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ALONE ON THE WALL アローン・オン・ザ・ウォール 単独登攀者、アレックス・オノルドの軌跡

感想・レビュー
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鉄鍋
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凄いクライマーがいるもんだ。素手だけで絶壁をクライミングするなんて、想像するだけでも悍ましい。ましてや氷壁や雪の崖なぞ何たるや。単独フリーソリストの強靭な肉体と精神に脱帽。狭いクラックに指一本突っ込んで登るなんて信じられない。
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やまおじさん
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トミー・コールドウェルの『ザ・プッシュ』で知ったクライマー アレックス・オノルド(ホノルドと表記するのが正しいらしいが)とデイヴィッド・ロバーツとの共著。ロープやギヤ類をいっさい使わず、いわば裸一貫で岸壁を登る”フリーソロ”。考えてみれば、きわめて原初的な岩登りのスタイルで、そこに魅力を感じる。もちろん、落ちてしまえば一巻の終わりで、ふつうの人には真似できないことだ。コールドウェルもそうだったが、このオノルドも人間的な魅力に富む人物。手に汗握る映像も見てみたいものだ。
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Hisatomi Maria Gratia Yuki
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登攀のハードさが手に取るようにわかるように書いてあるので、怖くて一日に30〜60ページくらいしか読めず、わたしにしてはかなり日にちをかけての読了。とはいえ読後はさわやかな気持ちで、花粉症の時期なのに近郊の山にハイキングでもしに行きたくなる。役者あとがきの「最後に、本書の出版を最も心待ちにしてくれていた亡き谷口けい氏のもとまで本書が届くことを、心から願ってやまない。」の言葉には涙ぐんでしまったが。
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Mirunovic
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読んでいても、いつか落ちるな、という刹那さやネガティブ要素を拭えなかった。 植村直己や先人達同様、周りに踊らされずに自分のクライミングを大事にしてもらいたい。
0255文字
まき
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ネタバレロープなし。落ちたら最後。フリーソロのロッククライマー、アレックス・オノルドの半生を振り返る。 ささいなミスも許されないフリーソロなんて縮み上がるほど怖いと思ってしまうのだけれど、 難しいコースをハイスピードで登って行ってしまうという記録争いの側面もあるというのも怖い。 共著のデイヴィッド・ロバーツは、アレックスの魅力をあますことなく伝えたいと思っているんだろうな、冷静でアツい文章。
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Yasutaka Nishimoto
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ピオレドールの受賞もしているフリーソロクライマーの著者。重力に逆らって岩にとりつく表紙の写真にも圧倒されるが、YouTubeなどでいままで見たことのある、超人的なスピードクライミングが彼だったのだと気づくには時間がかからなかった。本書の中では、ベースジャンプにより命を落とすクライミング仲間が多く登場しているが、著者には岩から落ちて欲しくなく、これからも登り続けてほしいと願う。
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vonnel_g
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世界トップレベルのフリークライマーの生い立ちと過酷な活動の記録。登山に興味はないが山に登る人の話は面白いのでつい読んでしまう。命に関わるような危機がさらっと書かれていて、その何気なさ、気負わなさに驚かされる。遠征の際の環境負荷を心配するクライマーってほかではあんまり読んだことないな。こういうところに人柄が表れていて面白い。文中「MERU」の監督ジミー・チンが登場するということは、あの映画にこの人も出てたのかもしれないな。
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NABA
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アレックス・オノルドの人物を赤裸々に描いてあり、読み始めは、一体どんな人なんだ?と思っていたが、決して明るくはないが真摯に自分に向き合おうとする彼の青春とその時々の感情に共感させられた。 また、「フリーソロの成否は、事前の準備に尽きる、と言ったのはそういう事だ。これから準備が万端だったかハッキリする」という言葉に、フリーソロの認識が変わった気がする。
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かわのふゆき
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間違いが許されない状況でも自分を保っていられる能力。プロであるとは、好きなことを好きだと思えないときにもやること。ジュリアスアーヴィング
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HAL
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落ちたら死ぬ。降りれなかったら死ぬ。フリーソロやその他の偉業を成し遂げたアレックスオノルドの話。 それだけの冒険に彼を向かわせる渇望と、それを成し遂げる自信と冷静さ。 私とほとんど同年代とは思えない世界。
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ミジンコ
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現役のトップクライマーでは最も研ぎ澄まされたクライマーではないだろうか。
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