ダレンシャンシリーズのイラスト(田口智子さん)が気に入って購入しました。しかし同じ小説でも、洋書では随分と雰囲気が違って、グロテスクなイラストで、もろホラーって感じでびっくりしました。これなら絶対読まなかっただろうと思います。カバーデザインって本の売り上げに影響大だと思います。
同じように、『夏への扉』(ロバート・A・ハインライン著)のカバーデザインも和書と洋書では随分雰囲気が違います。和書はかわいい猫ちゃんのイラストですが、洋書は“SF!もしかしてホラーか?”といった雰囲気です。とても同じ小説とは思えません。ちょっとトピックからは外れてしまいましたが、いろいろ比べてみるのも面白いかと思いました。
小川未明さんの「赤い蝋燭と人形」。
酒井駒子さんが好きで、それを書いてることを知り図書館へ。残念ながら酒井さんのは無く、他の作家さんのを借りたのですが…。その後いわさきちひろさんの「赤い…」と出会って今手元にあります。挿し絵でお話の印象って本当にちがいますよね。私は絵本を読むことが多いのでとても感じます。
私も「ステップファザー・ステップ」を荒川弘先生が描いてるものがあって、おもわず衝動買いしてしまいました。
一番初めに読んだのが青い鳥文庫版だったので、今でもハードカバー版や、普通の文庫版など絵がないとちょっと違和感を覚えます。
早川書房のミステリアスプレス文庫から出た本(エルキンズとか)は、ハヤカワ・ミステリ文庫化されると表紙が変わりますよね。個人的には、元々のバージョンの方が良かったのになあ、と毎回思います。
表紙と言えば、ハヤカワポケミスの装丁を手掛けていた勝呂忠さんが亡くなられましたね。これ以降のポケミスの表紙を誰が担当していくかは分かりませんが、50年間続いてきた表紙が変わるのは、やはり淋しいものがあります。
私はイラストレータの中村佑介さんのファンなので、氏が描いた表紙についつい目がいってジャケ買いしてしまうことがあります。デザインやイラストって本を選ぶ基準にもなりますよね。
中学生の頃好きだった日向章一郎さんの放課後シリーズ、星座シリーズもみずき健さんのイラストに惹かれて読み始めました。が、途中でイラストが変わって読むのをやめてしまいました。シリーズでイラストが変わってしまうと脳内のキャラ設定が崩れてしまって違和感を感じてダメでした。
塩の街(有川浩)の文庫版とハードカバー版を両方読みましたが印象がまるで違うのに驚きました。
洋書と翻訳書だけでなくハードカバー版と文庫版で違うのもありますよ。出版社が違う場合もありますしね。
ここに登録するときにもカバーが変わってたりするとガッカリしたり、このカバー、カッコイイから読んでみようと思いますから凄く面白いと思いますよこのトピック。
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