし苦しくなる(笑)過去に自分の感想にも書いたが、こういった一体感があって家族的雰囲気を持った小さな会社って憧れがある。一度そんな雰囲気の事務所に転勤したことがあるが、あれは良かった。あそこ以外は泥沼な場所ばかりだ。
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たまはがね
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ネタバレロケットから人体へ。佃製作所が次に挑むのは心臓の人工弁ガウディの制作。前作や他のシリーズでも作者のお家芸といえる、窮地に立たされてからの逆転劇。この作品も多分に漏れないがやっぱり痛快だ。加えて最高の浪漫が詰まっている。涙腺にくる場面が何度も出てくるが、子供たちから立花と加納へ宛てられた手紙を読み、ものつくりの原点について再認識する場面やガウディの承認が下りる場面はたまらない。押し寄せる充実感に包まれる読後感。
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ろびん
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今まで読んだ池井戸作品はどれもハズレなしで面白いです。 善と悪がはっきりしており、善が窮地に立たされてからの大逆転というお決まりのパターン。分かっているけど、やはり痛快です。感動的な場面も多々あり、胸が熱くなります。 一級のエンターテイメントですね。
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有理
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ネタバレロケットのノウハウを活かし佃製作所は人工弁の開発に挑戦する。しかしその飛び込んだ世界には地位・金・名声、いろんな闇が渦巻いていた。ガウディ計画編は立花と加納が好きで、仕事が煮詰まった時に医療の現場へ足を運ぶ二人や、そしてそこで出会った、子どもたちの顔を浮かべながらさらに仕事に打ち込む二人のシーンがとても良かった。手と足を動かし、そして信念を持って泥臭くとも実直に仕事に向き合った者が報われる展開は爽快で救いがあってとても読みごたえがあった。
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和3
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ネタバレ面白かった。佃製作所は大学病院の医師たちと心臓の人工弁を開発することになった。ライバル会社による顧客からの引き剥がしや社員の引き抜きにあいながらも完遂する。あまりの困難さに立花洋介と加納アキが開発の意義を見いだせないときに入院中の子供たちに会いに行く場面に感動した。佃社長の自社の技術に対する自信や社員に対する信頼が清々しい。
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トムムム(・3・)
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・本来仕事に抱いていた情熱も、組織にいて地位や名誉、出世に傾いてしまうことで忘れてしまうこともあるのかなと思った。
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J.T.
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Audible
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yeda
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やっぱり、以前に読んだか?
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Kuniaki  Hanatani
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プロジェクトX観て読んでみた。
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みゆきん
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池井戸潤先生長編。下町ロケットシリーズ2。今回は、ガウディと題して人工弁の開発。佃製作所には順調に仕事が入らない、邪魔がまたもや入ってくる…大どんでん返しがくるのがわかっててもこの作品は読んでて楽しい>^_^<面白かったです☺️
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gorilla0713
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読んでいると大学に戻って研究をまたやりたい気持ちになる
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kranich
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「人間ってのはな、マイナス思考に陥るのは実に簡単なんだよ。それに比べたら、プラス思考のいかに難しいことか。苦しいときこそ、人の真価が問われるんだ」
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ひろかず
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シリーズ1作目からすぐさま2作目の「ガウディ計画」まで一気読みです。安定した面白さでした!悪い奴らが多いほどハラハラしますね。ここまでは連ドラで観た記憶がありますが、「ヤタガラス」「ゴースト」は観てないので未知の話。楽しみです。
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あふろ
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3.5 感動させられる場面が何回もあった。やっぱ前作から殿村さんの誠実さが1番好きだわ。裏切った中里がお詫びにきたシーンでは、勇気ある誠実な行動の先に、人はどんな状況でもやり直せる光を見た。
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巻き寿司
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ネタバレ学生の頃一読したが、あまり覚えていなかったので再読。社会人になった今、とても心に響くものがあった。第十章「もう、中小企業の寄せ集めだなんて、誰にもいわせませんから」痺れた。今回も財前さんがかっこよかった。シリーズ続編を続けて読みます。
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ojipan16
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ネタバレいけ好かない人物が多かったけど、貴船教授はきっと元来素敵な先生だったのだろうと最後の描写で思えた。日本クライン、PMDA、サヤマ製作所からは、業種も内容も違えど企業の不正のニュースが頭に浮かんだ。ロケットバルブに関しては今回は最終的に佃に依頼が来たが、本当に優れているものでも選ばれない。ということが起こり得る。それでも真摯にモノづくりに向き合う佃製作所。前作に続き熱いモノづくりだった。
射手座の天使あきちゃん

最後はお約束の勧善懲悪、胸のすく一冊でしたね(笑)

10/02 18:33
ojipan16

まさに勧善懲悪でスカッとします!当時ドラマも見ているのでなんとなく話はわかってるけど続編も積読に控えてるので読むのが楽しみです!

10/02 19:20
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まろん
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久々に数時間でその日に読了してしまうくらいに夢中になってのめり込んだ。前作でロケットのキーデバイスに採用されたバブルシステムを医療へ応用するために奮闘していく物語。佃社長が前作よりもさらに熱くて読み手の私まで同社の社員になったかのような錯覚さえする。物語が面白いのはもちろんのこと、何のために仕事をするのかという核心も細かく描写されていて、働く人への励ましにもなる本であった。佃社長格好いい。
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あさみい
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あっという間に読了。それほど面白い!佃製作所は中小企業で町工場的な立ち位置だけど、現実に考える町工場とは大違いで実は学歴もある賢い人たちの集団なことがよくわかる。女性エンジニアのアキが男社会の中で平等に扱われているのも嬉しい。人工弁を作る目的を見失いそうになった時モチベーションを保つ解決策を出せた立花も素晴らしい。彼が面談で語った想いも流れを大きく変えた。物事の本質を見ること、飾られていない率直な想いを表現することは、動かないものを動かす力がある、と感じた。私も佃の人たちのようにまた熱くなれるだろうか。
あさみい

最近のForbesの記事で、ガウディ計画のモデルになったプロジェクトがあった事を知った。それは心臓疾患をもつ子どもたちのための心血管パッチで、成長とともに伸縮するもの。10年かけて実用化され始め、海外展開に入るところだという。小説で起きた奇跡が現実に起きていることに感動した!

08/28 11:13
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Tomohiro  Ohara
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再読終了。面白かった。物語の初めから、この後どうなるのかと引き込まれます。一度読んだからこの後どうなるのか分かっている筈なのですが…。また映像作品も見たくなりました。
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sho f
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ネタバレ・ものづくり、医療、への熱量を感じた。奮い立たせる、思い出させる ・人工心臓、人工弁の小児用、確かに課題感があり、ストーリー性もある。キャッチーな医療 ・中小起業の難しさ、裁量の広さ・家族的な構造などの良さも感じた
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ヴェネツィア
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今回は前回のロケットから転身して、医療機器の開発に向かう。いかんせん2番煎じの感は否めないのだが。しかし、そうはいっても、物語は相変わらず痛快で面白い。今回の進歩は正編での神谷弁護士のようなスーパーマンの登場を必要としなかったこと。一方、善悪がはっきりしすぎており、その分ステレオタイプ化を免れなかったこと、またライバルのサヤマ製作所も発注元の日本クラインも共に自滅していくのであり、佃の側の鋭意努力だけで道を切り開いていったのではないのも、幾分かは残念な要素である。そして、こうした熾烈で過酷な企業同士⇒
混沌

ドラマは1・2あわせて最初のシリーズ。3・4あわせて次のシリーズでした。 原作にはないドラマの中だけでの「シュレッダー」がまだ伏線として回収されてないので、続編はあるかもしれません。

11/10 11:40
ヴェネツィア

混沌さんは、このシリーズの権威だったのですね。他の方の感想を読んでいて知りました。

11/10 16:51
10件のコメントを全て見る
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りょうち
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3.5/5 前作でロケットのバルブ製作に成功した佃製作所が、今度は心臓の人工弁づくりに挑戦します。ライバル会社の妨害に遭い、社内からも造反者が出てピンチに陥るものの、最後は社員の頑張りで何とか乗りきるという筋は前回と似かよっているので、既視感を覚えながらも楽しく読めました。今作は2人の若き技術者たちのひたむきな姿がいいですね。
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ひろし
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ロケットのバルブを成功させた佃社長。今度は心臓の人工弁に挑戦し、またしても成功させた話。前作同様熱い仕事ぶりと、ライバル会社の横やりでまたまたすぐ読了。次行きます。
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なおし
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前作が面白く続けて読みました☺️ 人の数だけ仕事をする意味がある。 仕事で上手くいかない時や辛い時は何のために仕事をしているか見失いやすい。
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まさのり
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本作は人間、特に子供たちの命に関わる部分が大きく、その分涙腺もユルユルです。
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がたぴん
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感動のシリーズ第二段。佃製作所が一つにまとまっていく様もいい。
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Nobuko
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心臓の人工弁の製作という、また違った白い巨塔に真っ向勝負を挑むことになった佃製作所。情報の流れで右にも左にも流れる大企業や役人にヤキモキさせられる。本作の肝は佃製作所のライバル会社サヤマ製作所の存在。NASA出身の社長がいけすかない方法で大企業に取り入る様は本当に腹が立つ。しかし、誠実にものづくりを続け、納得いくまで試作を重ねる泥臭いやり方が最後は勝利する。反抗的だったり、冷めているように見える若手社員にもそれが伝わったようで爽やかな読後感。
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お~い
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終わりよければの作品。 三○だよなぁ、まんま
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takachin
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技術力と揺らぎない信念で大きな壁を乗り越えていく、痛快なストーリー。
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Ichi Koma
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図書館本。下町ロケットの続編。やっぱり痛快で面白いです。まだまだ続編あるので読みたいです。
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ひでちん
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『下町ロケットシリーズ第2弾』前作から数年後、ロケットエンジン開発をNASA出身社長率いる会社へ乗替える話が浮上し危機に瀕す佃製作所。 一方心臓病患者の為の人工弁作りに新規参入し、今回も様々な軋轢や横槍があり散々苛々させられたが、面白かった!!! 相変わらず大企業を笠に着て、下請けを人間とも思わない態度の奴等‥‥また『白い巨塔』ばりの医学界の腐った体質に大概辟易した。 物語上では大団円も、現実は、厚労省や各省庁キャリア役人達の「出世の為の保身・事なかれ主義」が数多の尊い事業に歯止めを掛けているのだろうか‥
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さく
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再読。下町ロケットが面白かったので、一気に続編3冊借りてきました!ロケットから、人体へ。今回も、敵があの手この手で嫌がらせをしてきますが、佃製作所の職人たちは、負けずにコツコツ研究開発します。最後には、あれよあれよと大逆転〜!前作で佃製作所を裏切った真野が、今作では再び佃製作所と協力して仕事をしているのが嬉しかったです。これも、佃さんの人徳ですね!悪役の医師も、根っからの悪人ではなく、出世したり、お金が絡んだりして初心を忘れてしまっただけ。そんなふうに思える終わり方で、よかったです。
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mattari🐈
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ネタバレ◆「人間ってのはな、マイナス思考に陥るのは実に簡単なんだよ。それに比べたら、プラス思考のいかに難しいことか。苦しいときこそ、人の真価が問われるんだ」 ◆「だけどな、中里、ひとつだけ聞いてくれ。どこに行っても楽なことばかりじゃない。苦しいときが必ずある。そんな時には、拗ねるな。そして逃げるな。さらに人のせいにするな。それから──夢を持て。オレがお前に贈ってやれる言葉はこんなことぐらいしかない」
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外枠発走
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シリーズ第2弾。佃製作所のロケットバルブの仕組みが心臓人工弁といった医療機器の分野に展開していく。医療技術は欧米に大きく遅れを取っている。従来品の人工弁はサイズが大きく、子供の患者に取り付ける場合は、本来の位置をかえるなどの弊害が生じるらしい。それに伴う人体への影響は少なくない。ビジネスを忘れ、人の命を救う事に固執する技術者の気持ちは大いに理解した。勧善懲悪ぶりは少し鳴りをひそめていたが、仕事の意義について大いに考えさせられる良作だった。日本人の粘り強さが、欧米との技術格差を埋める瞬間を心待ちにしている。
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Billy
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久しぶりで著者の本を読んだ。メーカーの製品、部品開発の内容はその筋の専門家から聞く。知財や人材引き抜きの世界は普段の生活や新聞を読んだ限りではわかりづらい。そんな話を盛り込み、勧善懲悪の物語に落とし込んでいくとはベストセラー作家ならではの手腕。現在、単行本を処分したいが故の読書となり、第2章の途中で止めとした。本の読み方とは、その時々の状況で如何様にも異なる。なんとなく、こういう展開になるんだろうなあと感じてしまい、下町ロケットを読んだ時のワクワク感がなかった。2015年刊。西東京市図書館除籍本
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、
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仕事とは何か?大事なものは何か?考えてしまうな。
0255文字
まー
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下町ロケット2 今作も素晴らしかった特に終盤の子供の命云々はウルウルものでした 会社の大きい小さいについても考えさせらました
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鉄蔵
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下町シリーズ第2作目は、医療業界へ殴り込み!ドラマファンだった私としては、今田耕司さんの先生役が鮮明に思い出される作品でした。宇宙から医療、今回も山あり谷ありでしっかりと乗り越えていました。ひとつ終わってまた始まる。仕事に夢がなくなってしまったら、ただの金儲けです。それじゃあつまらない。違いますか…。こんな仕事がしてみたいもんです。
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