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gumi
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【ジャンル】コンテンポラリー(ただし、携帯電話がない時代) 「ダンカンの花嫁」 リンダ ハワード 大富豪の義理兄を持ち何不自由のない生活をしていたヒロインは、新聞に出ていた「花嫁募集」の広告がきっかけでモンタナの牧場主のヒーローと出会うー。 リンダといえば、ロマサス!なんですが、この作品は事件というほどの出来事は何もなく、物語もほとんど主役二人だけです。ロマンスとは思えないほどヒーローは貧乏です!しかも、最初の結婚に失敗してるから、女性不信ハンパない!もー、こんな男やめとけ!と思うのですが、そこが、初めて会ったその時に火花が散ってしまう♪お約束。ヒロインのマデリンが、しなやかで一見するとおっとりしてるのに、いざという時の潔さ、その行動力がキリッとカッコイのですわ。 出会いから彼女にめろめろのクセにそれを認めることができるようになるためのヒーロー、リースの成長物語とも言えます。モンタナの厳しい大自然の中で2人の絆が深まるのも読んでて楽しい。脇役のカフェのオバ様がナイスな作品。とにかく、大好きな作品です。