「天災は忘れた頃に来る」という名言を残した物理学者として有名な寺田寅彦は、優れた随筆を数多く残しています。彼の本業である自然や科学に関する作品から、映画や音楽のようなエンターテインメントに関する作品、生活の一コマを切り取った作品と、内容は多岐にわたります。そんな随筆家としての寺田寅彦を愛する人が、緩く語り合うコミュニティです。もちろん「科学者としての寺田寅彦を尊敬している」という人も大歓迎です。
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>ATさん 「虞美人草」を書いていた頃に聞いた実験を、「三四郎」の野々宮さんで書いたってことだったみたいですね。「先生が大家にならなかった方が長生きしてくれたかも」という個所も、寺田さんの率直な気持ちが書かれているようでじわっと来ます。しかしもし夏目先生が長生きしていたら、愛弟子の寺田さんが亡くなるのを夏目先生が見送らなくちゃいけなかったのでは・・・?と思ったりして、それはそれで夏目先生の心中を慮ると涙が止まりません。いやこれは「たられば」なので泣いても仕方ないのですが。
>ヒロポンさん あれは何度読んでも目頭が熱くなるんですよね。数か月に一度読み直しては、そのたびに当時のお二人のやり取りを想像しています。「猫」の寒月くんも寺田さんがモデルですし(他の人への手紙で「寒月くん」って言ってるし)、夏目先生寺田さんのキャラクターを余程お気に入りだったのでしょうね~。
>ベルクさん
ご参加ありがとうございます。
「柿の種」は読んだ者の心にすーっと染み込んで来て、他のも読みたいなと思わせてくれる
とても素敵な本だと思います。
とくにこれという活動はしていませんが、どうぞよろしくお願いします。
>ヒロポンさん 暇というわけでもないのでしょうが、それそこまで考える必要あるの?って思ってしまいます。満員電車の随筆もそうなんですけど、寺田さんの癖というか性格なのかなぁ(笑)茶の間の真ん中で澄ましていた猫も寺田さんも微笑ましいですね~。
>紅子さん 初めまして、ご参加ありがとうございます。この頃いい作家や作品に出会うのはタイミングが大切だなーと思うようになりました。このコミュニティが、紅子さんが寺田さんの全集を読むタイミングを掴む一つのきっかけになれば嬉しいです! よろしくお願いいたします。
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