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本格推理小説好き集まれ!

ネタバレ!Yの悲劇に関して。
トピック

がたやぴん
2014/07/09 21:09

どうしようもないほどネタバレします。











改行にて、行数をかせいだつもりですが、いきなり下記の質問が見えたらごめんなさい。

このトピックのコメント
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kate
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読メ来るようになって大分減りましたが自分は元々好きな作品を繰り返し何回も読む人間なのでこんな感じの感想を抱いてたりします(^o^;)

hanchyan@つまりはそういうことだ
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こんばんは。

Yokoさん>わかる気がします。ただ、ときどきで見かたは変わっても「!」のポイントは変わらないからこそ名作ってことで。

がたやぴんさん>推理合戦て。さすが理系!って、ちがいますねスイマセン(笑)。
(本格に限らず)ものがたりにおける“探偵役”になにを期待するか、ってことでしょうかねえ・・・。

kateさん>年賦が微妙でスイマセン・・・むしろ始まりでしたか!なるほど。ハードボイルドでは「探偵は職業ではない。生き方だ」という名台詞がありますが、一方で本格において“探偵”を“装置”として考えてみるとき、情緒に流れない(ように見える)ぶんだけやっぱ麻耶さんてスゲエと感じます。

がたやぴん
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探偵の裁きがある作品は、その賛否を考えてしまうのであまり好物じゃないんだよねぇ。自殺を促すものや、情報をリークして社会的制裁を追加するのとかも苦手。トリックやロジックが最後の最後で霞んでしまって。。。読了のコメントが顕著なんだけど、ミステリの個人的な楽しみ方は、主役探偵と自分との推理合戦なので。

🐾Yoko Omoto🐾
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正直、30年ぐらい前に読んだ初読時やその後の再読時では、自分自身の著者や作品に対する知識量がまるで違うので、記憶の中では作品への単純な驚きが如何に凄かったかということが自分の評価の基準になっています。
でもkateさんのような解釈を踏まえて読めば、もっと面白い作品になるんだろうなと思いますね。

kate
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hanchyanさん>えっΣ(゜Д゜)どちら様ですか(笑)
最後の終わり方に関しては将来的に今以上の罪を犯すであろう子供を死刑等の裁きを下せない司法の代わりに裁いたレーンの行動はまさに「後期クイーン的問題」の一端ですね。自分はむしろこの辺りの作品から「後期クイーン的問題」に至り悩まされていったのでは無いかと思います。絶対的な振る舞いで裁きを下す探偵に疑問を感じてしまったのではないかなと…

がたやぴん
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はんちゃん!
深すぎw

hanchyan@つまりはそういうことだ
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こんばんは。一日遅れだ・・・

「梅毒」「裁き」派です。
前者については、黄金時代本格読んでると例えば“電話”とか逆に“戦地からの復員”みたいに「ああ、当時は○○って▲□だったんだなあ」と感じるナニか、ととらえました。
後者については、“後期クイーン的問題の解決策の模索”みたいに予感してますがちょっと自信ない・・・このへんはkate準教授の教えを請いたいトコです(笑)。

kate
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自分はヒロさんと同じ宇野氏訳で読みましたがヒロさん、yucchiさんと同じくシナリオから外れて自分の意思で殺人を犯し始めたジャッキーに対して子供の家についてレーンが裁きを与えたのだと解釈しました。

がたやぴん
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シリーズを読破するまで解釈をあいまいにしたのかもしれませんね。

鮎川信夫訳は、初版が1959年であるため、目や耳が不自由なことに対し、現代では許されない表現を使っており、梅毒の誤認になりかね無い表記をこの時代に避けたとも考えずらい。

やっぱり英文で読めないのが辛い。解説のサイトには梅毒による凶暴性に関し触れているものがあったが、原文を読んだものなのか、誰かの訳に起因したものかが不明。

鮎川信夫訳だけを素直に読むと、性格遺伝と育成環境に原因があり、ジャッキーは、バターミルクによる殺人未遂を致死率を投じた。シナリオとは違う、悪魔のような行動に出るが、うまく行かなかった。リトライし、明らかな致死率を投じた上で、無邪気に飲んだ。
事故?ロシアンルーレット風のゲームで自爆?混乱の上での自殺?レーンの態度やサム警部の会話からつたわるレーンの鉄槌!

再読必至かなこりゃ。

🐾Yoko Omoto🐾
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先天性の梅毒だと知能低下や様々な精神異常を発症したと言われてますね(現代では色々治療法もあるとは思いますが)

私は、そのような人間を野放しにしておくことはできないとしたレーン自身の最終決断だと読んでました。
法に委ねるのではなく自分自身が制裁を下したと。
そう考えるとレーン自身の「悲劇」がもっとも色濃い作品に思えます。

最近読んだ某作品が「Y」を彷彿とさせるものだったのですが、その解説で「実は黒幕がいたのかもしれない」という説もあるとかなんとか…。だとすればレーンはまんまとしてやられたことになってしまいますけどね( ̄▽ ̄;)

yucchi
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では安心して(笑)
私もそんなに詳しくないんで、あまり期待しないで下さいね。

がたやぴんさんと同じく創元鮎川氏訳で読み終えたけど、手元に角川越前氏訳があるので該当しそうなところ読んでみました。
ジャッキーの死はレーンの仕業でいいと思います。ラストシーン(サムとブルーノのやりとり)からも、うっすら感じられるのではないでしょうか。13歳という年齢からも正当な裁きでは対した罰も受けずに釈放されてしまうが、ジャッキーの犯行がヨークの小説から脱線してジャッキー自身の意思の元に行われるようになったことで、更生の見込みなしとレーンが判断したということでしょうね。

血脈というか動機としては「ハッター一族の遺伝的な弱さを受け継ぎ〜」とあったので、エミリーやコンラッドのどうしようもない性格が濃くジャッキーに現れてしまった上、「わがままでいたずら好きで残忍な気質を具えてい」たようです。何処かの解説サイトでは梅毒のせいで思考が残虐性の高いものになったともありましたが...。

実はレーンの行為については、「レーン最後の事件」まで読めばまた違った印象を受けるかもしれませんので、この位にしておきますね(笑)

がたやぴん
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創元の鮎川信夫訳では、梅毒という直接表現はなかったように思います。見落としかな?
梅毒に目が向いたのはカルテでワッセルマン反応の記載が多発したからです。

がたやぴん
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やはり、印象が違うようですねぇ。。。

ヒロ
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ジャッキーの死について…
私はレーンの仕業だと思いました(>_<)
レーンはジャッキーがあれを取るのを分かってて、あの場所に置いたと、私は解釈しました!
私が読んだのは宇野利泰さんの訳です。
血脈は遺伝の事だと思って読みました!

あくまで私の感想です(ー ー;)

へくとぱすかる
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鮎川訳しか読んでいませんが、結局ジャッキーは自殺した、と理解していました。
本当にそうなのかは、疑問はありますが。
ラストページでレーンが黙っている理由は、サム警視の言うことがその通りだったからだと思います。
サムは自分でもわかっていて、レーンに念を押したのだと。

さて、梅毒については現在と当時では病気のイメージがかなり違うので、
病気の怖さを強調する文章となっています。
このへん、現代の私たちはクイーンの書きぶりを批判的に読んでいく必要があるでしょう。
80年前の小説だという時代を念頭に置くべきではないでしょうか。

がたやぴん
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yucchi
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お答えする前に...。
トピックの題名って変更出来るんですかね?
題名にもネタバレあり!ってあった方が、皆さんにわかりやすいと思うのですが...(^^;;

がたやぴん
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ジャッキーは、何故死んだ?

レーンの仕業?
事故?
自殺?
他にいる?

血脈って。。。
遺伝?
梅毒?

創元の鮎川信夫訳では、この二点に関し、あいまい。

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