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うそつき、うそつき

感想・レビュー
297

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boooook
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発想は面白い
0255文字
しょう
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ネタバレ国民を管理する目的で首輪型うそ発見器の装着が義務付けられた世界が舞台。そんな中、非合法に首輪を除去する事を生業としたフラノ。稼業が稼業案だけに常に危険と隣り合わせ。加えてこれまでに過酷な環境に身を置いていたからか、性格にやや難ありで心に闇を抱えている模様でどうしても外したい型の首輪を求める日々を送っている。反政府行為とも取れるので、結末は分かり切っている事ではあるものの、これまでの経緯を考えると寂しさがこみあげる。
0255文字
うゑしま
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首輪型嘘発見器が国民全員に付けられた、なんともおぞましい設定の架空世界の話。時系列が複雑でちょっと難しい。
0255文字
Chloe
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ネタバレ久しぶりの長編でしたが、面白さもあってスイスイ読めました。手に取ったきっかけは見覚えのあるイラストとタイトルだけでした。 「首輪」によりずっと人生を狂わされてきたフラノが最期に「首輪」を頼り、自分の生きたいという意思を確認するシーンがとても皮肉的でした。 ...「師匠」、ピッピ、「仲介人」。彼らが今後どうなるのか。「仲介人」がピッピを始末してしまうという最悪の未来を思わず想像してしまいます。18歳には酷な人生。やりきれない読後感です...。
0255文字
まっちゃん
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国民全員が嘘で光る首輪をつけられたディストピアで、首輪除去師として生きる少年の物語。あまり救いはない…。でも、だからこそこの作中の除去師の存在意義について考えさせられる。こんな世界が来ないことを祈る…。正直、嘘がバレる首輪で一番困るのは国側な気もするけれど。
0255文字
あんこ
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首輪型の嘘発見器の装着を義務付けられた国で、非合法に首輪除去を請け負って生計を立てる少年フラノの物語。人の命をあまりにも軽く扱うわりに自分の子供はなんとしても守ろうとする首輪開発者たちが滑稽だった。ラストには死しか待ってないことがわかるけど、真相を知りたくてどんどん読み進めた。でも本当の真実はわからないまま。
0255文字
星野区
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片山若子さんのイラストが好きなので、表紙きっかけで手に取りました。舞台は日本ではない、架空の国。非人道的な設定に面食らうも、けっこう細かいところまで設定が詰めてあります。ミステリという触れ込みで発表されたらしいですが、それらしい展開は中盤辺りまで無いので、ちょっと焦れました。
0255文字
ツジ
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最後の方が無理やりな気もするけど、想像力が広がるような物語だった。
0255文字
Sugar
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無理がある話だけど何とか読めた。少年の気持ちはおばさんには難しい
0255文字
グレッチ23
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ネタバレ設定はいいけど開発者と家族が無駄な細工した首輪をつける意味が分からなかったかなぁ 息子死んでるし サクラノの最後の赤ランプは、そりゃそうだ
0255文字
ギルヲ
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首輪型嘘発見器の装着義務のある国で、非合法の首輪除去を生業としている18歳のフラノの物語。純真だけど汚れていて、臆病なのに尊大な、正義に憧れる卑怯者フラノの姿が、個人的には少し身近に思えました。悲しいほど静謐なエンディングが好悪を越えて印象深い。嘘を禁じられた国という設定がある種童話のようなディストピアSFですが純文学の香りも少し。良い小説でした。
0255文字
rin
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著者のデビュー作。読み応えのあるディストピアSFミステリ。誰を信じて、どの言葉を信じればいいのか、首輪型嘘発見器の着用が義務付けられたこの世界の真実とは、どこまでが虚構でその境界やいかにあるのか——。真実を求める主人公フラノと一緒に読者も振り回されるからこそ、面白いと思えた作品。首輪除去しかできないフラノの葛藤を考えると辛く悲しい気持ちになる。正義とは何か、自分にとっての正義がただの偽善でしかないのなら、何を信じて生きていけばいいのだろう。果たして嘘は全て悪く、絶対悪とすべきなのか。色々と考えさせられた。
よたろう

ディストピアSFミステリ、面白そうですね。読んでみたいです!

05/03 22:06
rin

ファンタジー色が強めなので、ミステリ要素はスパイス的なものかなと感じましたが、アガサ・クリスティ賞受賞作とのことなのでディストピアSFミステリかなと、、、。 人によっては荒削りなところがあるとの感想もありましたが、自分的には面白かったです。よたろうさんの感想楽しみにしてます!

05/03 23:31
0255文字
有機物ちゃん
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ネタバレ嘘発見器の装着が義務付けられたディストピア小説。首輪を外そうとすると首が締まるか、切断される仕組みになっている。主人公は違法に首輪の除去者を生業にする少年。親もなく、思春期の男の子が目の前の残酷な現実の中でなんとか自己実現をしようと奮闘する姿はプライドが高く、人を見下してるように映るがそうしなければ精神が持たなかったんだろうなぁ。陰謀論的な事に翻弄されて正義感や義憤に駆られて行動した事が全て裏目に出て、救いのない世界観で信じられるもの、真実はなんだったのかなんにもわからないまま終わるのがかなり良かった。
有機物ちゃん

タイトルがフラノの叫びや、自分に向ける怒りの言葉に感じてせつない。

03/26 18:34
0255文字
本みかん
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嘘をついているかどうかが表示される装置の装着が義務付けられた国の話。非合法に装置を無力化する仕事をしている少年。いろんな人がいろんな理由で装置を外してほしいと少年に依頼する前半と、少年がトラウマと対峙する後半。設定が素晴らしい割にはそこまで楽しめなかったかなぁ。
0255文字
Motomi Kojima
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5年ぶりに感想を書く。救いを求めての読書だが、救われない結末。けど、世界には引き込まれた。しばらく、本を読もうと思う。
0255文字
みのかさご
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不思議な話。要所要所でドキドキするんだけど、結局、何が言いたかったのか分からない。わたしの理解力がないのかな?
0255文字
toshi
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2015年のアガサ・クリスティー賞受賞作。首輪型の嘘発見器を国民に取り付ける世界を描いた、ディストピア・ミステリ小説。主人公は18歳の青年で、首輪解錠師を生業として日々過ごしております。誰が嘘を付いているのか、どれが本当のことなのか結局分からなくなってしまい、主人公は苦悩に陥ります。ラストは正直言ってハッピーな終わりかたでは無く、全ての謎が回収されている訳ではありませんが、色々と考えさせられる内容となっておりました。
0255文字
へいちょー
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SF要素弱めヒューマンドラマ強め。 (読んでたけど登録してなかったやつ)
0255文字
如月瑞悠
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ネタバレ清水杜氏彦氏の第五回アガサ・クリスティー賞受賞作品。 国民の管理のため、嘘を感知する首輪が開発された世界。その世界で非合法で首輪の除去者となったフラノ。師匠という人物に教わった技術で首輪を外すが、親友のハルノを殺してしまう。 ―信じたそれは真実か。嘘か。 ラストには唯一愛した存在、サクラノの言葉と首輪がとても胸に突き刺さりました。 嘘発見が本当にいい事なのか、真偽について改められる作品。 青春と真偽の物語。
0255文字
サト
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嘘が相手に知られてしまう首輪をつけられた人間たち。それを除去する主人公。心情がブレブレの主人公の気持ちに寄り添えず魅力が分からなかったなー。
0255文字
ktamama
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図書館のおすすめコーナーで見つけました。うそ摘発の首輪の装着が義務づけられた近未来社会のお話です。よくこんな世界を創造できたなと・・・。時系列で16歳と18歳の描き方が物語にマッチしていた感じがした。自分で選んでいるようで、結局周りに振り回される人生を生きる主人公フラノが悲しい。
0255文字
真
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☆☆☆
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みやこしあん
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ネタバレ初清水杜氏彦。幼児以外の全国民が「後ろめたさに反応する首輪」を填めた国で、首輪を除去して生きる少年の青春ディストピア。嘘吐きばかりで死屍累々(大好物)。師匠の印象がコロコロ変わるが、本当はどんな人物だったのか。ハルノとクールハースが好き。能力の使い道、万能感と感傷。映像化してトラウマ鬱アニメになって欲しい。【メモ】装着者のこころだけがその誠実さを推し量ることができる/空白/普通の鳥だ(略)いないに等しい/みたい。/レンゾレンゾは攻略できない/復讐にこどもを巻き込む/←東京結合人間、舌の上、死者ノ棘、暗珠。
みやこしあん

世界共通語エスペラントPURA SERVO/

02/05 11:40
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本屋びと
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素敵な表紙とタイトル、あらすじに惹かれて購入してみました。首輪型ウソ発見器の装着を義務付けられた世界に生きる、首輪除去技術をもつ少年のお話って。。。アガサ・クリスティ―賞受賞作みたいなんだけど、全然アガサ・クリスティー感はなくて、むしろSFアニメとして脳内再生してた。世界観の設定が作り込まれてて、一大ディストピア叙事詩みたいな。面白かったー。アニメ化してほしいな。
0255文字
豚肉丸
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Twitterのフォロワーさんにおすすめされたので 嘘をついたら首輪に付いたランプが光る社会で、首輪を外すことを職業にしている少年のお話 最初のユリィのシーンから心に衝撃が来て、読み進めていくうちにドンドン重くなっていくし救いが無い展開へ落ちていく でも、ラストまでずっと惹き込まれたし、時系列をシャッフルしていく構成なため、長さは全く感じなかった でも後味が…ラース・フォン・トリアー作品並みに後味が……
0255文字
ことり
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ネタバレ2015ハヤカワSF新人大賞試し読み読んで、続き読みたくもタイトル思い出せず長らく探し求めていました。軽いノリから、ハッピーエンド作品と疑わず読み進めていたので、終盤大盛り上がり。 他人の嘘はどうでもいいけど自分の嘘は気づいてくれ、という用途でのニーズはかなりありそうな日本と思った。
0255文字
白菜
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肝心の首輪着用化への経緯、主人公がサクラノに強く想いを寄せる理由もイマイチ納得できなかったしそもそも結構なことをしておきつつ適当な自己憐憫でお茶を濁し結局嘘だらけの世の中が悪いみたいな感情に帰結する主人公の性格が気に食わなかったので楽しめませんでした。全体的に悪い意味でチープな感じがしました
0255文字
アッキー
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嘘をついたら光って周囲にわかるという首輪を全員がつけている世界。とんでも設定ならそれはそれでと割り切って楽しめるが、そこまでではないし、かなり無理があるように感じる。また、全体的に設定に矛盾が多いようにも思う。首輪を外すのを生業としている主人公の内面もそれほど濃く描かれるわけでもないし。あっさりと人が死んでいく、そんな乾いた雰囲気は良かったので、もっとこの世界観を活かして欲しかった。
0255文字
chacha子
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ネタバレ最終的に主人公が首輪社会を廃止することに成功するワクワクジュブナイルSFだと思って読み始めたのに、うそつき、うそつき!(自爆)恐らく主人公でさえも首輪の反応に慣れきってしまって、誰が真実を話し、誰か嘘をついているかの勘が鈍ってしまっていたんだろうな。犯罪者の摘発だけではなく、人間の適切な判断力を奪うことも、体制側の意図だったとしたら怖い。後味最悪(褒め言葉)ディストピア青春SFでした。
0255文字
あ。
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ネタバレ星4
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JH
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Twitterのあやふや文庫で気になった本。面白かった。
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はな
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ネタバレタイトルの言葉はきっとフラノが心の中でずっと叫んでいた言葉。誰も救われない話。今年のベスト3に入るくらい好き。最初は主人公の成長譚かと思ったけれど、果たしてフラノは成長したのだろうか。切ない、と一言でまとめるにはもったいない作品。ピッピはそのあとどうしたんだろう?番外編があったら絶対読みたい。
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hohe
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ネタバレ「ページを捲る手が止められない」を久々に体感した本だった。個人的には好きな部類だが、カタルシスが物語の要件である人にとっては割と最悪な読後感なんだろうなと思う。素朴な二人称視点ですいすい読まされるディストピア。嘘発見器によって統制された世界の閉塞がテーマなのに、中盤以降は主人公も読者も何を信じたらいいのか分からなくなる、絶対的な真実という拠り所が欲しくなってしまうような構図がアイロニカルな追体験で面白かった。
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瀬々
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この世の中に存在するありとあらゆる『嘘』。管理され窮屈になり望まない出来事ばかり起こる世界。嘘に翻弄される日常。この世界ほど重度ではないけれど、現実も中々に息苦しいなあと思いながら読んでいました。読了後にタイトルを振り替えると胸が痛くなります。
0255文字
とくま
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×P30。設定は面白そうなんだけど、なんか入っていけず。
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水素
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ネタバレ序盤はすごく面白いんだけどそこで高まった期待値を超えることなく終わったかな…読みやすいしおもしろいんだけど、カタルシスは無い。そういう主題なのかもしれない。現代の閉塞感を表していると言えるのかもしれない。子供は悪い大人に利用されるだけ、抗っても権力には勝てないし体制は変わらない。
0255文字
kinpica
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全国民に嘘発見器の首輪を義務化。嘘をつくと赤く光るランプ。しかし自分では見えない面白そうなストーリー。最後はスッキリしないが、結局ピッピと師匠誰が言ってる事が正しいのか、嘘発見器のストーリーなのに結局のところ誰が嘘をついてるのか分からない。先が気になり一気に読み進めた。
0255文字
midori-mushi
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再読です。2回目です。前に友人に借りて読んだのを購入しました。相変わらずすごいですね‥‥世界から抜け出せない感じです。
0255文字
 りゅりゅ
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ネタバレとくにケチをつける箇所がないというところが新人さんとしては驚異的。基本のアイディアはたった一つのはずなのに、首輪社会という舞台を使って嘘の様々な側面を見せ、読者に考えさせるという風に自然な広げ方がされている。サクラノが死ぬ前に答え(アルコール)に辿り着き、どちらかもしくは両方が生き残るという終わり方を選択することもできたんじゃないかと思うのだけれど、あえてこの結末なのだろう。どちらがいいと思うかは完全に好みの領域だろうから、そういうところで作者さんと合うか合わないかが分かれそうである。
0255文字
kozue
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嘘をつけば赤ランプ。真実ならば青ランプ。除去を試みれば絞殺。そこで表れた違法の首輪除去者!首輪には種類があるとか、どんな特徴があるだとか説明がかなり詳しい。首輪から様々な真実が浮かび上がり後味はよくないけど、とても面白かった!でもその真偽だってわからない。誰を信用すればいいんだ?!/嘘発見器を常に付けられるとさぞ生きづらいだろうな。例えば無限ループの子供の会話に「もぉええやろ...(´д`)」と思いながらの「わぁすごいね~!!」だって赤ランプがついてしまうってこと。非常にやりにくい(笑)
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