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本にまつわるエトセトラ

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桃水
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蛍といえば田中芳樹著「薬師寺涼子の事件簿」シリーズの一冊に蛍狩りに行くシーンがあったような…ええと、「夜光曲」ですね。女王様なヒロインが妖怪や怪物が絡む事件を解決するライトノベル?です。 確かその次の巻「霧の訪問者」も初夏の軽井沢が舞台でしたのでいかがでしょうか? 他に6月のキーワードなにかあったかしら…5月後半くらいから麦秋(麦の収穫時期)らしいとか。 麦といえばビール、小麦粉…荻野 恭子著「1つの生地で餃子も、めんも、パンも! -ユーラシアの粉物語-」とかどうでしょうか。 レシピ本ですが、東は中国から西はイタリアにかけての国々の小麦粉料理を写真付きで紹介していて麦と一緒に料理も伝播(具や大きさなど変化してますが)しているのがわかります。 佐藤 洋一郎 著「よみがえる緑のシルクロード (岩波ジュニア新書)」では麦の伝播ルートとその地域の環境の変化について考察されてるので併せて読まれてみるとか。 シルクロードといえば西域の情報を持ち帰ってシルクロード交易の基礎を築いた前漢の張騫が中国に麦を伝えたとの説(それ以前に伝わっていたという説もありますが)もあるようなので張騫の伝記やその時代を描いた小説を読んでみるのも面白そうです。 あれ、だんだん話がずれてきてます?!