コミュニティを開設して最初の投稿です。
哲学・思想で紹介する本で私が読んで良かったなと思う本は、
柄谷行人の『世界史の構造』 です。
この本は、経済学の基本的な概念である「交換」を使って、世界史を交換様式A(贈与と返礼)、交換様式B(略取と支配)、交換様式C(商品交換)と交換様式D(X)の4つの交換様式に分類してみています。
ちなみに交換様式Dは共産主義に近いものでそうでないもののようです。
注意すべき点は、世界史の具体的な事象は書かれていません(あくまでも構造ですから。)
この本を読んで、私は少し価値観が変わりました。
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