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メディアワークス文庫

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ゆき
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『INNOCENT DESPERADO』 著者:綾崎隼 既刊本『蒼空時雨』の登場人物、紀橋朱利の高校時代を描いた青春ラブストーリー。 “青春時代”に翻弄されながら、それぞれ掛け替えのないものを守るために家出を決意する4人の少年少女たち。 共同生活を通してお互いに絆を深め合いつつも、主人公(朱利)には誰にも話せない秘密があった。 朱利によって、大切な人を愛することの不安と葛藤そして希望が語られる最終章は、読み手に深い感動と共感を与えてくれます。 「始まらなければ終わらない」という朱利の言葉を「踏み出さなければ、始まりも終わりも無い」と逆説的に理解すれば、きっと恋愛に勇気を与えてくれる一冊になると思います★★★ !(b^ー°) 【参考】 本作の10年後、紀橋朱利や朽月夏音が成人したストーリーが、『蒼空時雨』になります。 連続物ではないので、どちらを先に読んでも大丈夫ですが、個人的には『INNOCENT DESPERADO』を先読すると、『蒼空時雨』の感動が深まると思います♪♪♪