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近代~昭和の作品でオススメを教えて下さい!

(トピック例) 「 その本のタイトル 」 ( 著者 )
トピック

やぎちゃそ
2011/06/17 21:36

内容とか、面白い点など…。

どしどしお願いします!

このトピックのコメント
6

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やぎちゃそ
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海さん>> 恥ずかしながら、吉屋信子さんは知らない作家でした。
少女小説ですか…女性を題材として取り上げる御話はあまり読んだ事が無いので、是非とも読んでみたいです。
ありがとうございました!


紫暗さん>> 梶井基次郎は、先日、岩波文庫の「檸檬」を読んだのですが、そこには「桜の木の下には」は無かったです…。今度、全集で読んでみます!

夢野久作って、もしかして「地獄少女」の著者の方でしょうか?
角川文庫の冊子に載っていたので、私の中で、少し興味のあった作家さんです!

三島由紀夫は、高校の時の友達に、あまりお勧めしてくれる友達が居なかったので、
まだ手を出した事がありません。
読まず嫌いは駄目ですよね。読んでみます。

そして、志賀直哉に川端康成、たくさんのお薦めありがとうございました!


きたあかりさん>> 尾崎一雄・林芙美子・北條民雄
聞いたことのない作家さんの名前が並んで、自分の無知が恥ずかしいと同時に、知らない作家さんに出会えた喜びで気持ちが高まっています!(笑)
年号まで、ご丁寧にありがとうございます!
ありがとうございました!


ゆのさん>> 太宰治は、教科書に載っていたような、比較的短いものしか読んだことしかないです。
「走れメロス」とか、「富嶽百景」とかです。
これを機に、長編も読んでみたいです。
ありがとうございました!

やぎちゃそ
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皆様、たくさんのお薦め作品を挙げて下さって、ありがとうございます!

しい
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近現代の文学あまり詳しくないんですが、太宰治とかいかがでしょうか?
「晩年」「人間失格」等自分の弱さをさらけ出すものが有名ですが、素材というかテーマというか、よそから材をとって自分なりにアレンジするのがとても上手な作家さんでもあります。また短編もすばらしいものがたくさんあります。

短編では「女生徒」「富嶽百景」「駆け込み訴え」「満願」などがおすすめ。
長編だと「右大臣実朝」「津軽」「新ハムレット」などおもしろいですよ。

ひねもすのたり
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「海さん」おススメの吉屋信子作品のなかでは『鬼火』
という短編が好きです。 ちょっとホラーチックな作品
ですが、炎と帯の使い方が巧みです。

「紫暗さん」おススメの中では、志賀直哉作品『剃刀』
圧倒的な描写力と緊張感。秀逸のひとことに尽きます。 

私のおススメは・・・

尾崎一雄 『虫のいろいろ』 (1948)
最もすぐれた随筆だと思います。

林芙美子 『骨』 (1949)
長編なら『放浪記』『浮雲』ですが、クオリティーの高い
短編といえば『骨』に尽きます。

北條民雄 『いのちの初夜』 (1936)
23歳で夭逝した作家の作品です。

紫暗
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初めまして。私も国文科の大学に入ってから慌てて近代文学を読んだので(^^;その中からいくつかおススメを。

まずは梶井基次郎。
この人は作品数が少ないというところがまずおススメ。
確かちくま文庫で全集、全1巻だったはず。
つまり、一冊で作品が網羅できてしまうので、とりあえず作家を制覇したい!という場合にはこの人から入るのがいいかと。
作品では書店にレモンを置くことで有名な「檸檬」や桜の下には死体が埋まっているという話で有名な「桜の木の下には」等が収録されています。
短編ばかりなので、純文学が苦手という人でもすぐ馴染めていいと思いますよ。

女性に人気な作家で言えば夢野久作。
「ドグラマグラ」で有名ですが、これは長いのと話が平坦で純文学が苦手な人はつらいと思うので、あまりおススメできないんですが、短編集に収録されている「瓶詰地獄」などは短くて読みやすく、衝撃的な話です。

あとは三島由紀夫。
この人は戦後活躍していた作家で、友人だったという人がまだ生きているくらいですから、私達には理解しやすい書き方の小説が多いのに、戦後の混乱期の雰囲気などもわかって面白い作家だと思います。
「金閣寺」や「潮騒」が有名ですが、短編から入ることをおススメします。
短編ならどれも面白いと思いますが、「憂国」が一番作者っぽいかな。

近現代の辺りの文学は読みづらいことも多いので、全体的に短編から入るのがお勧めです。
志賀直哉の「剃刀」、川端康成の「片腕」などもいいですね。
短いと思うと全く知らない作家でも手が出しやすいですし、面白いと思ったら長編にいけばいいかと思います。

海
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はじめまして。吉屋信子さんをオススメしていいですか?
吉屋さんは、日本の少女小説ジャンルを切り開いた方です。
とにかく文章が美しくて「日本語とは、かくあるべき!」と思いました。
少女小説では「わすれなぐさ」が好きですが、小説として面白いのは、
「徳川の夫人たち(上・下)」と、短編集「生霊」です。

「わすれなぐさ」は、女子高を舞台にした友情ものです。
下級生を「ちいさいひとたち」と呼んだりするのが、たまりません!
「徳川の~」は、大奥で活躍した女性達の物語です。当時の文化を、実に
細かく調べてあります。よしながふみさんのマンガ「大奥」でも、参考
文献として紹介されていました。
「生霊」は、タイトルこそ怖いですが、ホラーではありません。
こちらは第二次世界大戦中~戦後の時代を舞台にした、ちょっと不思議な
匂いのする短編をまとめたものです。
よろしければ、ぜひ読んでみて下さい。

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